ゆくゆくみちゆき(いちおー定型詩)
ゆくゆくみちゆき
ゆきとまみえおり
とおめはくゆるし
どんどこふるふる
あのひとはこぬか
こぬひとたゆたう
にしのもえるくに
まほろばのみかげ
あずかりしれぬの
かのひとのこころ
せつるのわがまな
かしこにかれみて
さかのぼるわらわ
いくせかけのぼり
はいぎょになって
ふゆだまりいでて
もえるかのだいち
こいしくこがれて
えりそでほつれし
かのひとまつまに
つとみもはらわず
ゆきつむわすれて
にじむのわがまな
のびにおうていた
ひのおちたくにで
ねつかぜおよぶに
ここくのかのひと
かげろうにくゆり
とおめにきえゆく
おうせはまほろし
はるかなおもひで
おうことかなわず
うつしみさまよう
かのひとおもひて
のびにおうていた
もえおつるくにで
文法つづり等いたらぬ箇所あるかと。ご内密に。
語感重視でつづったものでして、、。
せつる とは
昔とある港町にセツという女性が住んでいた。漁に出ていた幾隻かが遠目に見えるとセツはその喫水のほどを見てどれだけの人出が必要かを見極め、集落の女たちにふれまわった。このとある地区に残る話から派生転じもした動詞で、幾分焦燥にあり次々と目で追う、探し求めること と現代では解釈される。まあ、そういわずとも、この文字数と語感がほしかったんだよね。
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