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self-quarantine diary 6/4/2020

オンが園の日。割と早く寝たにも関わらず、「いってきまーす」の合図で起床、8時半。靴も履かせてあげられなかった。夢の残骸を頭からかぶったまま、いってらっしゃい。今日から4日間、夕方以降ずっとワンオペなので、すでに緊張が走っている。

そういえば昨日から夢メモをつけはじめた。今あらためてノートを開いてみると、

「秋葉原じゃない秋葉原、むかしみんなでギョーザを食べたレストランの入っているコンプレックス。Eとその新しい恋人と待ち合わせ。盛岡の彼氏。『秋葉原って、どうやって遊ぶの?』と聞いたら『まじでいろんな遊び方がある』と怒ったみたいな返事がきた。そのコンプレックスのなかにはパブリックミュージアムのような開けた場所があり、大きなスクリーンには宇宙人のようなアニメーション。パウル・ツェランみたいな詩人。そういえば昨日のパーティーで『みんなおゆみのこと好きだよ、人気だよ』と言われたけれど、『アンケートとったら、好きと答えた人はけっきょく1/3以下だったみたい』とあとから言われて悲しかった。ものすごくうれしくて、そのあとすごくがっかりすること、そういう感情」

と書いてあった。もうすっかり忘れてる。でもその感情だけは残ってる。怒ったみたいな返事を聞いたとき、からだがビクッとしたのをばれないようにしたこととか。

4x4x4分の瞑想、3つの子音を身体に入れる、富士山念仏、10分のオイリュトミー。それからカバンにiPadと本3冊、ノート1冊をぎっしり詰めて出かける。久しぶりの山手線、すでに1席開けて座るルールは終わったのか? 1駅だけで下車。2か月ぶりに、行きつけのカフェで仕事。テラス席と屋内席の間にある窓がすっかり開け放たれていた。ディスタンス守れるシーティングにホッとする。ウイルスが落ち着いてもこのままにしてほしい、わたしにぴったりな距離感。人と人とのあいだにある空間をより大切にできる気がする(その結果、今日は人の足元にまつわるうつくしい幻想を見た。インスタグラム参照)。仕事、仕事、仕事、読書、ちょっとだけケータイ、仕事、仕事、仕事。iPhoneからTwitterとInstagramのアプリを消したことで、確実に閲覧時間が短くなっている。使いたいときにはいちいちブラウザから開くのだけど、とにかくやりづらいので投稿するだけで一苦労、だから滞在しなくなる。そしてなぜか今は、Facebookが心地よい。参加したいイベントを見つけるのにぴったりで、たとえ参加できなくても、人がどんなものを開催しているのかをぽつぽつ調べるのが楽しい。

今日気づいたのだけど、わたしがこれまでずっと学びたくて、でも名称がわからないために学べなかった学問は、

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