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【FF14黄金のレガシー】コーナ兄さんは女になるべきだったって話

黄金のレガシーをクリアしてnoteやらXやらで感想を漁っていたのですが、余りにも不当に叩かれすぎな気がしたので備忘録がてら感想を綴ってみます。

※ネガティブ寄りの感想なので、純粋に物語を楽しめた方は読まない方がいいと思います。素人の妄想も多分に含まれるのでご容赦お願いします。

あと、メインクエストを一通りクリアしただけでサブクエストには手をつけていないのでもしかしたら何か見落としがあるかもです。

・コーナ兄さんが強すぎる

感想を漁っているとウクラマトがボロカスに叩かれているのを良く見かける(私もそう)のですが、理由の多くを占めているのが外見と態度なので、それは流石にあんまりだと言うことで何故受け入れられないのかを自分なりに分析してみました。

私がウクラマトに対して良い印象を抱けない理由の一つとして、コーナ兄さんの存在がかなりデカいです。

彼は現王グルージャジャの実子でこそありませんが、王になった暁にはトラル大陸の外の技術を用いて国力アップを目指すというマニフェストを掲げており、トライヨラでもかなりの支持を集めています。
口だけではなく実績があるのも強いでしょう。

しかし彼の魅力はそれだけに留まりません。
外野の手助けがあるとはいえ、七つの試練を突破してみせる戦闘力。

そして長兄ゾラージャには無い、民の文化や生活を尊重する優しい心も持っています。

強いて欠点を挙げるとするなら、私服がグラフィックアップデートに対応していないくらいでしょうか。サンクレッドと並ばれると服がかなりガビガビで悪目立ちしているのが気になりました。

7.0序盤のシナリオはウクラマトの『コーナ兄さんやゾラージャ兄さんと比べたら自分には何も無い。それなら自分には何があるのだろう』というコンプレックスを発端にした成長物語なんですけど、それは最終的に『ウクラマトには優しさがあるじゃん』といった感じに着地します。

そこからは基本的にウクラマトの優しさにフィーチャーして物語が展開していくのですが……

それ、コーナ兄さんも持ってるんですよね。
極端な話をするなら、ウクラマトが持っていてコーナ兄さんが持っていないものは一つも無いんです。

タイマンでケンカしたならウクラマトやゾラージャ兄さんの方が強いのかもしれませんが、その一点が王に必要な最重要要項かと言えばそんな事はないでしょう。

これほどの傑物を差し置いてウクラマトを王にするには彼女の成長物語にかなりの説得力が必要だと思うのですが、個人的には全く納得できませんでした。全然コーナ兄さんを越えられていません。でも周りのキャラクターはひたすら『ウクラマトなら王になれる!』と繰り返すから違和感がすごいすごい。
詳しくは後述します。

シナリオライターも扱いに困ったのでしょう。最後は勢いで自爆しちゃいました。

ケチをつけるだけなのも良くないのでどうすれば良かったのかを少し考えてみたのですが、どうせなら何かやらかしたウクラマトを庇って大ケガを負うなりして途中退場した方がウクラマトの成長物語に幅が出て良かったと思えます。

そのくらいウクラマトとの間には明確な差があります。

今回の物語は一貫して最大の敵はゾラージャ兄さんだ! といった雰囲気を出していますが違います。最強は最初から最後までコイツです。

せめて、何か弱点を作ってあげるべきだったと思います。まず、知力に長けている点を推したいのなら戦闘力はいりませんよね。
弱そうな印象を持たせるために銃を取り上げて病弱な女の子にするのもいいかもしれません。
そうすればサンクレッドやウリエンジェとの関係もかなり映えるものになると思います。

漆黒の経験を経た今の二人は悩める少女へのアドバイスは得意分野でしょうしいいトリオになりそうです。

リーンに成長のきっかけを与えた二人ですが、サンクレッドはグイグイ手を引っ張って導いてくれるタイプの男でウリエンジェは本人の意思を尊重して背中を押すタイプの男でした。

