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タイトルが決まらない。けど読んで欲しい。

初めまして!
早稲田大学ア式蹴球部女子部1年、学生トレーナーを務めています、黒澤舞水です。下の名前は「まみ」と読みます。記憶の中では今までに読めたのは1人だけです笑。
そして、とにかくサッカー、特に女子サッカーが大好きです。
大学に入る前までは部活か模試がない限り、数少ないOFFのほとんどをなでしこリーグ観戦に費やしてきました。オタクと言ってもいいかもしれないです笑。                 ですが、なぜここまで女子サッカーにハマったかは全く覚えていません。気が付いたら虜になっていました。

そんな感じでこれまで「趣味は?」と聞かれると、サッカー観戦としか答えられなかった私ですが、最近サッカー以外の趣味を作ろうと思った結果、サイクリングにハマりました。ロードバイクが欲しいです(切実)。
…前置きが長すぎましたね。どうでもいい私の話はこの辺にしておきます…。

せっかくnoteを書く機会をいただいたので、ユニゼミのこと、そして普段はあまり語るチャンスがない、私の女子サッカーへの想いも書きたいと思います。少々長くなりますが、お付き合いください。


Why ユニゼミ?

「将来は女子サッカーに関わりたい!!!」
「女子サッカーを盛り上げることに貢献したい!」


とにかく女子サッカーが好きすぎる私は(それだけではありませんが)上記の理由からスポーツ科学部のある大学を選び、入学しました。そしてア式蹴球部女子部(ア女)に入部することを決め、「やっとサッカーに関われる!!」(中高は吹奏楽部でした笑)と楽しみにしていた最中、コロナウイルスにより活動自粛。さらに自粛期間の延長。グラウンドに行けないもどかしさを抱えながら過ごしていたある日、筑波大学の清村さんと慶應義塾大学の中井さんのツイートを見つけました。


常日頃、「女子サッカーを盛り上げるには?」を考えていた私は、即連絡!…したいところでしたが、チキンなので清村さんのものを引用リツイートしました。その後、お声かけいただき、ユニゼミのユの字も知らぬまま(笑)「ここなら女子サッカーを盛り上げるための行動ができる!!」と思い、その日のうちにジョインしました。なので、行動力・熱量の塊の人、大学サッカー界で有名な人など、いろいろな面ですんげー人たちがいることを知ったのはしばらく経ってからでした笑。

What we do


自粛期間中にはYouTubeで3大学(早稲田、慶應、筑波)の主将対談、その後はユニゼミのメンバー対談を行い、現在は女子サッカーを特集する雑誌の作成と高校生向けの説明会の企画を行っています。

大学で女子サッカーを続けても先がない。
いいことがない。
サッカーをする場所・環境がない。
どうせ試合に出られない。


理由は様々だと思いますが、大学進学を機にサッカーをやめてしまう高校生は少なからず存在します。
日本の女子サッカーの発展のために、大学でもサッカーをする人が少しでも増えて欲しい。スタッフという形でも、サッカーに関わり続けて欲しい。そして、社会人になってもサッカーに関わる女性が増えてほしい。
そんな想いを持ちながら、この状況の中でも、今、自分たちにできることを進めています。

What I want to do


ただ「女子サッカーを盛り上げる」と言っても、盛り上げるってどういうこと?と思う人は多いのではないでしょうか。

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(↑忘れもしない2019皇后杯決勝戦@NACK5スタジアム。写真撮り忘れていました…。画像提供してくださった伝説の杉ちゃん専門店さん、ありがとうございます。)


日常に女子サッカーがあることが当たり前になる(=みんなが女子サッカーを話題にする)。
Jリーグや野球のように、試合結果やハイライトがニュースで流れるようになる。
昨年の皇后杯決勝のように、スタジアムがサポーターでいっぱいになる。
毎試合平均10000人以上入場する。
女子サッカーの競技人口が増える。
プロとして、サッカーで生活できる女子選手が増える。


今まで(ユニゼミに入る前まで)、私はこのように考えていました。
(最後のものは来年WE.リーグが開幕するので実現してくるはずです)
今でもこうなってほしい、というものは大きく変わっていません。が、ユニゼミでミーティングを重ねていくうちにこんなフレーズが出てきました。

