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スワローズWeekly MVP 6/18-27

こんにちは、シュバルベです('◇')ゞ

交流戦が明け、リーグ戦が再開しました。18日週は3試合でしたので、先週もまとめた9試合でのMVPを今回は選ぼうと思います。(手抜きとか言わないでください)。18日からは神宮球場で中日ドラゴンズを迎え、その後マツダで広島3連戦、ホーム神宮に戻ってジャイアンツとの3連戦。どんな選手がどんな戦いぶりを見せてくれたのか、週のMVPを選出したいと思います!

過去のWeekly MVPは以下マガジンに収録しておりますので、ご興味ある方はぜひ…!

・総評

9試合の結果は以下の通りです。

6/18中日@神宮 5-2 ○
6/19中日@神宮 3-7 ●
6/20中日@神宮 2-1 ○
6/21広島@マツダ 6-1 ○
6/22広島@マツダ 8-5 ○
6/23広島@マツダ 4-1 ○
6/24巨人@神宮 1-7 ●
6/25巨人@神宮 3-10 ●
6/26巨人@神宮 2-5 ●

2位争いをする巨人3連戦で3連敗したことで印象が悪くなっていますが、9試合で5勝4敗と1つ勝ち越しているのです。みなさん、落ち込みすぎずに!!笑

投手では最年長41歳の石川投手と高卒2年目20歳の奥川投手が中日戦で先発しともに白星をあげました。打者では18日(金)の試合を決めたのは新外国人のホセ・オスナ選手のホームラン、20日(日)は川端慎吾選手のホームラン。新しい力とベテランの力が融合した戦い方ができているという現状は悪くないと思っています。

それでは、投手/野手のWeekly MVPを発表していきましょう!

・投手 Weekly MVP

先週の投手のMVPは火消しのリリーバーとして活躍する梅野雄吾投手です!!

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筆者の推しでもあり、いつ取り上げようかとタイミングを待っていましたが、9試合と少し長いスパンでチームに貢献できたのは彼だったと思います。

9試合中4試合に登板。それぞれの成績は次の通り。

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3試合でイニング途中からの登板となりましたが、いずれも前に登板していた投手のランナーも返すことなく後続を切る完璧な火消しに成功しました。

これまで梅野投手はSNS上で回途中での登板が苦手、と書かれてきましたし、実際に5月2日のDeNA戦では小川投手の後を受け継いで被弾するなど根拠もあったのですが、現在は肩の故障で二軍行となった近藤弘樹投手の後継となるファイアーマンとなっています。

梅野投手と言えば昨年までは空振りの取れる平均147~8km/hのストレートが代名詞ですが、ここ数試合は初球を変化球で入るケースも多くなっています。スプリット、スライダーと言った落ちるボールの精度が上がり、チーム内の奪三振率はマクガフ投手の35.3K%に次ぐ27.4K%となっています。

ここまでシーズンの防御率は2.49で、68試合に登板した2019年を上回る働きを見せてくれるかもしれません。

中継ぎ投手は失点した時、特に先発投手の勝利権利を消してしまったときにクローズアップされがちで印象で判断されてしまうことも多いですが、今年の梅野投手は29試合中失点したのはわずか4試合です。現在も6試合連続無失点で、ファイアーマンの役割をこなすことで着実に序列を上げています。

交流戦ソフトバンク戦での登板後、次のような記事も。

梅野は11日の同戦でも1点リードの7回1死一、二塁でリリーフ登板。甲斐、長谷川を封じて無失点で切り抜け、完封勝利に貢献した。2日連続でピンチをしのぐ好投に、高津監督は「ちょっとプレッシャーかかるところで彼を投げさせて、いろいろ感じるものがあったり、本人が勉強することがあったりとか」と起用の意図を説明。最後には「育成中です」と付け加えたが、期待に応えた右腕の投球に満足そうだった。
2021年6月12日付スポーツ報知より

プロ入り時に目標とする選手として藤川球児選手を挙げ、2019年には石山投手の離脱時に若干20歳にしてクローザーも担った梅野投手。2016年ドラフトでの高卒入団組は今年の大卒ルーキー組と同じ年で、山本由伸投手を筆頭に華々しい活躍をしています。同期の活躍は間違いなく刺激になっているはずで、かつては山本由伸投手と並んで「九州四天王」と知られた投手だっただけに近い将来のクローザーの座を狙っているはずです。

通算で既に170試合に登板しており、これは2016年ドラフト組で西武平井投手、巨人高梨投手に次ぐ3位で高卒出身では断トツのトップなんですよね笑。普通に滅茶苦茶すごいんです。私のnoteの下書きには、推しである彼のことを事細かに書いた記事があるのですが、今年チームの優勝とともに出したいなぁと思っています←

余談ですが、登場曲をQueenの「I was born to love you」からET-KINGの「纏」に変えました。同曲は火消し(消防士、の方)をテーマとしており、まさに今の梅野投手にぴったりの歌になっています。曲の入りが特徴的なため流れた瞬間球場が微妙な雰囲気になる以外はとても良いと思うので(笑)、ぜひ聴いてみてください!

・野手 Weekly MVP

野手のMVPには背番号6を背負うルーキー元山飛優選手を選びます。

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9試合20打数7安打で打率.350。四球3つ、犠牲フライ1つと打数にカウントされない貢献も献身的に行ってくれました。

6月はここまで打率.314。5月の月間打率は.125だったので、プロの水になれたと言うべきでしょうか。かつてはインコース低めの変化球への対応がほとんどできず、右投手の投げるスライダー系統のボールに無力だったように見えましたが、ここ最近はファウルで逃げられるようになっています。

打球方向はセンター~逆方向が67%で、特にこの9試合では7安打中4本がレフトへのヒットと逆方向に運ぶ巧さが目立ちます。

遊撃のポジションは右投手なら元山選手、左投手なら西浦選手という起用を5月~6月は行ってきましたが、直近の6月27日(日)はジャイアンツの左腕高橋投手に対して元山選手を先発起用。1打席目で併殺を打ってしまったものの、2打席目ではセーフティバントを成功させました。左投手相手に三振しなかったという点は評価につながったと思われます。

遊撃守備に関してもUZRは現状-3.2ですが、ここまで268イニングを守りエラー2つと派手な印象とは裏腹に堅実さを見せています。UZRが低い要因はレンジの狭さとダブルプレーの成立率の低さに起因していますが、対抗馬である西浦選手もUZRはー0.8とマイナス指標であり、現状打撃の調子が良い方を優先的に起用していく形に推移していくのではないでしょうか。

ここ2年ほどコンディションが悪くても西浦選手を遊撃で起用せざるを得ないチーム事情がありましたが、元山選手の加入によりどちらかを選ぶという選択肢を持てる状態になった点はチームとしてプラスに働いています。

まだどちらかが怪我したら緊急事態になるという綱渡り感は否めませんが、少しずつチームとしての体をなしていこうとしているのではないでしょうか。

・さいごに

今週は甲子園での阪神戦です。首位と差を縮めるチャンスでもあり、これまで1勝しかできていない難敵との対戦でもあります。開幕3連敗した時に比べればチームとしての力は上がっていますので、どうにか首位に近づきたいですね。

巨人戦での3連敗のお陰(?)で勝ちパターンは休養十分。明日先発の田口投手をはじめとして先発投手は全力で頭から試合を作ってほしいです。あとはクリーンアップが打つこと。先発が試合を作り、クリーンアップが返す、結局勝つための近道はそれですね笑

明日から雨模様ですがアメニモマケズ、頑張っていきましょう!

Go!!Swallows!!!!

・出典


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