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美貌の果てに

タイトル:(仮)美貌の果てに

▼登場人物
●葉蒦手 梨乃(はそうて りの):女性。27歳。独身OL。元々太り体質。ダイエットで美貌を手に入れた。
●上司:男性。50歳。梨乃の会社の上司。一般的なイメージでお願いします。
●同僚女子1~2:20代。梨乃の会社の同僚。一般的なイメージでOKです。
●望月香織(もちづき かおり):女性。28歳。梨乃の会社の同僚かつライバル。
●春川隆史(はるかわ たかし):男性。30歳。梨乃の元夫。ギャンブルと酒の癖があったがそれを改めて直した。本編では「隆史」と記載。
●安藤直之(あんどう なおゆき):男性。26歳。社長の御曹司。梨乃の浮気相手かつ新しい結婚相手。本編では「直之」と記載。
●加波野(かはの)ユメ:女性。20代。梨乃の理想と欲望から生まれた生霊。

▼場所設定
●外資系企業:梨乃達が働いている。都内にある一般的なイメージでOKです。
●Perfection of Beauty:都内にあるお洒落なカクテルバー。ユメの行きつけ。

▼アイテム
●Ideal Beauty:ユメが梨乃に勧める特製の栄養剤ドリンク。これを飲むと美貌を保てる傍ら特定の相手を想う気持ちも多少膨らむ。
●Beauty Effect:ユメが梨乃に勧める特製の栄養剤ドリンク。これを飲むと永遠の美を保てるが、特定の相手との愛を裏切れば逆効果を呼ぶ。

NAは葉蒦手 梨乃でよろしくお願い致します。

イントロ〜

あなたは理想の自分になりたいと思った事はありますか?
人によって理想は随分と違うものでしょうが、
例えば女性の場合、大抵の人は痩せたい・綺麗になりたい、
もっと可愛らしくなって多くの男性の目と心を惹きつけてみたい…
男性の場合でも「女性の心を惹きつけてみたい」
と言う思いは共通に見られ、
得てして男性も女性も異性に対する思惑は
それほど変わらないものかもしれません。
でも道理を弁えず、本能のままに行動してしまうと、
場合によっては大変な事になるようです。

メインシナリオ〜

ト書き〈会社〉

上司「あ〜梨乃ちゃん、ちょっと良いか?」

梨乃「あ、はい、何でしょう?」

上司「いやぁ〜この前の重役接待、本当に君は評判が良くて、また今度もお願いしたいと思っとるんだよ。それで今度の週末なんだが、また先方さんとの接待に君をぜひと言う事で、お願いできんかね?」

梨乃「え〜またですかあ?」

上司「まぁそう言わずに♪これも出世の道、何より君の美貌の成果でもあるんだから、もっと喜んで良いと思うよ♪」

梨乃「しょうがないですねぇ、分かりました」

私の名前は葉蒦手 梨乃。
今年27歳になる独身OL。

今は都内の外資系企業で働いており、
とりあえずプライベートも仕事も充実している。

まぁこんなふうに私がなれたのは、
以前の革命的なダイエットのお陰♪
自分にちょうど合ったダイエット法を見つけ、
それを続けている内に
元々太り体質だった私の体型は見る見る痩せて、
今では別人のように美しくなれていた。

(陰でのいろいろな噂)

同僚女子1「ほんと梨乃さんって綺麗で憧れちゃうわね〜、私もあんなふうになれないかしら」

同僚女子2「ホントよね〜、スタイルは良いし顔は美人だし、女子社員全員の憧れの的よね〜」

梨乃「フフ♪」

陰でそんなふうに私の事が噂されてるのも知ってる。
本当にこれまでの自分の人生から見てみれば、
今は最高に幸せ。
ダイエットと肉体強化で自分を変えて、
本当に良かったと今では心の底から思ってる。

