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Atcoderで緑色コーダーになりました

概要

2023/01/15に開催されたAtCoder Beginner Contest 292にてレートが800以上になり緑色になりました!

緑色になるまでの計画、勉強方法、得られたもの、今後の計画についてまとめます。

自己紹介

2023年4月から情報系の大学院M1です。
以下は茶色になったときの記事です。

2023年4までに緑色になることです。

https://note.com/unicorn__unicorn/n/n353a295b0221

当初の目的だった緑色を無事到達できて嬉しいです。

取り組んだ時間、解いた問題数

1/15-3/4の8回のコンテストで入緑しました。
その期間中は春休みかつ一人暮らしで時間の拘束がなかったため、友達と遊ぶ日以外はずっと精進をしていました。
具体的には
6:30-22:00くらいを週5日(休憩抜きだと12時間くらい?)
計算すると月240時間
茶色→緑色で600時間ほど使っていることになります。(1時間/1問)
精進方法として自分がやっていたのは以下の2つです。

  1. 週単位でnotionにやることリストをたてる
    →目標、日単位の進捗管理

  2. スプレッドシートで解いた問題の管理、一元化
    →added date, link, keyword, supplementの項目をつくり、解いた感想をまとめています。
    scrapboxでも何でもいいですが、スプレッドシートは列でソートできるため、I列目(1回目)でソートし、解けなかった問題だけを表示するようにして復習しています。

notion
スプレッドシート

やってよかったこと

やってだめだったこと

  • 例 C問題全部埋める
    →C問題でも難しいものはとてもむずかしいのでdiffで問題を見るべき

  • コンテストが不出来だったとき、レートを過度に気にする
    →もともとアルゴリズムに詳しくなるという目的ではじめたので極論レートは気にしない

  • わからない問題がきたとき、解説を見るまでの時間が長すぎた
    →緑diffくらいまでは、解けない問題は知らないアルゴリズムの場合が多いので、諦めてすぐ解説を見て別の問題を解いたほうがコスパはいい

    →しかし最近は水diffの問題を解説ACして1週間後に見ると、解法はわかるのに実装ができずに萎えることが多くなり、どうかと思ってる。

20230422の進捗具合


20230422
heatmap

目的、手段の乖離、続ける意味

4月から大学院での生活がはじまり研究室生活が多くなる一方、(もともとやっていた)インターンでのSEの作業も増えてきた。
インターンではtypescript, reactまわりの開発を学んでいるので、競技プログラミングの知識がそこまで生かされないことに気づいた。

自分の性格的に、やりたいことにたくさん時間をかけて人よりうまくなるということは得意だが、逆にそんな時間を割けないことには熱量を割くのは苦手だ。

そんな折、josinoさんの日々の論文読みのツイートを目にして衝撃を受けた。

自分はこれから研究者として生きていきたい中で、何に時間を使うのか、使わないのかを選択することはとても重要だと考える。
春休みまでの間はatcoderの優先度が高かったが、少なくともこれからの2年は研究者としての研鑽(+インターンでの実務)に優先度を切り替えていく必要があると思う。

20230422時点での 順位14101st Rating887 で上位15%程度に入っているので客観的には十分だと思うが、個人的には水色、青色まで目指したい気持ちが少なからずある。(東大の友達で強い人はそれぐらいあるし、もっと評価されたいという承認欲求もあると思う)

今後の計画

とりあえず今のペース(週2,3日*3時間程度)で精進を続け、コンテストには参加するようにする。前よりも少ない精進量でどこまで上げられるかは興味がある。
レートが上がらなくなるところ(自分の実力がレートに漸近する)まではやりたい。

具体的な目標を立てないと頑張れない人間なので、目標を立てたいところではあるが難しい。妥当なのは年内に水色になることだろうか。
30回でrate+300と考えると意外といけそうな気もする。

社会人や家庭を持っている人でatcoderを続けている人はとても尊敬する。自分と彼らとの違いは、モチベを外側(承認欲求)ではなく内側(成長感など)に求めているからだろうか?
あるいは自分もatcoderのモチベを内側に求めることができるなら今後ずっと続けていく可能性もあるかもしれない。

終わりに

モチベを維持するにあたりいろいろな記事を見たりツイートに励まされました。素晴らしい環境を作っていただいてるAtCoder社に感謝します。

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