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1ヶ月で受かる証券外務員(一種)

〇はじめに

今回もUni.Newsをご覧いただきありがとうございます。

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■今回の記事の対象
大学生活の中で簿記の資格を取得することを考えている人
■この記事を読み終わったら分かること
証券外務員一種試験の攻略方法

証券外務員試験について、

・試験内容/資格取得にかかる時間
・初めに押さえるべきポイント
・学習の進め方

の情報をまとめていきます!

🌟証券外務員試験はこんな人におすすめ

#金融関係の企業の内定者
#証券の基礎を学びたい人
#投資に興味がある人


1.試験内容/資格取得にかかる時間

証券外務員は100問440点満点の試験です。

○×形式の問題が2点×70問5肢選択方式の問題が10点×30問という内訳になっています。

合格基準は7割(308点)以上で、出題・回答は全てPC上で行われます。

試験時間は2時間40分(160分)です。合否は試験終了後に会場で通知となります。

出題範囲は大きく分けて、

①法令・諸規則(100点前後)
②商品業務(240点前後)
③関連科目(100点前後)

の3つです。

一般的には証券外務員取得には一種であれば100時間程度が必要と言われています。毎日1~2時間の勉強で2ヶ月程度という計算ですが、個人的には1ヶ月もあれば十分だと思います。

なぜなら後述の通り、当試験には配点に偏りがあり、全範囲を完璧に理解しなくても合格最低点の7割に到達するからです。


2.初めに押さえるべきポイント

勉強時のポイントは以下の2つです。

①5肢問題で得点を稼ぐ

5肢問題は全440点満点中、300点を占めます。308点以上で合格ですから仮に5肢問題を全て正解させれば、残りは8点だけです。(しかも5肢問題以外は○×ですから理論上適当に答えても140点中70点は取れる計算になります)

5肢問題は全30問約10問が計算問題です。これらの計算問題は公式さえ暗記できれば確実に正解できる分野ですから、まずはここから押さえましょう。計算問題が出る分野は、

・株式業務
・債券業務
・証券税制
・投資信託及び投資法人に関する業務
・財務諸表と企業分析
・先物、オプション、デリバティブ

の6分野に集中しています。問題のパターンはそれほど多くありません。問題集の問題を繰り返し説いて、解法を暗記しましょう。

②配点の高い分野から対策する

上記の3分野はさらに細かく以下の15のセクションに分かれ、それぞれに配点の偏りがあります。

①証券市場の基礎知識:10点(5肢問題1問)
②金融商品取引法:32点(5肢問題2問)
③金融商品の勧誘・販売に関係する法律:6点(5肢選択0問)
④経済・金融・財政の常識:20点(5肢問題2問)
⑤セールス業務:10点(5肢問題0問)
⑥協会定款・諸規則:46点(5肢選択3問)
⑦取引所定款・諸規則:12点(5肢選択0問)
⑧株式業務:52点(5肢選択4問)
⑨債券業務:40点(5肢選択3問)

⑩投資信託及び投資法人に関する業務:34点(5肢選択2問)
⑪付随業務:10点(5肢選択1問)
⑫株式会社法概論:20点(5肢選択1問)
⑬財務諸表と企業分析:20点(5肢選択1問)
⑭証券税制:22点(5肢選択1問)
⑮デリバティブ取引:106点(5肢選択9問)

配点の高い分野から勉強しましょう。

具体的には②金融商品取引法、⑥協会定款・諸規制、⑧株式業務、⑨債券業務、⑩投資信託及び投資法人に関する業務、⑮デリバティブ取引の6つです。これらの分野から勉強することで、効率よく得点することが出来ます。

③理解しようと思わない

証券外務員は企業によっては内定者期間中の取得を推奨される資格です。実地経験がない学生では、テキストの完全理解は難しいかもしれません。

その場合、時間をかけて無理に理解する必要はないと思います。理解が曖昧でも演習を繰り返すことで、本番の得点力向上が可能です。理解よりも量をこなすことを念頭において学習を進めましょう。


3.学習の進め方

①学習テキストを5~7つに分割する

まずはペースを決めましょう。上記の15のセクションでしたら、1日3セクション×5日くらいのペースがちょうど良いでしょう。5~7に分けるのは、1週間でテキストの全範囲を終えるためです。1週間くらいであれば2周目に入ったときに1周目で学習した範囲を覚えていられるからです。

テキストは何でも構いません。私は以下のものを使用しました。


②テキストの該当範囲を読む→問題集の該当範囲を解く

1日の取り組みの流れはテキストの理解→演習の順です。テキストを読む目的は暗記では無く理解ですから、時間をかける必要はありません。上述の通り理解できない点は飛ばしましょう。分からないからと言って止まらないことが大事です。

演習の目的は問題のパターンの把握・暗記です。テキストで読んだ範囲からどのように出題されるのかを覚えましょう。


③問題集の2周目、3周目を解く

テキストの通読と問題集1周を終えたら演習の2周目、3周目に入りましょう。ペースは②と同じかそれより少し早いくらいがお勧めです。順番としては問題を解く→(どうしても仕組みが分からないときのみ)テキストの該当範囲を読む、です。出題の傾向(パターンは多くありません)をひたすら暗記しましょう。

④過去問/模擬試験形式の演習をする

問題集を終えたら、実戦形式の演習を積みましょう。問題集の設問と出題のされ方は変わらないですから、②③で知識が頭に入っていれば難無く合格最低点を超えるはずです。時間の使い方や苦手な範囲の把握が目的です。問題なく7割を超えるようであれば、本番でも合格できるでしょう。


4.おわりに...

いかがでしたでしょうか?

本記事は証券外務員一種についての紹介と攻略法、学習の進め方について紹介してきました。少しでも皆さんの参考になれば幸いです。

今後も資格について紹介していくので是非参考にして下さいね!


☆その他

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