そんな二人が育成論でわちゃわちゃ揉めているのを見て、精神的には成熟しているコーナが呆れるシーンとか何か面白そうじゃないですか。

最後に王の義子という設定も取り上げれば『謎の技術を俺たちの国に持ち込もうとする変なやつ』になります。
その点を理由に国民からの評判も宜しく無い感じにすれば……。

病弱故に余命が少ない事を悟っているなら、バトル一辺倒のゾラージャ兄さんよりはと優しい心を持つウクラマトを王として推す理由も納得がいきます。
命と継承がテーマのキャラってなんかFF9っぽいですしね。

かなり妄想が入りましたが、それくらいのデバフを掛けてようやくウクラマトが勝負できる性能になります。

継承権はありませんがそんなの実績があるからグルージャジャが推したとかそんなのでいいでしょう。

バクージャジャが許されてるのだから些細な問題です。

とにかく、コーナ兄さんが完璧すぎてウクラマトが王になる意味が感じられないのが気になりました。

・ウクラマトの諸々

リリース前からプロデューサーが『初見だと嫌われそうなキャラクターですが最後まで遊べば好きになるはず』と予防線を張っていた時点で嫌な予感はしていましたが、残念な事にその予感は的中する事になりました。
個人的には物語通してあまり魅力を感じられないキャラクターでしたね……。

いや、正確には魅力を発揮できる場面を用意して貰えなかったというのが正確でしょうか。
今回のシナリオの前半テーマは『未熟なウクラマトが七つの試練を突破して王としての器を身につける』というものでしたが、試練の内容がショボすぎて成長できる余地がありません。

まるでパズルのピースを合わせるようにウクラマトの人間性が各部族のツボにハマっていくので苦労が殆どありません。

ここが一番気になった点で、主人公含めた全キャラクターが『ウクラマトならトライヨラの王になれるよ!』といった態度を取るんですよ。

プレイヤーである私としては『いやいやコイツをこのまま王にするのはまずいんじゃないの!? コーナ兄さん一択じゃないの!?』といった感情だったのでかなり物語に違和感を感じてしまいました。

個人的な嗜好ではあるのですが、主人公が喋らないゲームは主人公=自分というスタンスで楽しんでいるので、主人公がプレイヤーの考えと大きく異なる行動をしてしまったらその地点で『全く喋らないけどずっと出てきて私の意見には沿わない事を主張しまくる誰か』になってしまうんですよね。

お前だけやそんなのと言われたらそうなのですが。

そしてマニフェストである平和な国を作る!  という目標も面白くなかったです。

というのも現在のトラル大陸ってグルージャジャがアレコレしたお陰で小さな燻りこそあるものの基本的に平和なんですよ。

既に平和な国でそれを維持する為に王様になるというのは素晴らしい心掛けですが、物語的に盛り上がるかと言えば……はい。

グルージャジャの旅を後からなぞるのではなく、グルージャジャの旅をウクラマトがする物語ならまだ納得出来る点はあったと思います。何も知らないで平和な国を作る! よりは実際に争う部族を仲直りさせていく中でそういう意識が芽生える方が自然でしょうし。

独立した文化を持つ部族を束ねて国家という政治共同体を作るというのも物語では余り聞かない切り口ですし面白そうです。

もしくは王である事でトラル大陸の平和のシンボルも兼ねていたグルージャジャが亡くなった事で調和が崩れ、各部族が覇権を巡る戦国時代に突入したとか……そういうの。

ともあれこの二点。
王を目指すには何も知らず、未熟なのに成長しない。する必要がない。にも関わらず少し部族の事を考えただけで都合良く周りに認められる点と、平和な国を作るのが目標なのに既にトライヨラが平和な国なのでシンプルに面白くない点がウクラマト関連で特に気になったポイントでした。

あとウクラマトに関係ないところでは、クルルにエレンヴィルにアリゼーにアルフィノにとやたら同行者が多いせいで、その分セリフが増えてテンポが悪くなっているのも気になりました。

IDや討滅戦でフェイスを揃える都合だとは思うのですが、物語に支障が出るくらいなら7.0はフェイス無しでも良かったと思います。

でもラスボスはいつも通りアゼムのクリスタルを使ってましたし考えすぎですかね……?

