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東京改造計画を読んで

今日の朝、目の前を歩いていたお母さまが改札にSuica(カード)を通そうとしているのを見て、
改札は無くした方がいいと思ったうにおです。

今回は、堀江貴文さんの東京改造計画を読んでの感想を書きたいと思います。


堀江さんが出馬するかは置いといて、ここで書きたい内容は首都高のETC義務化についてです。職業柄、一般の方よりは少し詳しいので、意見を述べたいと思います。

堀江さんの提言の中で、料金所が渋滞の要因となっていて、且つ渋滞緩和のためダイナミックプライシング導入のためにETCを義務付けたいという記載があります。
これは僕も大賛成です。現在の首都高では、ETC利用率は約96%です。つまり、4%しか現金利用がないんですね。自然にETC利用率が100%になることはあり得ないので、どこかでETCの義務化を決断しないといけません。このたった数%の現金利用者のために、料金所を作り、維持管理コストを払い、収受員さんのお給料を払っています。普通に考えたら、義務化した方が絶対良いんですよね。

ただし、課題もたくさんあります。
例えば、ETCカード未挿入で首都高に乗った場合の問題です。これは、駅に改札がある理由ととても似ていますね。「タダ乗りする奴がいる」という意見が一部からありそうですが、堀江さんも言ってますが、それよりも改札の維持管理コスト、料金所の維持管理コストの方がかかっています。バレたら重い罰金にしたらいいんじゃないですかね。

あと、1番のネックは国だと思います。首都高で言えば国土交通省ですね。彼らがGOを出さないとできません。なぜ義務化にしないのかは分かりませんが、個人的にはさっさと義務化して欲しいです。

数%の人たちのために料金所を置くって、明らかに合理的ではないじゃないですか。しかも、距離別料金体系に移行してからは、現金利用者は乗った距離に関わらず満額支払わないといけません。確かに、車載器の搭載が必要ですが、ETCカードも年会費ない物もありますので、そこまで悪いことではないと思います。

ということで、まとめると、
・首都高のETC利用率は約96%
・ETC義務化は渋滞緩和に繋がる
・タダ乗りがいたとしても料金所の維持管理コストの方が大きい可能性あり
・ネックは国
・ETCを搭載するのもデメリットばかりではない

ぜひ、ETC義務化が実現して欲しいなと思う今日この頃でした。



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