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女人禁制門潜り積丹ブルーの秋 


 北海道珍道中(3日め)積丹〜小樽

3日めは馴染みのあるスポットへ。
積丹半島の付け根にある、泊原発をチラ見した。
銀色に輝くドームは何だろう?
日本一の金持ち村だそう。

以前、青森県の六カ所村を通った時と同じように、胸がザワザワした。

積丹岬は大変遠い。
数年前は、先端まで歩いたが、今回は間近で、積丹ブルーの見えるスポットまで。


あの時の感激はない。二番煎じだ。
富良野・美瑛も2度めはダメだった。

それにしても、女人禁制門とは。
潜る時、複雑な気持ちに。

さて、小樽。
3回めかな?
寿司は不味いし、運河の辺りを観たら終わりだし。

やっぱり今回も不味かった。
ネタはありきたりで、シャリが多め。
最も嫌な感じだ。
ブランドツアーにしては、ちょっとね。

観光案内所で教えてもらった、駅前の回転寿司
の方が美味しい。
有名な小樽の政寿司は、名古屋のデパートに来るので、本店には行ったことがない。


自由行動時間はたっぷりある。
行きたかった北のウオール街と鰊御殿を、貸切タクシーで回る。

かつてニシン漁で潤った小樽は、巨額の金が動き、ロンドンの穀物市場にも影響を及ぼした。
銀行が競って支店を開設し、一大金融街に。

レトロな造りの建物が好きなので、車中からゆっくり観察する。
まあ、すごいわ〜。

貴賓館 鰊御殿へ。
ナンバーワン網元が、1917年から6年半かけて造った美術豪邸だ。

敷地1500坪、建坪190、部屋数18。
先ず、入り口の貴賓館の格天井に驚かされる。
138点もの花天井は、北海道ゆかりの画家の手になる。

鰊御殿は、春慶塗の床と柱、白壇の彫刻の欄間、狩野派の系統のふすま絵、こりに凝った枯山水…。
どうかなりそうなほどのゴージャスさ。

小樽ブルーの見える日和山公園、運河界隈などを回る。
京都のように、外国人観光客で賑わっていた。


空港では、いつものように松尾ジンギスカンへ。
かなりの列だった。
地元の人が来ていた。

何て美味しいんだ。
生協宅配で同店の冷凍物を頼んだことがあるが、全く違う代物だった。

ところで、フライトは約1時間遅れ。
終電車ギリギリで帰宅した。
飛行機に関しては、何ともついてない旅だった。

ジンギスカンと清酒「国稀」とサッポロクラシックを楽しみたいからまた北へ。






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