見出し画像

弱小高校野球部が強くなるためには

今回はタイトルにもある通り、弱小高校野球部がどうすれば強くなれるかについて考えていきたいと思います。

強くなるために改善するべきこと

①選手と指導者の意識

②非効率な練習

以上の点が私が改善するべきだと思っている点です。私も少人数の弱小高校野球部出身ですので、私の経験も踏まえて書いていきたいと思います。

①選手と指導者の意識

私が思うに、ここが一番重要な問題だと考えています。

まず指導者について。


まず指導者は常に考え方をアップデートできることが重要だと思います。

自身の経験論だけで野球を語るのではなく、様々な視点から野球を考え、様々な意見を取り入れることができる柔軟な姿勢を持つことが指導者として重要です。

そして次に順序を勘違いしてはいけないということを意識するべきだと思います。野球をするのは選手であり、指導者ではありません。指導者が選手に無理に練習をさせたり、望まないことをさせるのは良くないです。指導者や学校の名誉を築くために選手を利用することは絶対にあってはなりません。選手の将来のためにも、選手が自主的に練習に取り組めるような環境作りをすることが指導者には求められるでしょう。

次に選手について。

選手はもし野球を上手くなりたいと望んでいるのなら、指導者からの指導だけを頼りにするのではなく、SNSや本などで情報を集めることが重要だと思います。

そしてその過程で失敗や成功を繰り返しながらで情報を取捨選択をできるようになることが大事です。あくまで野球をするのは自分だということを意識して後悔しないような練習をすることが大事です。

②非効率な練習

上手くなりたいのか、なりたくないのかは選手の意識の問題ですが、いくら上手くなりたくても練習のやり方が間違っていれば上手くなるものも上手くなりません。

まず、今までの1つ1つの練習メニューを見直し、その練習の意味や本当にこの練習は必要なのかを選手と指導者で共有することが大事です。その上で何が必要なのかを考え練習メニューを改めて決めていくのが良いと思います。

次に、練習を要素別に細分化することが大事です。例えば守備練習。打球までの詰め方、捕球、送球などの要素に分けてそれぞれ1つずつ丁寧に練習することで、課題を1つずつ消化でき、方向性が明確で効率的な練習をすることができます。

次に、野球の技術練習とフィジカルを鍛える練習とを分けて考えることです。野球に使う筋肉は野球で鍛えると昔の方は言っていましたがそれはあまりにも非効率的です。素振りをたくさんしてもスイングスピードは大して速くならないし、股割りティーバッティングで下半身に負荷をかけても連ティーをしても大して強い打球は飛びません。スイングスピードを速くするならトレーニングでフィジカルを鍛えて、練習で理にかなったスイングを身につければ速いスイングが可能です。強い打球を打つなら、フィジカルを鍛えて速いスイングを身につけて、練習で理にかなったスイングを身につければ打てます。

最後にデータや映像を活用することです。現代ではスマホのカメラで簡単に映像を撮ることができます。映像を撮り、自らの動きを客観的に見ることによって、自分のイメージとの違いや見本とする動きと見比べることができるため、次の練習の方向性が明確になり練習を効率的に行うことができます。

データも同様に自分が今後どういう練習をすれば良いのか明確になるため収集することを勧めます。

まとめ

以上ですがいかがだったでしょうか。

弱小校は強豪校と違って、選手自身の経験値や能力も強豪と比べれば低いですし、環境もとても良いとは言えないので、頭を使って練習と意識でその差を埋めるしかありません。私は練習と意識が変われば、弱小野球部でもある程度まで勝つことは絶対にできると考えています。

弱小高校野球部はそれだけの夢と伸び代を持った集団なのです。

最後に私の記事が何かのヒントになれば幸いです。

読んでいただきありがとうございました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?