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これは…何?

泡、わかりますか?

ここ数日、家の近くの木という木に変な泡がついているのが気になっている。

これは…もしや、話に聞くモリアオガエルの卵か?でも、ここで生まれたオタマジャクシは地面に落ちるしかない。モリアオガエルってそんなカエルだったっけ?目を凝らして泡を覗いても、生命体っぽいものは見えない。

なんだかみずみずしい。
ここからカエルが生まれるの?

この樹木のタネはこんな形なのか?いや、別の形の実がなってるのを見たことがある。さらに周りの別の種類の木にも、同じものが付いている。

そんなこんなで、ネットで調べてみると、なんとアワフキムシなる虫の巣なのだそうだ。へええぇぇぇ。

アワフキムシは木にかじりついて樹液を吸って生きている。樹液はそれほど栄養価の高いものでもないので、それを摂取するために一生ほとんど動かず、木にかじりついて過ごすらしい。そんな彼らが身を守るために樹液の成分から作って排泄するのが泡巣というもので、変な泡の正体だったようだ。

ここにも。

昆虫は大抵の場合、石鹸の泡などに包まれると窒息して死ぬが、アワフキムシは違うらしい。結局本体を見る事は今のところなかったけど、ウィキペディアで見る限り、かなり地味な感じの虫である。いえ、よく知らないから言えるのですが。。

まぁ木が枯れなければ良いか。ちなみにモリアオガエルの卵との見分け方は、みずみずしさともっちり度らしい。だいたい、モリアオガエルは本州以南にしかいないのだ。

とりあえずナゾが解けてよかった。この泡を見かけるのも年間を通じてではないので、きっと今はアワフキムシさん達にとって大切な時期なのであろう。お互い今日を大切に生きようね。

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