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2023年8月 月次売上概況(速報)

概況


8月は、全社売上高前期比104.1%、小売+ネット通販既存店売上高前期比103.7%となりました。

夏物の定価販売商品に加えて秋物の動き出しも見られ、既存店売上高は前年を超過しました。セール販売の抑制によりセール構成比の高いネット通販が苦戦したものの、小売既存店は堅調に推移しています。

株式会社コーエンの全社売上高前期比は75.4%です。

*速報数値には収益認識基準変更の影響は含まれておりません。収益認識基準変更の影響は確報値に反映され、速報値から数ポイント下がります。

*台風の影響により、東海・関西・九州地区のアウトレット店を含む47店舗が1日間の臨時休業を行いました。「月中1日以上休業した店舗は既存店から除外する」というルールを設定しておりますが、当月は例外の措置として、これらの店舗も既存店としてカウントした上で、既存店前期比等を算出しております。

メンズのアイテム動向

盛夏アイテムの半袖シャツ、半袖カットソーなど今すぐに着られる商品に加え、カバーオール、ブルゾンなど秋を見越した商品の動きも出ています。機能性素材を使ったセットアップも好調を継続しています。バッグなどの小物から新作を購入される方も多いようです。

ウィメンズのアイテム動向

薄手のニット、カーディガンなど、秋を見越した商品の動きが目立ちました。ジャケット、ワンピースなどのビジネスニーズの商品も好調に推移しています。メンズ同様、バッグやシューズなどから新作を購入される方が見られます。

秋物コレクションを下記サイトで公開しています。どうぞご覧ください。

2023 AUTUMN COLLECTION

投資家からいただいた主なご質問


Q. 定価販売とセール販売の動向は?
セール販売は前年を割ったものの、定価販売は前年を超過しています。セールの抑制でセール対象品を絞っていることや、7月が好調だったことで8月のセール在庫が少なくなったことなどがセール販売減の要因です。8月後半から本格的に秋物に切り替えており、ニットや羽織など軽めのアイテム、シューズやバッグなどの服飾雑貨の新作が好調でした。

Q. 買上客数、客単価の増減要因は?
買上客数の減はセール販売の抑制による影響が大きいと見ています。客単価はセールの抑制に加え、春夏に比べて単価の高い秋冬物の動き出しが出ていることの影響です。

Q. ネット通販売上が前年割れした要因は?
セール終盤の8月のネット通販は実店舗よりもセール売上の構成比が高い傾向にあるため、セール抑制の影響が大きく出ています。実店舗の方が秋冬商品の動きが早い傾向があることも、ネット通販の前年割れに影響しています。


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