ト書き〈トラブル1〉

でもそんな中、1人だけ私の事をよく思わない人が居た。

香織「…ったく梨乃のヤツ、皆にチヤホヤされちゃってさ、良い気になってんじゃないっつうの!」

私と同じ部署で働いてる望月香織。
彼女とは昔からそりが合わず、よく衝突もして、
喧嘩ばかりの毎日を送っていた時期もある。

なぜそんなふうになったのか。

それは以前、彼女のほうが私より綺麗だと評判だったから。
彼女も元々美貌の持ち主で、
私と同じような効果的なダイエットをし続け
理想の体型を手に入れながら他の男性社員からも評判が良く、
本当に数年前までは彼女のほうが
私よりいろんな点で評価されていたのだ。

それが、一気に立場が逆転したようになっており、
それで彼女は私に対する嫉妬で私の事を憎み続ける。

でも、だからこそ彼女にだけは負けたくない。
きっと彼女も私もそんなふうにお互いの事を思っていたのだ。

ト書き〈トラブル2〉

でもそんな時。
徐々に私の体にトラブルが起き始めていた。
それは…

梨乃「…やだ、また体重が増えてる…」

最近リバウンドのせいか、食べる量が少しずつ増えてきており、
それに夜中にどうしてもお腹が空く事が多く
暴飲暴食の傾向が少しずつだが戻ってきていた。

それから数日後。

梨乃「ヤダ…また体重増えてるわ…!お腹も前よりたるんでるみたいだし、顔もなんだかむくんできちゃってる…」

私は醜くなり始めていた。

(評判も下がり始める)

そして会社でもその影響が出始めていた。

同僚女子1「ねぇ、なんか最近の梨乃さん。おっきくなってきてない?w」

同僚女子2「それそれw私も前からちょっと思ってたのよwリバウンドしてるんじゃないかしらw」

痩せるのはかなり時間がかかったが、太るのは一瞬だ。
そして…

香織「ねぇ〜梨乃さぁん?最近ちょっと太ったんじゃない?肌のお手入れとかも余りしてないようだしw化粧のノリも悪いわねぇ?良いコスメ紹介してあげましょうか?w」

ある日を境に又、彼女からのそんな嫌味が始まった。

梨乃「(クッソォオォ)」

ト書き〈カクテルバー〉

それから何度も努力してみたがやっぱりダメ。

どうしてもこれまでの反動からか
1日中お腹が空くようになってしまい、
気がつけば何か食べていたり飲んでいたり。

こんな事を繰り返して、
あっと言う間に体型維持が出来なくなった。

梨乃「もう嫌…」

そしてある日の会社帰り。
私は少しヤケになり1人で飲みに行った。

元々お酒は好きで、行きつけのバーなんかも数軒あった。
そうしていつもの飲み屋街を歩いていた時。

梨乃「あれ?こんなお店あったっけ?」

全く知らないバーがある。

少しお洒落なカクテルバーで、名前は『Perfection of Beauty』。
名前に惹かれたのもあり、私はそこに入って1人カウンターにつき飲んでいた。

すると背後から…

ユメ「こんばんは♪お1人ですか?もしよければご一緒しませんか?」

と1人の女性が声をかけてきた。

彼女の名前は加波野ユメさん。

都内で美容エステサロンや結婚セラピストなんかをしていたようで、
少し郊外には自分の美容教室なんかも開いており、
彼女自身、とても美しい人だった。

まぁ落ち込んでいた時でもあったし、私は隣の席を空け彼女を迎えた。
悩みを聴いてほしいのもあったから。

でも喋っている内になんだか不思議な気がする。
何となく「昔から一緒に居た人」のような気がしてきて、
そのせいでか心が和み、次に自分の事をどんどん打ち明けたくなる。

つまり自分の今の悩みを彼女に聞いて貰い、
それを本当に解決してほしい…
そんな気持ちにさせられるのだ。

そして気づくと私は、今の悩みを全部彼女に打ち明けていた。

ユメ「なるほど。また以前のように痩せて顔もすっきりして、その体型を維持し、若い時に1度でも手に入れたその美貌をもう1度取り戻してみたいと?」

梨乃「え、ええまぁ。お恥ずかしいです」

ユメ「いいえ梨乃さん。恥ずかしがる事なんて1つもないですよ?女性が美を求めるのは当たり前の事。それにこれは多くの人の悩みでもありますが、1度でも自分の理想を手に入れた事があったなら、それを手放した時には本当に落ち込むものです。あなたの場合、やはりその理想は美にあるようですね」