それと先に述べた通り、今回のシナリオに批判的な意見を述べている方の多くがウクラマトのデザインを指摘していますがこれに関しては声を大にして否定したいです。

過去にはお世辞にも万人受けするとは言い難いデザインのエメトセルクが大人気になった例もありますし、外見がそのキャラの人気を左右する絶対条件では無いと思います。少なくとも私はそう思いたいです。

エメトセルクのデザインが仮にロスガルだったとしても今ほどでは無いにしても人気キャラにはなれたと思うんですよ。

何にせよ、デザイナーさんに罪は無いです。

・バクージャジャ

突然ですが僕はFF9が大好きです。
なので事前情報で開示された要素から今回のシナリオには間違いなくFF9のエッセンスが含まれているだろうなと期待していました。

そして蓋を開けて出てきたのが彼です。バクージャジャです。

彼は他の王候補と違い、明確なマニフェストを掲げていません。
王になってやりたい事がある訳でもないのに主人公達や他の王候補達に嫌がらせをし続け、更にはヴァリカルマンダという伝承に残るレベルの脅威を解き放ち、大勢の人を傷つけました。きっと死傷者も沢山出た事でしょう。

ですが、そんな彼にも悲しい過去がありました。
察しはついていましたが、一つの身体に二つの頭という生物として大きな欠陥を抱えた彼は、能力こそ優れていましたが長く生きる事ができなかったのです。

双頭の能力にだけ目をつけたマムージャ族達の無理な交配、未熟な卵を無理やりこじ開けて胎児を合体させるという愛のカケラも無い残酷な出自。そして彼が産まれるまでに、産まれる事すら許されなかった無数の兄姉達。

彼にとってマムージャ族は同族では無く、部族の覇権の為だけに欠陥品である自分を生み出した加害者です。そして僅かな時しか生きられない自分にとって、争いの無い平和なトラル大陸は短命な自分を嘲笑っているようにしか見えませんでした。

それを大義名分にトラル大陸を大混乱に陥れるんですけど、これってFF9のメインキャラクターであるビビ・オルニティアのオマージュなんですよね。

ビビもバクージャジャと同じく歪な出生から長く生きる事ができません。でも短命なりに旅の中で『生きる事とはどういう事か』を考え続け、最後には答えを出します。

ビビは仲間に恵まれたので納得のいく答えを出せましたが、バクージャジャの周りにジタンやスタイナーはいません。

誰も自分を肯定してくれないので、八つ当たりしかできません。ヴァリカルマンダの解放も、その怒りの通過点でした。

これはかなり面白いと思いました。

ビビを直接FF14に出すのではなく、似た立場のキャラクターを違う境遇に置いてアンチテーゼ的な活躍をさせる。FF9を知っていなければ内容を理解できないという訳でもないですし、かなりいい塩梅のオマージュだと思いました。

マムージャ族の里のBGMが黒魔道士の村のテーマだったところで『お、これはまさか……?』と先の展開を読んでニヤニヤしたのは私だけじゃないはずです。

まぁ、全部嘘なんですけどね。

実際はFF9とカケラも関係の無いクソ野郎でした。

余裕で長く生きるでしょうし、色々やらかした割に何故か許されてます。

行動原理もなんか卵が割れない赤子が可哀想とかそんなんでした。割れないなら仕方ないですね。

しかしヴァリカルマンダを解放しても尚、頑張れば王になれると試練を続けるメンタリティは認めざるを得ません。強いです。

最後はなんか良い奴って感じに落ち着きました。凄いです。

そんなバクージャジャなんですけど、『一見クズだけど実は可哀想な過去持ちの良い奴なんだぜ!』というツンデレキャラにしたいのは伝わったのですが、それをやるには序盤のクソ野郎ムーブいりますかね?  妨害はともかく『メスネコちゃぁ〜ん』みたいな人格批判はいらないでしょ。あそこから実は良い奴路線に移るのは厳しいって。

双頭マムージャこそ優れた種族と幼少から父親に英才教育された結果なのは分かりますが、メスネコちゃんに知りたい言われただけであっさり改心する程度の英才教育とは……。

あの過去で同情を引くのなら、序盤の嫌がらせは全部バクージャジャを王にする為に取り巻きが勝手にやってる事にして、真面目に試練に望む本人はそれを知らないとかにしておけばだいぶイメージの違うキャラクターになったと思います。

