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2023 連絡橋のシーズンまとめ。


サムネは橋です。連絡橋なので。
まずは自分の振り返り。チームの振り返りはまた後日。

【観戦記録】
3/5 今治vs福島 1-0
3/12 相模原vs福島 2-1
4/1 栃木シティvs東京国際大FC 2-1
4/8 沼津vs福島 1-1
4/12 栃木vs山形 2-1
4/16 FCCASAvs那須野ヶ原FC 5-0
4/30 長野vs福島 2-3
5/7 栃木シティvs作新学院大 8-0
5/14 富山vs福島 1-0
5/17 栃木vs東京V 0-2
5/20 栃木シティvsマルヤス岡崎 4-1(延長)
5/28 ヴェルフェ矢板vs横浜猛蹴 3-0
6/7 FC東京vs福島 3-1
6/24 栃木vs山口 0-0
7/29 栃木vs甲府 3-0
8/12 YS横浜vs福島 1-1
9/9 福島vs長野 0-1
9/16 栃木vs千葉 0-1
10/1 アヴェントゥーラ川口vs横浜猛蹴 2-1
10/1 ROWDY MORIYAvs教員茨城葵 4-1
11/19 福島vs愛媛 4-1
11/24 VONDS市原vs栃木シティ 0-1
11/24 ジョイフル本田つくばvs福山シティ 2-0
11/26 VONDS市原vs福山シティ 2-0
11/26 ジョイフル本田つくばvs栃木シティ 0-4
12/2 福島vs琉球 0-0

計26試合
J2:5試合
J3:9試合
天皇杯:3試合
その他アマチュアカテゴリ:9試合
福島の現地観戦:2勝3分5敗

去年は17試合現地観戦らしいので結構増えましたね。来年は福島サポとしては金沢・大宮をマストにしつつ、八戸や讃岐など行ったことないアウェイにも挑戦したいですね。
また、これまで栃木のサッカーを追ってきましたが、埼玉に引っ越したので来年からは埼玉のサッカーを追っていこうかなと思っております。

自分の活動ですが、今季からX(Twitter)のスペースでやっていた試合のレビューをyoutubeに移行して行いました。
https://www.youtube.com/channel/UCSgczQTMYAyzbJ6arESmhww

引っ越しや体調不良などできなかった回はありますが、38試合中34試合、毎回1時間ほど行えました。モチベーションが落ちる時期もありましたがシーズン通してできたのは聞いていただいたり、質問を投げてくれたり、コメント・マシュマロを投げてくださった皆々様のおかげです!本当にありがとうございました。
来年も行う予定で準備していますのでよろしくお願いします。

開幕前にやった予想の振り返り。
予想は↓より。

J1予想
優勝:横浜FM
降格:横浜FC
【結果】
優勝:神戸
降格:横浜FC

J2予想
昇格:清水・岡山
降格:藤枝・栃木
【結果】
昇格:町田・磐田・(東京V) 
降格:金沢・大宮

J3予想
昇格:鹿児島・今治
【結果】
昇格:愛媛・鹿児島

J1は神戸が初制覇。ここ数年のトレンドである有望な大学生+有力外国人ではなく、代表経験のある実力者を揃えて強度で勝つ、という新しい形を提示し勝ち切ったのは印象的だしJのトレンドがまた変わるのではと次の2,3年の大きな地殻変動を感じさせます。

J2の町田も然り。「金があるチームがきちんとチームを整備して勝つ」というのは世界的には当たり前でも、あんまり日本では見られない傾向だったので、今年から始まる分配金の傾斜をはじめとして新たなステージに入っていく気がします。
一方補強禁止という無茶苦茶なハンデを乗り越えて昇格に辿り着いた磐田は素晴らしい以外の言葉では表現できません。「育成と勝利を両立する」どころじゃない難易度ですからね。磐田の昇格を予想した人はそう多くないんじゃ?

J3は愛媛と鹿児島という結果に。
昇格候補を鹿児島・今治・奈良・富山・愛媛、大穴で鳥取としてましたが唯一挙げなかった愛媛が優勝ということで悔しいかぎり。ただ、事前予想通り上にあげた6チームから2チーム昇格ができたのは少しうれしかったりする。
愛媛は後半戦は一度も首位を渡さず、4試合残して悠々とゴールテープを切った。優勝を決めた6連勝もさすがだが、目立ったのは1点差で制する「勝負強さ」。優勝までに積み重ねた20勝のうち1点差勝ちは驚異の18試合。無得点試合はわずか6、という攻撃陣の働きはもちろんだが無得点試合の成績は4分2敗と粘り強さも出た。得点の一方、失点が多いのは気がかりだが、藤枝など攻撃でJ2を戦っていけるのもまた事実。J2でどのように機能するか楽しみです。
鹿児島は監督交代するなど途中苦しみましたがどうにかJ2の扉を開けました。ただ、平均勝ち点1.63(62÷38)は昇格チームとしては過去最低の数字。J3が混戦になっている、ともいえますがそれ以上に2段も3段も積み上げていかないとJ2で戦うのは厳しいかな….というのが率直な感想。
接戦で勝ち切った愛媛とギリギリで守り切って昇格の鹿児島という2チームが昇格、というのはいい意味でJ3の戦力平均化してきたといえますが、この2チームがJ2でボコボコにされるようだと逆にJ2とJ3の差がむしろ開いているという示唆になるのでそこも含めてJ3サポとしては頑張ってほしいところ。

