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ポーカーと麻雀の違い

※著者はポーカーはある程度遊んでいて、
麻雀は完全に初心者です。

軽く触ってわかった範囲。

手札について

ポーカー

手札は2枚、テーブルに対になるカードが増えていくが、最終的に5枚オープンされる。
つまり見るべきカードは合計7枚で、変動がゆるやか。
手札の入れ替えは行われない。

終了条件と掛け金

麻雀

手牌は13個、自分の手番ごとに1個づつ牌を入れ替える。最終的に見る牌の数は未知数だが、17回のツモ(牌の交換)が行われるのが基本。
変動が激しい。手札はほぼ入れ替えられる(そこが醍醐味?)。

ポーカー

ゲームは1人を除いてチップが無くなると終了する。また、掛け金は増やすことができる(レイズ)。掛け金を増やすことでブラフなどを仕掛けるのが醍醐味。

麻雀

17回のツモ、もしくはプレイヤーの誰かの掛け金が無くなるとそのゲームは終了。プレイヤーの掛け金がまだ残っていた場合は再度ゲームを行い、だいたい3-4ゲームは行う。
掛け金を増やすことはできないが、アガり方によっては特定プレイヤーから点数を奪うことができる。

役について

ポーカー

手札の入れ替えが少ないことから、組み合わせは控えめ。
ワンペア(たとえば3と3のペア)でも役として成立するし、役なしでも勝負は行われる。この場合はより大きい数字を持っている人間が勝つ。
このため役の判断は楽な一方、掛け金の数がゲームの重要な部分を占める。

麻雀

手牌が13個で手牌交換が頻繁に行われるため、役の条件が難しい。
ポーカーでいうワンペアは順子(シュンツ)等の小規模な単位とされていて、複数の順子や対子の組み合わせでようやく役になる。
ポーカーで表現するとスリーカード(複数)+3枚のストレート+ワンペアのような表現になり、麻雀は役に力点をおいているのが伺える。
獲得する掛け金も役によって決まるので、ポーカー式のブラフは存在しない。ただし、捨て牌でブラフは可能?

歴史

ポーカー、麻雀

共に1800年-1900年ごろにアメリカ合衆国で流行が確認されている。
それ以前の起源説も議論はあるが、広く世界に広まったのはこの時期とされている。総じて、将棋やチェス、囲碁などの旧来のボードゲームとは別枠で現れた「現代的な」ゲーム? 特に麻雀のゲームスピードの速さは目をひく。