未破裂脳動脈瘤を発覚①

去年年末、今まで経験したことのなかった偏頭痛が2回ほどありました。寝込んでいたら翌日ぐらいに治りました。
同じ時期、大切な人の介護をしていたところ、右側の背中に痺れが出ても、そのまま介護を続けましたが、1か月後も痺れが消えませんでした。

その後、2週間介護を一時中断しましたが、背中の痺れは消えず、MRI検査を受けました。MRIにはMRA検査も含まれており、6mmの動脈瘤が見つかりました。

- **正式名称**:内頸動脈眼動脈分岐部動脈瘤(未破裂)
- **サイズ**:約6mm(MRAによる)

破裂したら、くも膜下出血になる恐ろしい病気です。
家族が近くにおらず、独り身の私は心細く、涙が止まりませんでした。

町の病院の先生からは次のような説明がありました。
- 手術には2つの選択肢があり、開頭手術か血管内治療です。
- 若さと動脈瘤のサイズ、形状から、開頭手術を強く勧められました。
- 6mmの動脈瘤であるため、ガイドラインにより治療が強く推奨されました。
(●脳卒中ガイドライン2021
https://www.jsts.gr.jp/img/guideline2021_kaitei2023.pdf)

参照元: https://www.ncvc.go.jp/hospital/pub/knowledge/disease/cerebralaneurysm/



また、以下のリスクについても説明がありました。
- 破裂するとくも膜下出血になります。
 その場合、
 三分の一が死亡し、
 三分の一が重い後遺症を残し、
 残りの三分の一は軽い後遺症を抱えつつも社会復帰が可能です。
- 年間破裂率は約1%(動脈瘤の形状や位置により異なる)で、その後は毎年累積して破裂率が増加します。

(●もっと詳しく知りたい方へのリンク:https://www.showa-u.ac.jp/SUH/department/list/neurosug/case01.html)

先生は「気になる専門医がいれば紹介状を書く」とおっしゃいましたが、先生のおすすめの専門医のところへ行くことにしました。
(続く)


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