Motivational Interviewingとは...?

こんにちは。今日はモチベーション心理学のクラスから、Motivational Interviewingというものがとても面白いのでシェアしてみようと思います。

そもそも、Motivational Interviewingとは...日本語では何というのかわからないのですが、セラピーや心理セッションの一つで、クライアント(患者さん)が行動を変えたいときに、その行動変容を促すものです。私たちの普段の生活にも簡単に応用できるものです。

「変えたい行動」というのはアルコール中毒やお菓子の食べ過ぎ、エクササイズをさぼってしまうなど何でもいいのですが、このセラピーの特徴は、「それはよくないからこうしなさい」と指示するのではなく、行動を変えたい本人と一緒に、会話を進めながら、本人の意思で行動を変えていくものです。まだよくわかりにくいと思いますが、あくまで対等な関係で、尊敬があり、決定権も本人に与えられている、ということです。

このメソッドの何がいいかというと、「こうしなさい」としなければならないことを伝えるセラピーよりも、行動変容が起こりやすい、ということです。行動を変えたい人の多くは、「この行動を変えたいな~こうしなきゃな~」と思いつつ、同時に「でもな~こうだから変えたくないんだよな~」と、二つの相反する気持ちを持っています。そこに例の「こうしなさい」メソッドが入ると、自分の中で「わかってるよ、でも変えたくないんだよ」の気持ちがどんどん強まってしまい、逆効果になっていきます。しかしこのMotivational Interviewingは、本人に「なぜ行動を変えたいの?」「どうやったら成功しそう?」「あなたにとってどれだけ重要なの?」といった質問をしていくことで、本人の中の「行動を変えたい!」の方の声を大きくしていくことができます。

これはいろいろなことに応用できそうだなと思って、これから自分や家族の行動で実験していきたいと思います(笑)まだまだこのMotivational Interviewingについては学び始めたばかりなので、随時アップデートしていきたいと思います。

気になる方は、英語ですが、この本に詳しく書かれています。

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