あと何個目かは忘れましたが料理を作る試練。

あそこは絶対バクージャジャかゾラージャ兄さんと組んで互いの考えやルーツを話しあう展開でしょうが!!  争い合う二つの部族が仲良くなるきっかけになった料理を最強ランクtear1のコーナ兄さんと一緒に作って悪者マムージャ二人を失格にさせる展開。

余りにも酷いお話だと感じたのは私だけでしょうか。

最後まで舞台装置感の否めないキャラクターでした。

・ゾラージャ

彼もウクラマトと同じ、シナリオライターが想定したキャラ付けとプレイヤーの感じ取ったキャラ付けに大きな差ができてしまったキャラクターだと思います。

物語を通して強敵である事を強調していましたが試練に失敗してヤケを起こし、そのまま二連敗をカマしたり、超技術に頼ってようやく片頭の父親を倒したり、全く強い印象が持てませんでした。

ウクラマトより強いからヤバいとか以前に、主人公は世界救ってんだからゾラージャ程度が何かしたとこですぐ鎮圧できるでしょ。くらいの印象です。

行動原理も良く分かりませんでした。

理解できない訳じゃないんです。
周囲からの期待が余りにも高いせいでそれに応える事でしか自分の価値を証明できないと思い込み、それ故に相談も甘える事も出来ず、孤立。そのまま一人で悩み続けて拗れるところまで拗れた哀れな男です。まぁハッキリ描写があった訳じゃないので考察が多分に入ってるんですけども。

ともあれそれは伝わったんですけど、とにかく説明不足に過ぎます。

終盤はハイテクに目覚めた彼を止める為にあれやこれやするストーリーなのですが、話の中心にいるはずの彼の過去に何があったのかが殆ど描写されないんですよね。

特に子供を作っていて、その子供も話に関わってくるのに肝心の出生については一切語られなくて驚きました。

あのこじらせゾラージャ兄さんが子供を作ってるという事は相手の女性がいる訳なんですけど情報が無さすぎて何があったのか想像すらできないんですよ。

ソリューション9にマムージャ族は見当たりませんしとにかく謎。プレイヤーの立ち入れないエリアに居たんですかね?

荒野編とかやってる暇があるのなら、少しでもこっちに尺を割いて欲しかったです。

というか、それに限らずゾラージャ兄さんはとにかく扱いが悪いです。

ウクラマトの戴冠式の時とか誰もゾラージャ兄さんの話をしませんからね。

あれだけ力に固執してこじらせてたゾラージャ兄さんを誰も心配しない。

一応『傷心の旅に出たんじゃないの〜? って誰かが言ってた気がしますが、それだけです。一応お前らの国の王子だぞ。

描写が薄すぎて、これならバクージャジャと設定を合体させて一人のキャラクターにした方が良かったのではとさえ思いました。

というか敵になる必要ありましたかね?
訳の分からない敵になるくらいなら試練の中でウクラマトと和解して武王ゾラージャ理王コーナ優王ウクラマトの三王体制になるとかでも良かったと思うんですけど。

双頭を越える的な意味でも縁起が良いですし。『トライ』ヨラですし。

その後にソリューション9的な超技術持ちの侵略者がやってきてトライヨラ王総出で戦うとかアツいと思うんですよ。

あとゾラージャ兄さん関連でケテンラムについても少しお話したいのですが、アイツ今回のシナリオで一番やばいです。狂ってます。

ゾラージャ兄さんに襲撃された事をずーっと黙ってますし。グルージャジャが戦っている時は何故かタイマンを強要してきますし。

でもグルージャジャが亡くなった後はなんか悲しそうにしてたのでプレイ中は大混乱でした。

私はこれ、ケテンラムは襲撃時に死んでてそれをゾラージャが謎技術で生き返らせて操っているんじゃないのと勘ぐっていたのですが、ナチュラルに生きててビックリです。

絶対に退場する流れだったのに生きてたという事はまだ出番もありそうですし、次は何をやらかすのか期待してます。健全な楽しみ方ではないですけど。

最後にゾラージャ兄さんの話に戻るんですけど、討滅戦の第二形態のデザインはいい意味で悪趣味でめちゃくちゃ好きです。ツボです。だからこそもっと深掘りして欲しかったです……。

