見出し画像

スワローズ Weekly MVP 4/27-5/2

こんにちは、シュバルベです(^ ^)

これまでのWeekly  MVPについてはこちらのマガジンにまとめておりますので、もしご興味あればぜひ笑

早速、先週の振り返りから!

・総評

先週は神宮での巨人2連戦、1日空けて横浜スタジアムでのDeNA3連戦でした。無観客試合に伴い変則的な日程となり、GW9連戦の合間合間に休みが入ったのは中継ぎを多く使っているチームにとっては悪くない結果だと思います。

結果は次の通り。

4/27@神宮 ヤ11ー巨14 ●
4/28@神宮 ヤ3−巨7 ●
4/30@横浜 ヤ4ーDe0 ○
5/1@横浜 ヤ2ーDe10 ●
5/2@横浜 ヤ7ーDe8 ●

初戦の乱打線を最終的に勝ちパターンを注ぎ込んだ上で落としてしまうと、悪い流れを引きずり4月30日を除いて投手陣が大量失点。5試合で平均7.8点も取られていたら勝てるはずがありません笑。先発で試合を作れたのは金久保投手だけで、その他の先発投手は6回すら投げきれないという有様でした。これではなかなか勝てませんね。

これまでは投手陣が粘って後ろに繋ぎ僅差を勝ってきましたが、開幕から1ヶ月ややガス欠気味なのは気になります。やはり先発投手としてマウンドを任せている以上、中6日であれば6回100球というところは目安に見てしまいますね。

以下、投打のMVPを選んでいきましょう。

・投手 Weekly MVP

まずは投手の先週MVPは文句なしでこの選手でしょう、21歳の金久保優斗投手です!

画像1

4月30日のDeNA戦に先発すると6回無失点。しっかりとゲームを作り見事2勝目をマークしました。

ピックアップは6回裏ノーアウト一、二塁の場面。佐野、牧、宮崎と相手中軸打者を迎えてのピッチングでした。

まず佐野選手に対しては外のフォーシームを根気強く投げ続け、決め球にはインローに140kmと速いスプリット。

画像3

フォーシームに関してはストライクゾーンの幅3分割なら意図して投げ込めるようになり、それが150km前後と強いボールを投げれているからこそ変化球が生きるようになっています。

続く牧選手にはインコースにフォーシームを見せつつ最後はスライダー。

画像4

この決め球はやや抜けスラ気味に中から甘いコースに入ったように思いましたが、これもインコースに厳しく強いフォーシームを見せ続けたことによる産物でしょう。最後の宮崎選手は内野ゴロに打ち取り、最大の山場を切り抜けたのでした。

やはり特筆すべきはフォーシームの球速。この日のフォーシームの平均球速は148km、MAXは151kmと安定して高い出力を出せる速球派投手がスワローズに現れたことはとても嬉しいことですね。投球の60%をフォーシームが占めていますが、スライダーやスプリットも決まるときはもの凄く良いボールを投げられるので、今後も伸び代たっぷりだと思います。

2017年ドラフト5位で、入団後二軍の初出場を果たした試合で肘を痛めTJ手術。そこから這い上がり4年目を迎える今年まさに才能が開花し勝てる正統派右投手として出てくる予感。本当に楽しみですね。チームの4番村上選手と同い年。この世代から目が離せません!

・野手 Weekly MVP

野手のMVPには新外国人のドミンゴ・サンタナ選手を選出します!

画像2

先週は15打数5安打2本塁打。四球も3つ選んでおり、出塁率は.444。4試合で7番を担い、下位で振り回しつつボール球は見切って出塁といい働きをしました。

ここまで31.0K%と三振の多さはMLB時代と変わりませんが、同時に出塁率は.345、長打率は驚異の.600でOPS.900越えとバレンティンの退団以降この手の長距離砲に恵まれていなかったスワローズにとって大きな存在となりつつあります。

MLB時代のサンタナ選手の成績のまとめはこちらに書いておりますので、ぜひご覧ください。どこに行っても似たような成績を残しそうなタイプですよね😂

私としてはサンタナ選手はやれるんじゃないかと思っていて、まずボールゾーンのスイング率は17.9%。それでいてストライクゾーンのスイング率は67.3%でありながらコンタクト率は91.4%。自分のゾーンに揺らぎがなく、たまに日本の広いストライクゾーンに苦笑しながら帰ってくるシーンが目立ちますが、明らかなボール球には手を出していません。もう少しタイミングが合い始めれば今以上の量産体制に入るのではないでしょうか(それが難しいんですがw)。

この第2号、そして日曜日の第3号と本塁打はこれで右翼・中堅・左翼と綺麗に1本ずつ。角度さえつけばどこにでも放り込むだけのパワーはまさに期待していた姿ですし、来日前に不安視していた右肘の怪我も無事復調しているようで何よりです。

すでに強い打球の割合を示すHARD%は62.5%とバグみたいな数字なので今週は結構楽しみです。いい意味で空気を読まない一発が打てる選手なので、7番を受け入れ気軽に振ってくれるとかなり頼もしいですね。

・最後に

週に3つ負け越したものの、まだ貯金2。昨年圧倒的最下位だったことを思えば現状はまだ上がり目もありますし、何よりパワーヒッターが加わり厚みがある打線を構築できているので希望はあると思います。

日曜日の試合でエースの小川投手が4点リードを守りきれず敗戦したのは本当に口惜しいのですが、仕方ないですね。負けは戻ってこないので週明けから仕切り直しです。阪神→巨人とかなりきつい戦いですが、どうにか五分以上で乗り切って欲しいと思います。

GO! Swallows!!

・出典




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?