最後に推しチームについて。
鹿島】
連絡橋的目標:ACL圏 → 5位
「鹿島らしさ」を求めてうろうろしたが届かず。岩政さん退任で結局リセットしたような形に。さすがにここまで上手くいかないと監督よりFDなどフロントの問題だろ…..とここ最近のもやもやの原因がはっきりした感じがあるのが最大の収穫になってしまいました。岩政さんの分析は鹿サポの優秀な方がされているので割愛しますが、個人的には「チームとして何も進化してない…..」という感じなので後半の失速は当然かなと。来年は何よりも「脱・鈴木優磨」がカギ。それができれば自然と順位が上がるかと。

【水戸】
連絡橋的目標:プレーオフ圏内 → 17位
超若手編成で臨んだものの今季は久々に残留争い。
若手でイケイケどんどん!というこれまでの水戸らしさで行くものの、失点がかさんで攻撃どころじゃなくなってしまい沈むことに。総失点数66は降格した金沢(70)、大宮(71)と似た数字で厳しいシーズンに。それでも水戸らしくのびのびとした若手が出てきたのは大きな収穫。ルーキーの寺沼や、これまで殻を破れなかった武田、ステップアップしてきた小原など活きのいい若手が躍動。「育成の水戸」の看板は変わらず輝いている。監督2年目の濱崎さんが選手が大きく変わる中でどんな方向性を打ち出すか。

【福島】
連絡橋的目標:6位 → 15位
服部体制2年目は得点不足に苦しみ半年で終焉。服部体制17試合のうち、10試合で無得点、17試合で11得点は当時J3ワーストで、クラブ初の解任に踏み切った。僕は結構服部さんを切るのはもったいない、カウンターサッカーもできる人なんだから、切って内部昇格じゃ意味ないと言っていましたが、内部昇格の依田さんが就任後8戦負けなしとチームを立て直して最終節を待たずして残留。改めて自分の節穴を露呈したとともに、やっぱピッチだけ見てもダメなんだな~と思ったりしました。
実際依田さんがどのようなサッカーを志向していたのかは退任で分からずじまいでしたが、2024から関塚TD体制スタートととればまぁ仕方ないのかなと。依田さんは「前へ」という言葉を使って立て直しましたが、「積み上げ
」という言葉も多用し実際監督交代後で大きく選手起用が変わることはありませんでした(印象的な雪江1トップ転向も服部体制の最終戦、A鹿児島戦で始めたものだし)。DAZNで試合が1か月しか見れないクソ仕様なのでわかりませんが、服部体制下でカウンター気味で戦ったA八戸、A鹿児島戦あたりと依田体制のH愛媛、H富山あたりを見比べたら「積み上げ」とは?の答えが出そうな気がします。DAZNのクソ仕様でできないけど。
チームの約半分弱の13人を満了としながらも執筆現在で山本・鈴・堂鼻・吉永・樋口・塩浜といった主力を残して、新たなフェーズを迎えようとしてる福島。来年もなんだかんだ言って楽しみにしてます。


その他の、日記。
footballlista読んでたらこの記事のこの言葉がめちゃくちゃ衝撃を受けた。

2023年に何が起きていたかというと、自陣からのビルドアップが難しくなった。2022年には過渡期で、すでに兆候は出ていたが2023年に顕在化した。これはポジショナルプレーの普及によるものと考えられる。
ポジショナルプレーが普及すればビルドアップ側が有利になりそうなものだが、事実は逆なのだ。ポジショナルプレーの浸透によって、「位置的優位」の作り方というタネがばれてしまった。「位置的優位」の減退によって、それでごまかしてきた技術的な問題が露呈。つなごうとするチームはハイプレスの餌食になりやすくなった。

プレス回避と戦い方の幅。ヴィッセル神戸の優勝はJリーグの戦術変化の象徴(西部 謙司)

う、うわ~~~~~~~~~~~~~なるほど!!!!!!!!!!!!!
ここ最近のサッカー、Jリーグのトレンドの変化を自分では上手く説明できねえと思ってたモヤモヤが一発で晴れた。
福島がポジショナルサッカーをずっとしているけど結果が出ない、というのは選手の能力とかにもよるけど、ここ2年の上手くいかなさ具合はそれだけでは説明できないなーって思ってたんですよ。神戸は戦力があるのでともかく福岡のようにカウンターで結果を残すチームがある一方、ビルドアップに取り組んだチームが新潟を除いてことごとく結果が出ない、出なさすぎると個人的に思ってたんです。
そしてこの言葉で依田体制や服部体制でカウンターサッカーをやったときになんで前に出ることで上手くいったのかが少し附に落ちたんですよ。
「捕まえるべき相手を知ってるからだ」
個人的にはすげー学びになった一文でした。

おわり。次は選手の通信簿で

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