梨乃「はぁ…」(何となく聞いてる)

ユメ「良いでしょう。ここでこうしてお会いできたのも何かのご縁です。私がそのお悩み、少し軽くして差し上げましょうか?いや実は、私はキャッチセールスのような事をこんな場所でもしておりまして、何か悩みを抱えて居そうな人に声をかけ、こうして自分なりのボランティアのつもりでお仕事させて頂いてるんですよ。ですからこの場合の代金は全部無料で結構です」

そう言って彼女は持っていたバッグから
瓶入りの液体薬のような物を取り出し
それを私に勧めてこう言った。

ユメ「それは『Ideal Beauty』と言う特製の栄養剤のような物でして、それを飲めば必ずあなたの理想は叶い、あなたが今求めてやまないその若い頃の美貌を取り戻す事が出来るでしょう」

梨乃「…は?」

ユメ「フフ♪何事もまず信じてみる事が大事ですよ?あなたの場合は特に『今の自分が美しい自分に成り変わる』という事を信じ、それに向けて全力で突き進むべきです。この場合の全力とは心の努力。心の中で自分がそう成れると信じ、疑わずにその道を歩いて行く事です。そうすれば必ずあなたの夢は叶えられ、その理想を維持する事も出来るでしょう」

これまで、数々のダイエットを繰り返してきた私にとって、
そんな事を言われても信じられる筈がない。
努力なら、もう人知れず億万回もしてきたのだ。

でもやはり彼女は不思議な人だ。
そんなふうにして全く信じられない事でも、
彼女に言われるとなんだか信じてしまう。

無料というのも魅力で、
私はそのドリンクを手に取り、その場で一気に飲み干していた。

ト書き〈恋愛〉

それから数週間後。
私は本当に変わっていた。

また若い頃の理想通りの自分に戻る事が出来、
暴飲暴食なんてもうせず、
本当に夢に向かって一途に歩く事が出来ていたのだ。

しかもそれだけじゃなく、
私はついに運命の人にも出会う事が出来た。

隆史「梨乃、もうお前を放さないよ。これからは2人で幸せな将来へ向けて歩いていこうな」

梨乃「うん♪嬉しい」

女の幸せはやっぱり結婚。
本当に愛する人と一緒になって、
その人とずっと幸せな将来を歩いていける。

そうなれば、これまで悩んできた事なんて
とても小さな事のように思え、それ以上に将来のぬくもりを見て、
その愛する人と一緒に居られたらそれで良い。

そんな自分にまで変わる事ができ、
私は密かにあのユメさんに出会えた事を心の底から感謝していた。

ト書き〈トラブル3〉

でもそんな幸せの絶頂にあった筈の私が、
フィアンセになってくれた隆史さんから段々心を離していった。

付き合う前は知らなかった事だが、
隆史さんには人知れぬ趣味があり、ギャンブル好きの上に酒飲み。

そこで私は将来に不安を覚えるようになり
それから何度か隆史さんと衝突した事もある。
まぁ当然の事。

でも隆史さんは根っから悪い人じゃなかったようで、
何度も謝ってくれた後、何とか自分のその生活を改める努力を続けてくれた。

ト書き〈カクテルバー〉

それから数日後。
私は何となく憂鬱な気持ちで又あのバーへ寄っていた。
するとそこに前と同じ席で座って飲んでいるユメさんを見つけた。

私はすぐ彼女に駆け寄り、また今の悩みを彼女に打ち明けていた。

すると彼女はアドバイスをしてくれた後、
もう1本の栄養ドリンクのような物をくれた。

ユメ「結婚すれば、良い時もあればそうでない時もあります。例えそれまでずっと愛し続けた相手でも、長く付き合う内にその人の欠点も見え、それをフォローし合って生活の土台を築いていくものです。相手だけじゃなく、あなたにも同じく人としての欠点がある筈ですから」

