今日も今日とてラブコメについて考える

意味があるかどうかは分かりませんが、今日もラブコメについて考えて行こうと思います。
思えばラブコメって漫画の世界には溢れかえってますよね。
硬派なヤンキー漫画だらけだったあの週刊誌も、今やラブコメ漫画が主流になってきた。そう、世はまさに大ラブコメ時代。漫画家も読者もラブコメという大海原に自分だけのラブを求めて航海を続けているのです。何だか自分で言っててよく分からなくなってきました。それに週刊誌のラブコメだったらみんなで共有しているラブだから、自分だけのラブではありませんね。

あなたの推しは誰かの推し。世界はもう誰かとラブを共有する時代に入ってしまったのかもしれません。まさに新時代がやってきたと言っても過言ではないでしょう。こんな事ばかり言っていると大惨事になってしまうのでそろそろ本題に入ります。いつも話が脱線してすみません。

さて、何個かプロットを作ってきて思ったのは、自分が興味がなくても世間で興味がありそうなもので話を作るのは、どうやら困難だという事が分かってきました。
「ちょっかいを出す女の子と冴えない主人公」の組み合わせは今や鉄板で、自分もそれで色々と話が作れないか考えてたんですが、設定だけ先に作っても頭の中で全くキャラが動かない、結果話が出来ないという事態になってしまいました。

かと言って自分が興味があるもので話を作るとニッチな企画になってしまうという悪循環で、結局同じところを堂々巡りする羽目になります。自分はもう何ヶ月も同じところをぐるぐるしているので、そろそろ体がバターになってしまうのではないかと危惧しています。こう言う特定の年齢層にしか分かりにくいシャレを言ってる時点で趣向がニッチでマイナーなんですよね。早く筒香と一緒にメジャーに昇格したいです。

あとラブコメを作ってる人っていうのは、頭の中で描いた尊い妄想が溢れ出してるタイプの人が多い気がしていまして、自分みたいに絞り出すとネタが出てくるタイプはどうにも不利な気がしてきました。
そう言えば以前ラブコメ漫画の展開に詰まって、某所で講師の先生にプロット相談をした事があったのですが、先生が自分では思いつかない萌える展開をいくつもスラスラと述べられていたので驚いた経験があります。
多分ラブコメが得意な人はラブコメ脳が発達しているんじゃないかと思います。ラブコメ脳の場所?心臓の近くに決まってますよ。

まあ不利だと言っても仕方がないので、自分に配られたカードで無理やりフルハウスを作るしかありません。
「ちょっかいを出す女の子と冴えない主人公」という設定、自分の過去の漫画はほぼこの組み合わせなのでこの設定は合っていそうではあるんですが、ここを見直して根底にある自分の萌えを洗い出すのが良い様な気がしてきました。
「ちょっかいを出す女の子〜」はギャグの為に考えた設定で、萌えとは直結しないのかもしれないのです。自分の事なのにもう何だか訳がわからん。何でそんなデリケートなんだ。

もしくは自分を可能な限りラブコメ向きに改造するとか。例えば売れてる漫画のラブコメ2次創作作ったらトレーニングになりますかね?まあ僕は以前「ぼざろ」でそれをやろうとしたら、虹夏ちゃんのドリトスをどう弄ろうかばかり浮かんできてラブコメにならなかった思い出がありますけど。今やったら結果が変わるかもしれません。

今日はぐだぐだと悩むだけで随分と書いてしまったので、そろそろ切り上げようと思います。何も解決はしていないし何も生まれてもいませんが、自分的には頭の整理になったのでよかったです。早く筒香がメジャーに昇格すれば良いですね。それではまた。



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