このろくでもない世界
今日の午後は、
ちょっと息の詰まりそうな出来事があった。
いや、正確には、何も具体的には起きなかった。
それなのに、一人息が詰まって苦しくなった。
この暑い中、台所の床にうつ伏せに寝転がって、
ただダラダラと汗を流していた。
そして。
「そうだ、月の世界にいるんだとしたって、
なにもいつまでも下向いていなくたって、いいんだ」
(クマのプーさん A.A.ミルン作 石井桃子訳)
という言葉を思い出し、起き上がって銭湯に行った。
『銭湯』ってとこがなんとなく情けない感じだが。
いっそ、月の世界にいるんだったらよかったけど、
そうじゃなかったので。
銭湯の大きな湯船にどっぷり浸かっても。
残念ながら、何もかもきれいさっぱり洗い流して
気分すっきり~とはいかなかったけれど。
地球だって捨てたもんじゃない。よね。きっと。
(ここで、なんかのCMを思い出した)
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