ユメ「では、こちらをお勧めしてみましょう。これは『Beauty Effect』と言う、愛する人との仲を取り持つ為の栄養剤で、それを飲めばあなたではなく、あなたが愛したそのお相手…隆史さんでしたか?その人を変えてしまう力があります」

梨乃「え?ど、どう言う事ですか」

ユメ「つまりあなたの心から特別なオーラが引き出され、そのオーラによって特定のそのお相手のあり方が変えられる。それまでの生活のあり方や、その人の性格まで変えてしまう力があって、おそらくあなたの将来の幸せにとって最適な人となってくれるでしょう」

梨乃「…ま、まさか…」

ユメ「フフ♪そう言いながらこの前も私の事を信じてあの栄養剤を飲み、あなたの生活は本当に変わったでしょう。その経験があるのですから、今回も私の言う事を信じてみて下さい」

確かにその通り。
私は心のどこかでやはり彼女を信じ、
必ずそう成るとどこかで確信していた。

ユメ「ただし梨乃さん。私が今お勧めしているこのドリンクは、あなたとそのお相手・隆史さんとの間を取り持つ為だけにご用意させて頂いたものです。ですから妙な気持ちを起こして、他の人に走るような事だけはやめて下さい」

梨乃「え?」

ユメ「つまり浮気ですよ。隆史さんをそっちのけにして他の人が良く見えて、その他の人の懐に飛び込んだ瞬間、あなたには必ず不幸が訪れると思います」

ユメ「そのドリンクは、前にお渡しした栄養剤を助長する働きもありまして、もし本来の目的を違(たが)えてしまえば、その2つの栄養剤は副作用を必ず起こします。そしてその副作用はあなたにとって、必ず不幸をもたらすものになるでしょう」

ユメ「良いですね?必ずこの約束だけは守るようにして下さい。なに、普通に恋愛して結婚し、その幸せを守る努力を続けるだけで良いのです。道徳をちゃんと守ってさえ居れば、どうって事はないでしょう?」

少し怖い事を言われてるように思えたが、
将来の幸せが自分にやってくる…
ちゃんと隆史さんの事を愛していれば問題ない…
その2つのワードが決め手になったようで、
私はこの前と同じくその場でドリンクを受け取り、
一気に飲み干していた。

ト書き〈離婚〉

それから1年後。
私と隆史は周りから祝福されて結婚した。

でも結婚すれば男も女も変わると言うもの。

隆史はまたギャンブルに少し手を染めてしまい
私に怒られる毎日。
その度に反省を繰り返し、隆史はやはり
その習慣から一生懸命離れようとしてくれていた。

でも私の気持ちは結婚を機に、なぜだか知らないが、
だんだん隆史から離れていった。

「このまま行っても彼はきっと同じ事を繰り返す」
「将来が不安…」
「だったら私、あの人のほうが良い…」

結婚しても暫くは共働きで行こうとしていたのもあり
私はまだ会社で働いていた。

その私の周りに別の提携先の良い人を見つけてしまい、
その人は紳士で優しくギャンブルなどせず、
何より私の事を第1に考えてくれる人で、
結婚する相手には申し分ない。

私は結婚する相手を間違えたのだ。

その新しい彼もどうやら私のこの美貌に惹かれたようで、
私と結婚する為なら全財産を投げ売っても良い…
とまで言ってくれていた。

つまり離婚しても経済的に困る事や
心が寂しくなる事なんて1つもなく、
私はその後もその新しい彼と順風満帆にやっていける。

そして私は隆史にある日、離婚状を突き付けた。

隆史「梨乃、すまない!本当に申し訳ない!もう1度だけ、もう1度だけ考え直してくれないか!俺もう本当にギャンブルをやめたし、酒もあれから1滴も飲んでないんだよ。…頼む、もう1度だけ…!」

