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トルコ_2018-02_④懐かしの地編(再掲)

※2020年頃に思い出しながら書いたものの再掲

4日目 ━祝、世界遺産登録

おいわい快晴ローマ巡り

  • 今回のアフロディシアスは「世界遺産アフロディシアス」

  • 天気もよくて嬉しすぎ

  • 新しく世界遺産に登録されたばかりなのにあまり人が多くなく落ち着いて過ごすことができた

  • でもやっぱり巨大な競技場や荘厳な柱を見ると心が踊るので、いい意味で心が忙しくなる

  • 前回曇っていたパムッカレも今回は晴れていたので、大喜びで石灰棚を突き進み日差しと照り返しでへたった

  • しかし足からミネラルを摂取したつもりでいたら復活(草か?)

  • このパムッカレ、本当にここだけスキー場のように真っ白なので車で近づくと何かの間違いのように見える

  • この雪に見える真っ白の正体はこのあたりに湧いている温泉に含まれた石灰が固まったもの。長い時間をかけてできたこの独特の形の石灰棚に温泉がたまり、晴れた日は青い空、夕方には真っ赤な夕焼けを反射して色鮮やかに光るためとんでもなく美しい風景ができあがる。多分画像検索するとすごい写真が大量に出てくる

  • 一方、現在は湧く温泉の量が減って干上がりかけていて、実際目立たないところでは蛇口やホースから水が足されたりしている。上の写真もそんなに綺麗じゃないし、画像検索で出てくるような風景を期待してがっかりしてしまう人もいると聞く

  • でもこれはいいアングルで写真を撮るのが難しくてこうなっている(だっていい場所は大抵なんで入場が許可されているのか理解できない断崖絶壁だしぬるぬるで超怖いから)だけで、実物は相当凄まじい。これが自然の産物??? となる。

ディナルの「ヘン」なヨーグルト

  • ヨーグルトといえば圧倒的にブルガリア(明治の勝利)(実際ヨーグルト大国)だけど、ヨーグルトの語源はトルコ語にあるとか

  • そのトルコを含む中東・中央アジア地域では、ヨーグルトは普通しょっぱくしてガーリック風味をつけて肉料理にかけたりドリンクにするもの

  • しかし寄り道したディナルでは、ヨーグルトは欧米や日本のように甘くして食べる。他のトルコ人はディナルの人のことを、ヘンな人、と思うこともあるらしい。

  • でも日本から来た私はディナル派。松の蜂蜜で甘くされてケシのみでぷちぷちするこってりめのヨーグルト、とてもおいしかった

  • トルコは他にも、四角い甘いもちもち「ロクム(別名:ターキッシュディライト、トルコ人のよろこび)」や甘いパイを甘く焼いて甘いシロップに漬けた「バクラヴァ」、ライスプリンにココナッツをかけた「ストラッチ」など甘いものがたくさんあり、その甘さもえぐい

  • 以下は、思わずメモってしまったあるトルコ人の言葉(直訳)

トルコ人、肥満多い。
大抵のトルコ人の人生の最後、糖尿病。
なんでか?
トルコ人、甘いもの好き。
しょっぱいもの好き。
味の濃いもの好き。
体に悪いもの、だいたい好き。

アフヨンの空

  • 前回のアフヨンの空はつい詩人と化すほどに美しかった。でも今回もとんでもなく綺麗だった

  • 地理の問題か、空が高くて雲が自由で空気が澄んでいて色が鮮やか……

  • ホテルはSaffraan Thermal Resort

  • 前回、宿泊予定だったホテルが使えなくなり急遽泊まったあの英語も通じないホテル

  • 相変わらずみなさん優しい。でも全体的に遠巻き。言葉の壁激アツ。しかし前回と同じくゆるさが快適。基本的なところはしっかりしているからおすすめ

5日目 ━信仰の街

コンヤのいろいろな一面

  • 5日目は移動がメインだったものの、コンヤの街では少しゆっくりできた

  • 前回は宗教色が強い街という知識とその通りの印象しかなかったけど、今回は学生街でもあるという知識を得ていたのでまた違う一面を感じられた。

  • 確かに若い人が多かったりビジュアル系の姐さんがいたり… ちょっとしたギャップが面白かった

シルクロードを通りアヴァノスへ

  • コンヤからカッパドキアまでの道はシルクロードと重なるらしいので、そう考えると移動も楽しくなりカッパドキアに着いてからはずっとテンションが高かった

  • 前回、ラクダ岩は本当にラクダ、キノコ岩は本当にキノコと書いたけど、今回はゴリラ岩を見つけた(どうでしょうか)

