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共通テスト、個別試験がいよいよ近づいてきました。諸君らにとっては自分たちの今までの力が試される入試ではありますが、やはりそこで緊張して本領を発揮できない生徒がいるのも事実です。そこで、本記事では入試前、直前、試験中、その後に分けて試験の心得的なものを書いてみたいと思います。

この記事を書いた人

Univisit営業部 波田野雄琉(HATANO TAKERU)
慶應義塾大学商学部2年

兵庫県出身。現役時に京都大学経済学部を受験するも不合格となり、慶應に進学。その不合格になった失敗や反省点、自身の入試の知識を使い高校生の進路指導をサポート。

入試前(1ヶ月〜3日前)


今この記事を書いているのは12/9(金)、 つまり共通テストの1ヶ月前です。ここから共通テストまではまだ時間があるので、直近の模試の結果を見て点が取れていない科目を重点的に勉強していきましょう。11月模試で私は共通テストが650/900でしたが本番では733/900まで上がりました。ここからが勝負です。この時期だと数学や国語、英語は勉強しているものの、理系なら社会、文系なら理科基礎が手薄な人が多いのではないでしょうか。ここからはインプットとアウトプットに努めましょう。そして過去問や類題問題集を解いて戦略を立てましょう。
年明けくらいにはパック(箱に入った分厚い演習問題冊子)を解いて自分の力を試してみましょう。解けなくてもパックは本番より難しいのであまり気にせず、ひたすら弱点潰しをしましょう。ここでタブーなのは新しい参考書に手を出したり、新しい勉強法を試したりすることです。今までやってきたことを継続して続けましょう。

直前


試験直前は体調管理を徹底的に。勉強面では公式の確認、英語、社会などの単語チェックをしましょう。前日は寝れなくても横になっていれば疲れが取れますので、寝れなくてもあまりナーバスにならずに。もし疲れが取れなかったらチオビタを飲みましょう。あれめっちゃ効きます。

試験当日、試験中


試験当日は余裕を持って会場に着きましょう。心の余裕は当日のメンタルやマインドに大きく関わってきます。しかしそういっても公共交通機関なので遅れることもあります。そういう時は慌てず大本営発表や情報を待ちましょう。遅れるときはみんな遅れるので大丈夫です。チョコレートやラムネなどの糖分、ブドウ糖類を持っていると脳疲労をうまく防げます。
そして試験が始まったら、とりあえず受験番号と名前、マークをミスらずに。また共通テストだと数学や社会は数1や世界史Aなどのまどろっこしいのがあります。必ず自分の解く科目を確認してください。これだけはお約束。
僕の同級生では世界史Aを間違えて解いて、数1を間違えて解いてよくわからん大学に行ったやつがいました。またもう1人は数学の解答欄を間違えて私大の医学部に行ったやつもいます。一次傾斜が低いならまだしも医学部だとその時点で敗北が確定するのでマジで気をつけてください。
そして落ち着いて問題一問一問と向き合いましょう。大丈夫。今までやってきたことを信じれば問題ない。もし解けない時は焦らないことです。大体解けない時なんて難化してます。また一問に固執せず解けなかったら次行きましょう。また戻って来ればいい。ただここで気をつけるべきことはマークのずれが生じやすくなるので気をつけてください。これもやったやつがいます。最後の最後、つまり試験終了1分前にもう一度受験番号などを確認してください。確認すれば自分がミスしたという不安に襲われることもありません。そして試験が終わったらクヨクヨせず次の科目の準備をすること。切り替え大事。
もし共通テスト、そして私大受験を連日でする場合全て終わってから答え合わせをすること。余程自信がある場合を除き、試験が全て一段落つくまで答え合わせを絶対にしてはなりません。ろくなことが起きません。自信を失って次の日に響きます。

試験後


とりあえず共通テストなら二日目の夜に答え合わせをしましょう。私大は合格最低点が分からないのでしなくても良いですが、国立受験の場合軽く復習くらいはしてもいいかもしれません。というのもたまに私大ででた問題などが国立で被る場合があります。2012年の東大の国語と早稲田の教育の国語の問題で範囲が丸かぶりだったことがありました。そして気持ちを切り替えて次の試験へと行きましょう。何か悩みがあればUniVisitまで!!
 

総括


入試は本当にハードで残酷です。結果受ければ官軍、落ちればA判定出てても敗北者です。しかし最後の最後に武器になるのは積み重ねてきたことです。「あんだけやったから大丈夫」「ここまでやって落ちたらもう運命」と思えることが重要です。「人事尽くして天命を待つ」という言葉がありますが、努力すれば進むべき道は用意されています。私も第一志望の京都大学に落ちて慶應に通っていますが正直後悔はないですし、慶應に行く運命だったのだと思っています。大学受験でうまくいかなくても人生は終わらないですし、何度でもやり直せるのでそんな気張らず肩の力を抜いてやってみてください。


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