芋出し画像

🐈 気たぐ連茉小説図曞通員 垃斜真理子の日蚘 6

6、

しばらく二人でモゎモゎ。

モゎモゎモゎモゎ 

「垃斜さん、ンモ、ダバいでしょヌねンモモ」

先生、食べながらお話しするの、やめお欲しいです だけど、わたし銖をりンりン瞊に振りたした。そしお、サンド、わたし、半かけでお皿に眮きたした。䌑憩です。

「あヌ残しおるヌわたし取っちゃうよダメ、ダメダメダメねヌ党郚食べるのヌもうわたし、芖界になんか取り残されおる食べ物芋るずダメダメダメ䜕かさヌ、貧乏くさっ゚ヘヘぞぞぞ、ダバいよねヌあ、ダバいのわたしねおっかしヌなあ わたしんち、そんなに貧しい家でもなかったけど。でもおずヌさんそうそうおずヌさん、おずヌさんねえ、聞いお垃斜さんわたしの父っおね、䜕あれシャケがだヌい奜きでさヌシャケ奜きわたしにも遺䌝されたくりで救出困難状態でもずっずこうだからあ もう子どもん時から ねえ、垃斜さんあなた倉な遺䌝貰っおないあったら教えお゚ッセむに曞くからあこれ冗談ね信じないでヌねだからほらシャケの挟んだパンずかさ、わたし、もうダメダメダメダメだヌ」

 サンドの半かけ、お皿に眮くんじゃなかった たた食べよ。くり先生のお喋りから身を守んなきゃ

「あ、食べた食べた食べたヌよヌし、わたしももう䞀個頌んじゃおえっずヌ、シャケシャケ シャケシャケシャケ 」

たずいです いや違くおサンドは矎味しいんですけど、このサンド食べ終わったら わたし くり先生のマシンガントヌクのお盞手せねばそういう意味で、非垞にたずいです

「ねえお願ヌい」

くり先生、手を䞊げるずビュン兎さん、到着です。

「シャケヌ、シャケシャケ」

くり先生 涎が出そうなお顔。そしお兎さん、指で茪っか䜜っおオッケヌサむン出すず、たたビュンでした。シャケシャケシャケで䌝わるのが凄い。そしお逃げ方が よっぜどくり先生に捕たるのが はい、でもわたしも今䜓隓しおいたす。ああ、サンド無くなっちゃった。

「シャケシャケ早く早くヌね垃斜さんでもさヌ、垃斜さんの文章っお本圓に䞍思議。䜕であんなに癖があるの」

「はい」

ギクッずしおしたいたした。だっおそれは 癖、っお䜕か凄く嫌な、悪いむメヌゞしか湧きたせんでした。䜕か汚いむメヌゞでした。

「うヌん、人それぞれ個性それはある事はあるんですけどヌ、䜕か垃斜さんの文章っお違うんだよねヌ 䜕かわたしもマネしたくなるっ぀ヌのかな」

「マ、マネ」

わたし、はっきり蚀っお、これは 䜕かホラヌ小説か映画みたいっお。ずおもき぀いです。くり先生がわたしの文章のマネをしたいだっお 䟋えば䞉島由玀倫に突然呌び出されお藪から棒に“君の文䜓を真䌌たい”っお蚀われたら、どう思いたすか光栄です、だなんお蚀えたすか気絶しそうです本圓にからかっおいるのならやめお欲しいし嬉しくも䜕ずもないんですただ意倖なだけスヌッず匕いおしたいたす。

「マネだなんお わたし、あの、その、だっお文章なんお曞いた事、ありたせん」

䜕を蚀っおいるのわたし。

「文章曞いた事ないアヌッハッハッハ」

“アハハハ”ずいうより“ギャハハハ”。凄い。䜕か、はっきり蚀っお、くり先生っおもしかしおモンスタヌあ、䜕かクッキヌ・モンスタヌ思い出しおしたった セサミ・ストリヌトの くり先生がクッキヌの箱持ったら、ああなるのかしら 

「垃斜さん、マゞで冗談やめお文章曞いた事ない䜕を蚀っおるのあなたそんな人をわたし、招埅しおいる蚳がないじゃない。あなたの文章が面癜いっお思ったから呌んだのにねえ、垃斜さんあなた、ずっおも自信ないのねヌ たあでもわたしみたいに倧腕振っお文章で生掻しおたヌす、ずいう そっか、そうだよね。そうそう」

あらくり先生、お喋りが 䜕フェヌドアりトしお。暪目で窓を芋お。䜕か すっごい鋭い目。こ、怖い。

「そうそうそう、今日は、そうそうそう、垃斜さん、ねシャケのパンの話じゃなかったなかった。わったし、本圓バカ。んヌねえごめんなさいね、垃斜さんでもあなた、䜕だかずっおも良い人。わたし、なんかいきなりで安心しちゃったみたい。だっお話し易いんだもの、あなた。垃斜さんっお本圓、䞍思議。っおか、わたしの方が䞍思議アハハハたた倉な事蚀っちゃったでも、そうだなぁ、だっお垃斜さんっおどんな方か刀らなかったもんね。匷そうな人だったり䜕か怖そうな人だったりうん、でも、すっごく静かな人だった 静かな ねえ」

くり先生、最埌の“ねえ”は誰に窓の倖に向けお蚀っお。わたし、感じたした。

くり先生っおもしかしお本圓はすっごく静かな人なんじゃ 

そんな事感じお、窓の倖を芋るくり先生の暪顔を芋おいたした。

✍フォロヌずいう支持、支揎はずおもありがたい。曎なる高みを目指しお『レノェむナ』をクリ゚むティブな文芞誌に育おお行きたい。🚬