察して汲み取る癖が自分をしんどくさせる
みなさんは、親や周りに対して、どこまで親切に関わりますか?だんだん、サポートにするのが当たり前の関係になりませんか?今回は、このような依存関係について、私の育った環境から振り返ってみたいと思います。
親思いの子どもは親にとって戦力になる
毒親育ちの特徴というのか、親の顔色をうかがいながら育つため、親の状況を察して理解し、汲み取った行動をとるのが上手くなります。だんだん、親から「言わなくてもわかってくれて、やってくれるのが当たり前」に思われます。それに対して、だんだん感謝もされなくなり、自分は疲弊していくんです。
境界線を引かせてもらえない
自分なりに、線引きをして過ごす努力をしていても、「家族の問題」として巻き込まれ、断る権利がありませんでした。免除されるのは、親も認める理由がある時だけ。例えば、勉強やピアノの練習、そして病気の時です。「なんかしんどい」は「大人はみんなしんどいのを我慢して働いてる」などと言われて通用せず、寝込むほどの発熱を伴う体調不良になるまで、戦力でした。社会人になり、この体調不良を機に、親に対してかなり意識して距離を保つようになりました。
自分を守るために情に流されない
親は老いてきて、甘やかして育てた弟より、私の方が話が通じると期待している気配があります。でも、ここで情に流されて察するのは、今までと同じパターンの繰り返しになるため、私は気付かないことにしています。自分の健康や生活を優先できないと、私はずっと幸せには過ごせないからです。
まとめ
機能不全家族や毒親育ちは、親との関わり方や介護の問題にも頭を悩ませておられると思います。正解は、きっと一つではないし、むしろ何が正解なのかもわからないです。依存や優しさの搾取は、不健全な関係です。冷たいと言われても、私は自分の健康や生活を優先します。親が蒔いてきた種が今こういう結果として実ってる、私はそう思います。私の人生、もう自分で守ってもいいですよね。
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