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スワローズ Weekly MVP 4/6-11

こんにちは、シュバルベです٩( ᐛ )و

ヤクルトスワローズの毎週の戦いからMVPを決めるこの企画も第三弾。こちらの企画はマガジンにまとめていきますので、以前のものはこちらに収納しています。

さて先週はどの選手が輝いたのでしょうか!?

・総評

まずは先週の結果です。4/6-4/8は広島戦、4/10-11は中日戦でした。

4/6@神宮       ヤ0-広2 ●
4/7@神宮       ヤ3-広2 ○
4/8@神宮       ヤ11-広7  ○
4/10@バンド ヤ2-中2    △
4/11@バンド ヤ1-中2    ●

広島3連戦では初戦で森下投手の前に完封負けを喫するも、その後2試合で勝利。ビジターのバンテリンドーム2連戦は残念ながら一敗一分け。それでも青木内川西田ら主力を欠く中でビジター含む5戦を5分で終えられたのはようやっています!コンディション不良から山田哲人選手が戻り打線に入ってきたのも一安心ですね。

それでは、投打のWeekly MVPを選んでいきましょう!

・投手 Weekly MVP

先週の投手MVPはこの人、スワローズの未来を担う奥川恭伸投手

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4/8の広島戦に中10日で登板すると、初回いきなり4失点。フォーシームを弾き返されどうなることかと思いましたが、雨による1時間に近い中断で上手くリフレッシュできたのか2回から5回までは5安打されるも得点は鈴木誠也選手のホームランの一点のみ。

味方の猛攻撃もあって、見事初勝利を手にしました。

もちろん、5回5失点は奥川投手の期待値からは程遠いものではあるものの、先発として悪い時にどう立て直すかはチームの勝利にダイレクトに関わります

そしてスワローズファンは良く知っていますが、投手にとって勝ち星は1番の薬。かつてルーキーの原樹理投手は初登板から5試合の登板でQSを3回達成するも0勝2敗。6試合目でやっと白星を手にし連勝しますが、その後は五試合続けて敗戦投手になり故障で6/29以降登板機会なく終えました。良い投球をしていても勝ち星に恵まれないとやはり投手は心理的に不安になるのでしょう。

そう言う点で、奥川投手が一軍登板三試合目、それも5回5失点で勝ち星を貰ったのはプラスに捉えたいと思います。

いつも通り悟さんのツイートでこの日の奥川投手の投球を振り返ってみましょう。

前回登板で10%近くあったカットボールの割合を大きく減らし、ストレート、スライダー、フォークの三球種で構成しました。ストレートの被打率は4割を超え、甘く入ったところを痛打されるケースは目に見えて明らかです。3/28の登板でもストレートを狙い打ちされており、制球の精度を上げるか分かっていても打てないような質を求めるか、あるいはその両方が必要でしょう。

オフに変わった神宮のマウンドへの適応に苦慮している中で、小野寺コーチらの助言もあってどうにか最低限のパフォーマンスを発揮しました。ぬかるんだマウンドでも尻上がりに調子を上げていった対応力はやはりトッププロスペクトの逸材です。

自身初となるお立ち台では先輩の西浦選手から「奥川さん」とイジられるなどチームとしてもその実力は高く評価されているだけに、この勝利をきっかけにさらにパフォーマンスを上げてほしいですね!

次回は甲子園での登板が有力との報道が出ており、違うマウンドでの投球を見られるのでそこも楽しみです😍

・野手 Weekly MVP

続いて野手部門です。2人の選手で悩みましたが、5試合21打数8安打1本塁打の山崎晃大朗選手を選びたいと思います!

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対抗馬は村上宗隆選手で、17打数7安打1本塁打に加え出塁率.523と相変わらずの神成績を残しましたがまだまだこれから上がっていく選手ですので(もはや意味不明だけど)、今回は苦しいチーム事情の中トップバッターとしての役割を果たした山崎選手にしました

スワローズが苦手としている森下暢仁投手から2安打して波にのると、4/7の試合ではワンアウトランナー二塁でライト前へ決勝タイムリー。負ければ3連敗となる大事な試合で、ファーストストライクを山崎選手らしい思い切りの良い狙い打ちで仕留めたのは立派すぎました。

続く4/8の試合では5打数4安打1本塁打と大爆発。守っても外野3ポジション全てに就くなど、怪我人も増えている中で今や欠かせない存在となっています。

ホームランを含め、山崎選手の魅力は強く引っ張れることで、これによって内野も前に出されず結果的に足を活かした出塁も増えていきます。以前は三遊間を前に出されるケースも散見されましたが、今年現地で見ている限り三塁手もベースよりやや後ろに守備位置を取ってハードコンタクトに備えるようになっています。

昨年のシーズン前半は思い切りの良い強いバッティングが目立ったものの後半になるにつれて失速。今年のオープン戦でも結果を残せずにいましたが、チームの窮状で一気にアピールしレギュラー争いに復帰した負けん気は素晴らしいものがあります。

中日との2試合では4三振と精彩を欠いてしまっただけに、来週もう一踏ん張り。青木選手らが復帰する週でもあるので、外野手にとっては一軍生き残りをかけた1週間でもあります。熾烈なレギュラー争いに一役いや二役は買って欲しいですね!👍

・さいごに

一部では”下町スワローズ”と言われるように、青木選手ら主力を欠く中での戦いですが、それでも現在借金1に踏みとどまっているのは素晴らしい。特に4月4日(日)のジャイアンツ戦をミスで落とし、6日の広島戦を森下投手に完全に抑え込まれたところで連敗をストップできたのは1年通して見てもターニングポイントの一つになりえるのではないでしょうか。

また、奥川投手が登板した試合以外、すべての試合でスワローズの失点は2点。本来、今回のMVPも失点を防いだ中継ぎ投手陣に与えるべきではあるかなぁという葛藤はありました。4月9日が休みなこともあり2日連続登板は近藤弘樹投手の1回のみ、球数も週で60球を超えた中継ぎ投手は0と健全な運用がされているお陰で逆に突出した選手がいなかったという形です(これは極めてプラスに捉えています)。

今週の水曜日から自宅待機組が復帰予定で、まずは二軍戦からでしょうが多少なりともチームにゆとりと安心感が生まれより強いチームになってくれればと思います。

GO!GO!SWALLOWS!!

■出典

写真はすべて筆者撮影のもの。

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