  • 初めて見たときは大発見だと思ったのですが、ハイテンションゆえの幻覚だった気もしてきた。

  • ホテルはUchisar Kaya hotel

  • 憧れの洞窟ホテル。壁が岩で最高

  • 窓からプールのある小高い中庭に出ることができて、そこからの景色も綺麗

  • 好みの要素が揃いすぎで、絶対にまた泊まりたい

  • 一旦荷物を置いた後は洞窟レストランに移動して、ここで初めて本格的なベリーダンスと旋回舞踊のショーを見た

  • 凄まじかった。とにかく美しくて激しいのにダンサーさんたちは楽しそうで、久しぶりに飲むラクもおいしかった

  • その帰り道に見たアヴァノスの夜景は写真を撮り忘れるくらい綺麗だった

  • 写真が残っていないからか記憶の中でどんどん綺麗になっていて、もう私の中では世界一美しい場所として記憶されている

6日目 ━赤い川と白い天使

赤い川の陶器の街アヴァノス

  • アヴァノスは陶器の街とも呼ばれている

  • 中心を「赤い川」の名を持つクズル川が流れ、そこから取れる赤土と粘土で上質な陶器を作っている

  • その伝統は、紀元前、ヒッタイト時代から続くもので、お店や工房では古代スタイルのワインボトル(真ん中の大きな穴に肩を通して持ち運んで、そのまま傾けて注ぐらしい)も見られる

ナザールボンジュの木

  • 観光地はどこも観光客が多く、ドンドルマ(トルコアイス)売りのおじさんの元気さやギャグのレパートリー、土産物屋さんのマルチリンガルぶりが前回よりかなり増していた

  • 状況が状況だったのでこうして活気に溢れているのはとても嬉しい

  • 土産物屋さんといえば、このあたりにはよく、青い目玉のお守りナザールボンジュを飾った木がある。これを探すのもちょっとした楽しみ

スルタンの名前を持つ石

  • この日に宝石店で「ズルタナイト」という石に出会った

  • ズルタナイトは、オスマン帝国の皇帝を意味する「スルタン」の名前を持つ宝石で、トルコのアナトリア地方でしか採れないらしい

  • 周りの光によって色が変わる。それも紫、緑、黄色、茶色とかなりバリエーション豊か

トゥズ湖

  • カッパドキアからアンカラへ移動する途中、トゥズ湖に寄れた

  • ここはボリビアのウユニ塩湖に比べるとあまり目立たないものの、似たような塩湖

  • 天候、時間帯、写真の技術など条件が悪く伝えきれないのが残念だけど、空が綺麗に反射していて大変に美しい場所だった

  • 壊れた椅子がポツリと置いてあるのがとてもよかった

  • 好きなトルコ映画「BEYAZ MELEK(直訳:白い天使)」でも重要な場所となっているため、嬉しかった(Filmarksになかった。。)

  • しかしここは客引きが最も強かった。掴んでくる人も多かった。怖かった。本当に頑張って振り切ろうとしたけど捕まり手の甲に美容にいい塩を塗りたくらた。ヒリヒリ。イナバノシロウサギ

  • でも確かにつやは出た

アイスはMADOで

  • アイスが食べたいけど超絶パフォーマンスには疲れてしまった。そんな時はチェーンのアイス屋さんMADOで食べるのがいい

  • シンプルにおいしい

そういえば首都

  • 夜に到着したアンカラは、有名なイスタンブルに隠れてはいるものの首都

  • 良くも悪くも今のトルコが表れている気がした

  • クーデター未遂から半年も経っていなかったので、未遂に終わらせたことを大々的に祝うポスターや犠牲者の写真などが大量にあり重い雰囲気

  • でも流石の首都、不思議な形だったりカラフルに光るビルが多く、少しドバイを思い出した

  • ホテルはIckale hotel

  • この日はすごく眠たいわけでもなかったけど、本当に本当に動きたくなくて夕ごはんが食べられなかった。かといってすぐ寝つけるわけでもなく、なんとなく具合が悪かった

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