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山内アナウンサーに金沢放送局勤務歴があったのも大きいかもなと思うのです

NHK広報局の note 記事を読んで,僕自身も感じるところがあったので.

2024年1月1日の16:06頃,能登地方で震度5強の地震がありました.

その時,緊急地震速報が iPhone から流れてきたか,特務機関NERV防災アプリの情報だったか.

金沢の自宅の2階にいた私は,1階に下りて妻共々ダイニングテーブルの下に潜り込んだのでした.その時の地震の金沢での震度は2でしたが,たまたま NHK をつけていたので,画面が切り替わり,山内アナウンサーが地震についてアナウンスしていました.地震が収まりテーブルの下から出て,能登の震度は5強とのこと.能登は珠洲市中心に大きな地震がここ数年続いていて,この地震もその一連のものなんだろうなと妻と話しておりました,が.

16:10頃,再び緊急地震速報.またテーブルの下に潜り込みます.

金沢でも震度5強.それも,揺れた時間が長かった.ようやく長い地震が収まって,テーブルの下から恐る恐る出たところで,大津波警報等,発表.山内アナウンサーの強い口調が始まります.

そしてその後も強い地震が続くのです.単発でも強い地震なのに.

さて,石川県民にとって,山内アナウンサーは金沢放送局に何年も勤務されていたので,とても親しみのある存在です.そして,石川県におられたということは,能登地方へも取材で出かけたことがあるでしょう.そんなアナウンサーの口調には,ただ強いだけでなく,ある種の思いも乗せられているのではないか.聞いている側は,そんな思いを持ちました.

NHKアナウンサーは地方局に赴任されて何年か過ごすと,また違う局へ異動します.それぞれの局でファンが出来る訳ですが,そういうのって,こういう災害報道のときにとても大事なのではないか.聞く側も思い入れを持って聞くことになるのですから.

ちなみに,あのときの山内アナウンサーの声を思い出すと,今でも涙が出てきます.

写真は去年の10月に訪れた禄剛埼灯台です.能登半島はドライブ・ツーリングに最適で,美味しいものも多いです.いつか再びの思いは強いのですが…

禄剛埼灯台

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