今回のシナリオで一番好きになれたかもしれないキャラでした。

・それ以外

物語の後半で急にFF9の要素がたくさん出てきましたが、これに関しては多くは語らないでおきます。

BGMを聴けた事やアレクサンドリアの街並みをFF14のグラフィックで見れた事自体はとても嬉しいんですけど、モブが雑にビビのセリフを言ったり強引にMelody of lifeの歌詞を引用してきたり、シナリオに絡んだ所は個人的にあまり良い印象を持てなかったので……

クリタワやドマみたいにシチュエーションに合わせて少しだけエッセンスを織り込むのと違い、今回のは余りにも強引でリスペクトを感じられませんでした。FF9じゃなくて良くねって感じです。

ソリューション9が街の名前に宛てがわれた理由も明かされませんでしたし(一応ソリューションには企業の問題を解決する人材、知見という意味はありますがそれにしてもこじつけが過ぎる)、リンドブルムが説明無くアレクサンドリアを襲撃してる所を見ると、何も考えずにとりあえずFF9の単語入れときゃウケるという浅ましい考えがあったのかなと邪推してしまいます。

別に『私の思い出のゲームが汚された』から気に入らないとかそういう訳じゃないんです。

別作品の主人公が敵に回る展開は面白いと思いますし、原作の象徴的な城が破壊されるのもそれ自体はいいんです。

ただ、それが許されるのは設定をちゃんと活かした上でめちゃくちゃ面白いシナリオを生み出せた場合のみだと思うんです。

今回の物語は過去に人気の出た漆黒のストーリーフォーマットをそのまま再利用して、そのままだとバレるからと雑にFF9の殻で包んでごまかしたようにしか見えませんでした。

しかもこれをFF9にも漆黒のメインにも携わっていないライターが書いているんですよ?

このシナリオでいけると思っていたならかなりヤバいです。思っていないならもっとヤバいです。

巷で噂されているFF9リメイクやアニメの宣伝も兼ねてたんですかね?  だとしたら逆効果にしかなっていないと思うのですが……。

ともあれ、これならメインクエストではなくレイドやアライアンスでFF9に特化したシナリオを作って欲しかったというのが本音です。

このゲームはFF14なんですから、クライマックスは似た施設の名前を引用する程度に留めてFF14で勝負して欲しかったです。今までこんな事なかったですよね?

・まとめ

あれこれ考えながら最大限に楽しむ努力はしたのですが、不満が多く残ったというのが正直なところです。

プロデューサーは新生編からやり直す気持ちで遊んで欲しいと言っていましたが、今となっては評価が低くなる事を見越して予防線を貼っていたようにしか思えないです。

新生と同じで下地が無いから……という意見をよく目にしますが、40時間近いボリュームを使ってそれは無いだろうと。今後のシナリオをやってて『荒野編やってて良かったーー!』ってなるんですかね?  うーん……。

役職が増えて対応が遅れているのか、今回の7.0ではメインシナリオ以外でもジョブ調整やグラフィックアップデート、ハウジングなど多くの部分で問題が起きており、フォーラムは地獄の様相を奏しています。

匿名性のあるネット掲示板ならともかく、発信元のアカウントが表示されるフォーラムでこの状態なのだから、周りで楽しんでいるプレイヤーに配慮して何も言えずに不満を抱えたままのプレイヤーの数は相当なものでしょう。

最近のプロデューサーはPLL等で『8.0では改善します』とか『今後10年を見越して』と口癖のように繰り返していますが、対応するどころかコメントすらする気配が無いところを見ると、これも問題を先送りにしているようにしか思えません。

未来の話は今のユーザーからの信頼があって初めて納得して貰える話だと思います。

黄金のレガシーも自分に合わないシナリオだっただけなら何も言わず飲み込むつもりでしたが、今までのFF14が大好きなゲームだったからこそ危機感を覚え、こういった形で意見を述べさせて頂きました。

長くなりましたがここまで読んで頂いた皆様、お付き合いありがとうございました。

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