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スワローズWeekly MVP 6/8-13

こんにちは、シュバルベです(^ω^)

過去のWeekly MVP記事はこちら。各週で投打に最も輝いたと主観で感じたスワローズの選手を取り上げています!

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早速、先週の結果からまとめてみましょー!

・総評

先週はいずれもビジターでロッテとソフトバンク戦でした。交流戦最終カードです。

6/8ロッテ@ゾゾマリン 4-7 ●
6/9ロッテ@ゾゾマリン 5-3 ◯
6/10ロッテ@ゾゾマリン 1-2 ●
6/11ソフトバンク@PayPay 1-0 ◯
6/12ソフトバンク@PayPay 4-2 ◯
6/13ソフトバンク@PayPay 6-4 ◯

鬼門の一週間でなんと4勝2敗の勝ち越し!!!

貯金は6になりジャイアンツと並ぶ同率2位に浮上しました。交流戦18試合で貯金を2つ増やしフィニッシュできたのは素晴らしい。順調です。

前回のWeekly MVPに選んだ石川投手が6/11に中6日で先発し6回無失点。その後もリリーフ4人の継投で1-0の勝利を収めたのはとても大きかったですね。ベテランの力でチームに勢いを呼び込みました。

さて、先週の投打のMVPを選んでいきましょう!

・投手 Weekly MVP

投手のMVPはオフに元AKB48の板野友美さんと結婚したこの人、高橋奎二投手です!

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日曜日のソフトバンク戦に今シーズン初の一軍登板。ガチガチに緊張していたように見えましたが、6 1/3回を投げ被安打1自責点2で見事勝ち投手。

高橋投手については19オフに来年(2020年)のキーマンに挙げた選手です。昨年は10試合に登板し1勝3敗。平均4.8イニングしか消化できず、苦しんだ一年でした。

こちらの記事では高橋投手の投球を分析し、1イニングの球数を減らすために被安打の減少と四球の減少が必要であること、そのためにストレートスライダーチェンジアップの三球種の精度向上が必要と述べました。

6/13の試合では1イニングの平均投球数は15.5。昨年の平均が18.7なので球数を減らすことができています。その要因を悟さん(@bb_satoru)のデータから見てみましょう。

高橋投手の速いストレートは健在で、平均は148.2km/h。ストライクゾーンに63%投げられており、左投手としては最高峰の威力を誇るストレートをゾーンに投げ力で押し込むピッチングを見せてくれました。かつてのチームメイトバレンティン選手への3球三振は全球ストレート。

分かっていても打てない、そんなボールでしたね。

スライダーの制球もこの日は素晴らしく、左打者のアウトロー、右打者のインローに投げることができています。

一球カットボールも計測されていますが、投球はストレート、スライダー、チェンジアップで構成されており、その3つどれも高い精度で制球・威力よく投げられていたように感じました

また、フォームを見ても昨年より深く沈み込むようになっています。テレビ中継でも軸足側のズボンとスパイクがマウンドに擦れて破れているシーンが抜かれていましたが、それだけ去年より身体を倒して投げる新フォームとなっています。キャンプ時と比べてもテイクバックのタメを少なくするなど、かなり二軍でメカニック矯正したなぁと。

こちらの記事でも二軍でのフォーム固めについて語っていますね。感覚の話ですが、身体的にもかなり変えたように見えます。

ポテンシャルの高さはこれまでも十分見せただけにあとは活躍するだけな投手です。同じくキーマンに挙げていた塩見選手が一流選手になったので、高橋投手にもぜひ続いて欲しいです笑。

・野手 Weekly MVP

打のMVPは全会一致で山田哲人選手でしょう。

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25打数13安打で5ホームラン。ソフトバンク戦では日を跨いで7打席連続安打を放つなど大暴れ。ここでは2本のホームランについて。

一つはマルティネス投手からの逆方向ライトポール直撃弾。

ライト方向へのホームランは今シーズン初めてでした。そもそも超絶プルヒッターな山田選手ですが、今年の不調時は逆方向の打球は弱いポップフライばかりで惜しいファウルすらありませんでした。

しかしこの打球は引っ張るようなフォームから外角高めのストレートを振り抜き逆方向へ。キャリア通じてもこのようなホームランはほとんどないはずです。

もう一本は山田哲人らしい変化球の掬い上げ。

元々ストレートへの対応は天才的ですが、こうした落ちるオフスピードボールを掬い上げてスタンドに入れるのが山田哲人選手の真骨頂。これができれば数字は勝手についてきてシーズン終われば30本です。間違いない。

先週、私は次のようにnoteに書きました。

山田哲人選手は5月中旬から不調に入り、現在は打率.234。全くらしくない数字ですが、三振かポップフライの二択だった時期を少し脱し、日曜日はライナー性の打球が2本外野に飛びました。おそらく今週は復調の気配を見せてくれるはずです。

どうでしょう?😂やっぱりな、というのが感想です笑。打率は前週から3分上げ、OPS.906はリーグ2位に躍り出ました!

何が言いたいかというと、山田哲人は夏の季語ってことです!笑

・さいごに

交流戦、正直きついと思ってたんですが望外に貯金2つ増やしてしまいました。素晴らしい。先発もローテを守り続ける田口・小川、新しい力の奥川・金久保、外国人のサイスニちゃん・スアレス・バンデン、ベテラン石川さんと厚みがあり、調子を見極めて一軍二軍回しながら運用できている点は素晴らしいですね。

打線はクリーンアップが打てば勝てますし、そこで勝負せざるを得ないオスナ・サンタナの両外国人も頼もしい。言うまでもなく青木さんも。

誰かの調子が落ちた時に違う誰かがカバーする、そんな野球ができている現状は、台風の目となってセリーグを制覇できちゃうかもしれないなぁなんて。

今週は交流戦休みで金曜から中日3連戦。休養たっぷりでいざ勝負。勝ちまくりましょう!

Go!!Swallows!!!!!!!!

■出典

途中投球データは悟さんより。いつもありがとうございます。


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