確かに彼はあれから私との約束を守ってくれていたようで、
本当にギャンブルはやめ、お酒も飲んでいなかった。

でもやっぱりこの先の事を思うと不安が募り、
それに少し彼に飽きたのもあったのか。

「もっと刺激を求めたい…」

と言う私の欲望のようなものが芽生え始め、
やはり彼のお願いは一切聞かず、
私は隆史を捨ててその新しい彼の元へ身を寄せた。

ト書き〈オチ〉

そして新しい新婚生活が始まったのだ。

新しい彼の名前は直之。
私より1つ年下ながらやり手のサラリーマン。
仕事が出来て、出世も思いのまま。

社長の御曹司でもあったので、まぁそうなるのは当たり前か。
それにアッチのほうも凄かったのだ。
私は充分満足していた。

(一流ホテル)

そしてある日。
私と直之は綺麗な夜景を望める一流ホテルに泊まっていた。

梨乃「じゃあちょっとシャワー浴びてくるね♪あなた、待っててね♪」

直之「ああ♪早くしろよ♪」

そして金ピカの大理石張りの浴室でシャワーを浴びていた時…

ユメ「梨乃さん」

髪の毛を洗いながら目をつむっていた私の背後に、
いきなりあの彼女、ユメさんが現れたのだ。

梨乃「きゃあ!!な、なに!?え?ユ、ユメさん…!?」

私は暫く訳が分からず恐怖した。
浴室のドアは開いておらず、音も一切しなかったのに、
いきなりそこに彼女が立っている。

一糸まとわぬ全裸の私に対して彼女は…

ユメ「梨乃さん。あなた私との約束を破りましたね?それも派手に、こんな形で破ってくれるとはw私はあの時あなたに忠告しておきましたよね?もし隆史を捨てて他の男性の所に走っていったら、あなたの身に必ず不幸が起こると…」

訳が分からなかったが、
突然驚かされた私は猛烈に怒りを覚えた。

梨乃「な、なんですかあなた!どこから入ってきたの!?まさか私の事をずっと尾行して…?出て行ってよ!ふざけないで!早く出て行け!」

でもこの時1つ不思議だったのは、
そう言ってかなり大きな声で私は彼女に叫んだ筈だが
その叫び声がどうやら今ベッドにいる直之には
聞こえてなかったらしい事。

ユメ「フフ、もう何を言っても無駄ですよ。あなたには今から責任を取って貰いましょう。そう、あの時言ったあなたの身に訪れる不幸が今訪れるのです…それじゃあ私はこれで…」

そう言ってユメは浴室から出て行き、部屋から消えたみたいだ。
浴室から出ればすぐリビングへ行く筈だが、直之は何にも言わず、気づいた素振りもない。

そしてそれら一連の事を見届けた後、私の意識は飛んだらしい。

(何十分も過ぎて)

直之「おい梨乃〜?お前いつまで入ってんだよ?何やって…う!?うわぁあぁ!!」

それから何十分かして私が出て来るのが遅いと思った直之は、
シャワールームのドアを開け私の様子を見に来た。

そこで彼が見たものは、
浴室の中に散乱していた私の骨である。

ト書き〈ホテルを外から眺めながら〉

ユメ「私は彼女の『もっと美しくなりたい・本当に愛する人との結婚をずっと守っていきたい』と言う夢と欲望から生まれた生霊。その夢を叶える為だけに現れた。でも彼女は元から持っていた愛を欲望に変え、結局その夢は叶わなかった。梨乃、あなたが自分で叶わなくしたのよ」

ユメ「梨乃は美しくなりたいと思う余り、本当の愛を忘れてしまった。1度忘れたその心をもう1度取り戻すのは誰にとっても至難の業。だからこそあれだけ言っておいたのに。私の言葉を軽く聞いたあなたが悪いの」

ユメ「皮肉なものね。痩せたい痩せたいと思い続けていたあなたは結局、痩せ過ぎて骨になってしまったwそんな状態で、美も何も無いわよねぇ。さて、そろそろ私も消えましょう」

動画はこちら(^^♪
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