なんか違和感

最近じゃなくとも、日々いろんな事件が世界中で起こっている。それは僕にも分かるし、いろんなニュース、新聞、その他諸々のメディアでそれは自分たちの耳に届く

最近だと地球の裏側の事件までほぼ同じタイミングで情報が手に入るというから驚きだ。（昔の人からしたらね）

しかもSNSの発達によって、個々の事件に対して各々の意見、主義主張、感想などなどが公の発言として発信できるし、見知らぬ人と議論することが出来る。

それ自体は別に何も悪い事じゃない。ただ違和感があるような気がする。

例えば、不倫のニュース。他人の不倫なんて自分の生活に何の影響も及ぼさないのに多くの人は精を出して非難する。

例えば、殺人事件のニュース。これは確かに怖いし、実際自分だったらと思うことはある。でも自分じゃない。当事者ではない。だからすごく遠くの出来事のような気がする。まるで映画のような。実際ノンフィクションの映画がある時点であながち間違いじゃないような気もするけど。

ましてや地球の裏側で、”ご近所トラブルの末誰かが、誰かを殺しました”
なんてニュース。「フーン」としか思えない。（僕が薄情者過ぎる可能性もあるが）

他にもいろんなニュースがあるし、いろんな事件もある。今の時代はインターネットで過去のニュースまでも漁れる時代だ。

僕も中高生の時は、過去のいろんな事件について調べたりすることはよくしていた。いろんな背景があって、一筋縄では説明できないものなどたくさん。

そもそも事件に関わらず、情報というのは、2次元平面ではなく、もっと多面的な物で、目の前の面だけじゃわからないものだ。

それなのに一面だけ見て、知った気になって、正義面して、我が物顔で物を申す人は少なくない。近所のおばさんポジション的な

それに僕はすごく違和感を感じてしまう。何か重要なものを見ようとしない。ただ欝憤を晴らしたい。非日常感を感じたい。という欲が透けているような感じがしてしまう。（実際、自分もそうであるように）

今の時代は様々な事件が目に入るが、その一つ一つの事件は自分に対してどんな意味を持つんだろう？