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ひろのぶと株式会社の株主になって4周年を迎えました。

「3月17日は今野良介氏の誕生日でもあります。」

本文内にある言葉を引用し自分に置き換えると、
「書籍」を読むことで、私の人生は変わりました。
「ひろのぶ と 株式会社」という社名に込めた「&」の一員として、私は株主という立場で、その立場あり読者である限り、皆さんと繋がり続けるという人生の充足感。

ひろのぶと株式会社の株主になるのは、「紙の本しか勝たん」という、ひろのぶさんのTwitter当時の呟きを目にしたとき決まりました。当時の自分にとって血を流す金額でした。

「印税率で出版を変えたい」についてとても共感しました。
私が好きな書籍は、作家は、もうこの世にいなく、生きた作家を応援したい。紙の本はヨレて朽ちて黄ばんで原本読めない様になるほど愛しくて、縦組の日本語の行儀よさが好きで、など様々。応援する気持ちは褪せないですし株主の「株」については、今や私の血肉となりました。

実際はこの数ヶ月、あぁダメだ、もう本を読む気力がない…という状態です。急激に進む老眼、目を酷使する仕事、春先に思考の半身を失うほどの喪失だった息子の上京。まだまだお金がかかる子育てで自分の人生を丁寧に生きることは、今はあと数年、横に置いて。得るものはとても大きいです。でも、読む気力がありません。書く気力も。政治や報道世論すら拾う気力がいまはそこに、向かいません。

そこで、紙の本をこよなく愛する私ですが、Kindle電子書籍の読み上げ機能を頼ってみようか、と思い至っています。

今はこの予約本が届くのを、楽しみにしています。
娯楽のない田舎で育った中学時代、夜な夜なF-1の実況を視聴することは田舎の無音という喧騒から身体を剥がして、最高に癒しだった。久米さんの報道ステーションが大好きで、古舘伊知郎さんに変わってからの報道ステーションは自分が社会人へ向かう時代に相まって「伝わるだけ」で終わりたくない自分を育てました。セナの事故があって、喪失があって、田舎の無音という喧騒から飛び出したい時代に、古舘伊知郎さんの声がありました。

書籍届くのを、楽しみにしています。

伝えたかったのは、
『読みたいことを、書けばいい。』を手にしたあの日の一瞬の感情を、今も覚えていて読む前と後で大きく変化しました。それは、それからも続きます。

読書のつながりは、一期一会。
ありがとう、ひろのぶと。

2021年12月3日:大阪


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