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35. フランスのお話の番外編(その7:2018年と2019年冬のシャモニーで)

この番外編にも書きましたが、シャモニーにはそれまでは大体夏から秋にかけて行くことが多かったのですが、2018年と2019年に続けて2回冬にも滞在したことが有りました。
 
ただ、冬はAiguille du Midi(エギーユ・デュ・ミディ)というモンブランを望む展望台には行ったことが有りません。
 
2019年の時はシャモニーの少し手前にあるホテル(Mercure)に泊まったのですが、かなり雪が激しくて、結局2日間ホテルに缶詰めとなった次第。

シャモニーの手前にあるMercure(Pullman, Novotel, Ibisとかのグループの中級のホテル)我々以外は皆スキー客でした。この時期仕事でこんなところに来る人はあまりおりません


帰りの車の手配等でお世話になったフロントのお姉さんに、お礼にと緑茶味のキットカットをあげるととても喜んでくれて、
“Someday, I want go to Japan for skying.”
(いつか日本にスキーに行きたいんです)
“ How come ? You have a plenty of snow here.”
(え?どうして。雪ならここにたくさんあるのに。)
ま、特にその時は大雪でトラブっていたのでね。
“ Japan is very famous as 「powder snow」.
(日本の雪は「パウダー・スノー」で有名なんです)

こんな感じでかなり積もっていたので結局一度も外には出れず😢


ウインタースポーツに縁のないボクとしては、何が違うのかは良くわからないお話でしたが(あ、でもスキーは数回やったことが有りますよ。30年近く前のお話ですがね。でも最初から滑れたんです。結局最後までボーゲン専門でしたけどね。スベるのは得意な体質なのかも知れませんわ)。
 
前年の2018年の際はクリスマスシーズン前だったので、それの備えてのためかAiguille du Midi(エギーユ・デュ・ミディ)ロープウェイは点検中。
最も夏でも冬でも山の頂上は万年雪で景色も変わらないし、気温もマイナス2~5度という事なので、それほどザンネンな感じはしませんでした。
楽しみにしていた同行のお客様には申し訳なかったですが。
 
シャモニー(及びアルプス地方は)スキーやウィンタースポーツで来るのでなければ、観光なら夏の方が良いですかね。
夏は10時くらいまで明るいし、日本と比べると湿気が少ないので気温が高くても空気がとてもさわやかなのです。
 
とか言う事で、上に行くのはあきらめて、昼から夜にかけて半日ほど街中をぶらり。
前から気になっていたチーズやさんでゆっくりと買い物したり、ちょっと街のハズレまで行ったりしました。

これはお店の一部。いろいろな種類があることに驚かされます
選んで好きな大きさにカットしてもらいます


以前通りかかった時には気付かなかったのですが、ここにはフランススキー協会のトレーニングセンターもあるのでした。
そういえば最初の冬季オリンピックはここで開催された由。

スキー協会のトレーニングセンター。今まで何度か通りかかったのですが、ゆっくり歩いてみて初めて何の建物だかわかりました


夜になるとこの時期はイルミネーションがキレイです。

日本のそれと比べると規模は小さいですが。


この時のご飯は”Atmosphere”というレストラン。
なんと川面にセリ出した珍しい作りのところです。

この写真は以前来た時に珍しくて撮ったもの。入口は逆側のメインストリートにあります


以前も来たことが有るのですが、丁度この年にBib Gourmand(ビブ・グルマン:ミシュランガイド選定の「価格以上の満足感が得られる店」)を獲得した様で、店頭に楯が飾ってありました。

以前来た時にはなかった楯


何を食べるか迷ったのですが、結局前回食べてとても美味しかったロッシーニ風ステーキ(フォアグラのソテーが乗っかったもの)。

前菜のサラダ。手前にポーチドエッグ
メインのステーキ。普段なかなか食べれない料理だと付け合わせのグリーンピースまで美味しく感じてしまうと言う相変わらずのビンボー症😢
デザートはアイスクリーム

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