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仕事を辞めて大型免許を取得した時の話 その1

私は今、トラックの運転手で生活費を稼ぎながら劇団や俳優としての仕事をしている。トラックに乗る前は営業の仕事をしていたが、結局サラリーマンをやりながらクリエイティブな活動をするということの両立が出来ずに営業は辞めてしまった。

仕事を辞めてもその日暮らすお金は稼がなければいけないもの。どうせやるなら時給の高い仕事について必要最低限のお金だけを稼ぎ、残りの時間を自身の活動の時間に充てようと当時は思っていた。

ネットで時給の高い仕事を探していると、やはり資格が必要になるものが割りが良いという結論に至り、自身の住まいが当時は倉庫街だったこともありフォークリフトの資格を取ることにした。

フォークリフトの資格を取得できるところは限られており、事前に申し込み、学科教習、実技教習の両方を行い合格すると晴れて取得という流れになるらしく、私の当時の住まいからだと一番近くて埼玉県の草加にある日立建機教習センターというところであった。遠い。原付で移動しても最短1時間。混み具合も考えると1時間半はゆうにかかる。それにフォークリフトの資格は1日では取得することができず、自動車免許を持っていたとしても最低4日は掛かるのである。

しかし!「大型特殊免許」というものを持っていると教習期間は約半分の2日で済み、受講料も約半分でいいらしい。そして当時は近くの教習所でキャンペーンかなんかをやっていたらしく、フォークリフト単体での費用にプラス1〜2万するだけで大型特殊免許+フォークリフトの資格が取れる計算だった。(しかもフォークの資格は教習時間半分)

これだ、と思った。(続く)

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