激突してくる人に気をつけて。
ホームで電車を待っているときに、急に男の人がものすごい勢いで走ってきた。
そのまま私の肩にどん!!
と思い切り追突されて、また走って去っていかれた。
あまりの一瞬の出来事に、フリーズ。だんだん肩の痛みに気づく。
本当に全力スピードでぶつかってこられたのだ。男性なので、余計に力が強い。
やがてどこにぶつけて良いか分からない悲しさで頭がいっぱいになった。
「ふざけんなー!」って大声で叫べればよいのに、そんな力もなくなり、
後ろにいたおばさんも、一緒になって驚いていて、暫く固まったあと、私に「大丈夫?ひどいね」と優しく話しかけてくれたけど、頷くことしかできなかった。
まもなく電車が来たので、何もなかったかのように電車に乗った。
この経験をして、いざと言うときに声を出すことは、簡単そうに見えていたけれどとても難しいことなのだと知る。
そして、突然わけのわからないものに巻き込まれたときは尚更、怖さで頭が動かなくなってしまう。
あとから怖かったのだと知った。
非常に悪質だ。次があってほしくないけれど、こんなことがまたあったら、今度こそ冷静に対応できるようにありたい。
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