🐈 小説 図曞通員 垃斜真理子の日蚘 3

3、

「お持ち臎したしたヌ」

びゅん本圓に。䜕か颚たで出お。それがちょっずわたし、少し可笑しくお、小さく笑っおしたいたした。わたしの前に眮かれた玅茶。アヌルグレむ 瀬山先生のお気に入りのお茶です。わたし、同じ物頂いおいいのかしらそんな緊匵感が、カップを持ずうずする指の震えになっお出おしたい。するず、瀬山先生、県鏡が䞋にズレおお それがわたしを芗く様な窺う様な 益々緊匵。

「垃斜さん」

「はい」

「矎味しいよ。飲んでみお。それでね、あ、砂糖、ミルク、いるこれっお奜みがあるからね たあ、玅茶の皮類にも奜みがあるから、垃斜さんのお口に合うかどうか 」

蚀葉が早いです話し蚀葉がずっおも聞き取るのが倧倉でもそんな事、どうでもいいんですわたしが血の気が匕いたのは、瀬川先生に気を遣わせおしたった事これこそずんでもない事だわ

そこでわたしは勇気を奮い立たせおカップを摘み、グむッず 

「あちっ」

玅茶、吹き出さないで良かった。でもちょっず錻が濡れたした。

「ちょっず䜕アハハハハハハ」

瀬山先生、笑いたした。その笑い声、䜕ずいうか 鳥が蟺りに飛び回る様な、そんな、軜やかな軜くはないかな、本圓に鳥でした。声そのものが鳥になったみたいでした。ディズニヌの芋過ぎでしょうか

「慌おないであれ慌おさせおるのわたしごめヌん。ゆっくり飲んで、ゆっくりでも、どうお味垃斜さん、お茶はお奜きわたし、結構うるさい。うるさいのよ。たあ、基本はオヌガニックな物しか勘匁だし。あれ、嫌味かなた、奜みだから別に他人がどうのこうの でも、遞ぶよヌ、皮類は。ここのお店のはさあ 本圓奜き。でもさ、ここ初めお入った時さ、䜕この名前っお。ちゃんずしたお茶やおや぀出るのヌっお。出たから通っおんですけど。ね」

さっきのりサギさんりェむタヌず先生、目が合った。りェむタヌさん、ねぇず䜓䞀瞬カックンさせたした。プッお吹き出しおしたいたした。

「入っおお茶ずケヌキ頌んで、たずお茶で、もうむチコロ。矎味しいお茶っおさ、䜕かホヌっおするじゃないしないわたし、本圓に肩がこう、ホヌッ 」

たたりサギさんもホヌッ。たるで舞台挔劇みたい

「その時、疲れおたのかなぁ。そういうのない垃斜さん䜕かさ、偶然なんだけどさ、たたたたその時がそんなんでさ、それで偶然口に入った物が1番の倧奜物になっおしたうっおさあわたしさ、あのね、垃斜さんわたし、食べ物に関する゚ッセむや曞き物がメむンなんだけどさ。1番倧事にしおるのはそこよね。あ䌁業秘密蚀っちゃうダメダメ、駄目だっけどいっか。垃斜さんだもんね。䜕かさ、垃斜さん、今日初めお䌚ったけど、党然そんな気しないねわたしだけいっ぀もそう。誰にも同じ事蚀っおるのかぁ。節操ないね、わたし。でもさ、やっぱり初めおに感じない。それはさ、だっお垃斜さんのメッセヌゞ読んでたからね、きっず」

ドキッでした。固たっちゃいたすよう。

「でも垃斜さんは垃斜さんでわたしの読み物読んでたんでしょヌどう遠くの人に感じるあお茶お茶冷めちゃう冷めちゃうず、矎味しくないんだよヌ」

この最埌の“矎味しくないんだよヌ”はずおも高音鳎き声の高い鳥みたいわたし、おずおずそしお慌お気味でお茶を。今床はアチくありたせんでした。わたし、目をパッチリず。

「䜕ですか、これ」

「えっ䞍味い」

あっちでりサギさん、ガタッず䞊䜓を。そしおこっちを芋たした。

「違いたすね。先生」

わたし、カップの䞭の玅に目を集䞭。

「そんなに䞍味かった」

りサギさん、こっちに来た“な、䜕か⁈”ずでも蚀いそうでした。でも無芖

「違いたす違いたす先生おヌいしい」

くり先生ずりサギさん、ホヌッおしおニコッ

「こんな玅茶、生たれお初めお飲みたすよ」

あれわたし、緊匵が どっか行っちゃった。

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