女子サッカーを夢あるものに

このフレーズも抽象的かもしれません。でも、私の思う「こうなってほしい」が凝縮されています。

夢があるから、サッカーを続ける女子が増え、競技人口も増える。
夢があるから、注目される。メディア露出が増える。                    夢があるから、支えてくれる人が増える。観客・スポンサーが増える。


これらは日本の女子サッカー全体に関わってくることなので、今すぐにできることではありません。今の自分たちにできることの限界を超えているかもしれません。ですが、これらを実現するための一歩なら踏み出せます。


大学女子サッカーの試合(関東リーグ、関カレ、インカレなど)を1000人の観衆の中で開催する。
チームにスポンサーをつける。


リーグ運営は学連など他の組織も関わってくるので、ユニゼミ内部だけでできることではないかもしれません。
さらに残念なことに、今シーズンはコロナの影響で観客を伴う試合を開催することが厳しくなってしまいました。今後もどうなるか分かりません。


でも、在学中に絶対実現してみせます。大学女子サッカーから日本の女子サッカーを変えていく。
これが自分たちにできることであり、そのためのユニゼミです。

最後に〜夢の先にあるもの〜

数年後、もしかすると十数年後、女子サッカーが夢あるものになった時…
そんな未来を想像したことはありますか。

「トレーナーになって、女子サッカーを盛り上げたい!」

盛り上げる→夢あるものに、と少し変化はありますが、高校生のときから私が思い続けてきたことです。特に、後半部分は先ほどから何度も繰り返してきました。
(※トレーナーの直接の仕事は競技を盛り上げることではないことは分かっています。でも、間接的にならできることがあるはずです。)
ここまで同じことを言っていると、ツッコミが入りそうですし、実際聞かれたこともあります。

なんで女子サッカーを盛り上げたいの?
女子サッカー盛り上げてどうしたいの?

なんで、の部分は自分が女子サッカーが大好き、というのがまずあります。多分、自分の好きなアイドルとかタレントが人気になってテレビにたくさん出れば嬉しい、のような感覚と同じです笑。

でも、それだけではありません。
私には「こうなって欲しいから女子サッカーを盛り上げたい」というものがあります。

それは

女子サッカー界からジェンダー平等の実現にアプローチできるようにする

です。
かなり壮大なことを言いました笑


https://sustainablejapan.jp/2019/12/18/global-gender-gap-report-2020/44753


日本は、先進国(そもそも日本が先進国かどうかの議論はおいておきます)の中でも男女格差問題がかなり深刻です。国会議員、官僚、会社の幹部などに就いている女性の少なさが特に足を引っ張っていると考えられますが、それ以外にも賃金格差、社会参画などの問題は存在します。
男女格差だけではありません。LGBTQなどのセクシャルマイノリティ問題も日本はかなり深刻です。最近は様々な人が声をあげ、状況は少しずつ改善されているのかもしれませんが、やはりこれも海外諸国と比べると、マイノリティの人たちが生きづらい世の中であることは間違いありません。

高校時代にこれらのことについて少し学んでから、自分の好きな女子サッカーと組み合わせてどうにかならないか、と考えてきました。
少なくとも私が1人で頑張るよりも、「サッカー」というコンテンツから行動する方が、圧倒的に社会に影響を与えることができます。でも、まだまだ女子サッカーには大きなインパクトを与えられるほどの力がありません。多少の力はあると思いますが、もっともっと大きな力を付けられるのではないでしょうか。
半年前、女子サッカーアメリカ代表の行動が話題になりました。

https://www.football-zone.net/archives/251533


日本でもこのようにスポーツから社会に問題提起することができないか。
そんな日がいつか来てほしい。
そう思いながら日々過ごしています。

まとめると、女子サッカーにこだわる理由は
『好き×ジェンダー平等への興味』ということです!
やりたいことが壮大すぎるので、これからも今自分にできることから一歩ずつ進んで行きます。

言いたいことを言ったらすごく長い文章になってしまいましたが、ここまで読んでくださりありがとうございました。
ちなみに今回は女子サッカーのことを書きましたが、ユニゼミには様々なプロジェクトがあり、一人一人が熱量を持って各々が実現したいことに取り組んでいます。私も少しですが、女子サッカー以外にも興味のあるものに関わっています。

もしこの文章を読んで(きっかけはそれだけでなくても)
女子サッカーの発展に協力したい!
大学サッカーを変える力になりたい!(女子サッカーに限らず)
と思った方がいたら是非ユニゼミの仲間になってください!

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