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36. その他ヨーロッパのお話の番外編(その1:シュツッツガルトでは白ビールと色々なローカルな食べ物を)

シュツッツガルトで災難にあったことは以前書きましたが、数回行ったいずれもが展示会の仕事で、しかも冬の寒い時期ばかり。
 
最初に行った頃の展示場(MESSE)は市内の丘の上にある古い建物でした。
ホテルからのアクセスは良かったのですが、建物も相次ぐ増設で、建物と建物の間の曲がりくねった狭い通路はさながらドンキの様でした。
 
10年ほど前に空港のそばに新しいMESSEが建てられ、市内からは電車で20分くらいかかるのですが、新しい10棟の大きな建物になり、通路も広いので見て歩くのは随分と楽になりました。

MESSE会場


ま、でも大規模な展示会なので、顧客への製品の説明とその間を縫っての視察で歩き回るので2日目には結構疲れてきます。
大体のお客さんはアポの時間にはやって来ず(会場が広いので日本の展示会の感覚でいると移動にその何倍もかかることがあるので)、逆にライバル会社が鉢合わせしたり(ま、遅れた方に待ってもらいますけどね)、そのためにこっちも予定通りに視察が出来なかったりとかね。
 
ご多分に漏れず、出張時の疲れた時の楽しみの一つは仲間との晩御飯です。
 
シュツッツガルトの名物は白ビール。
最近は日本でもいわゆる地ビールでも幾つかの銘柄がありますよね。
いわゆる通常のラガーやピルスナーと比較するとフルーティーかつ濃厚です。
個人的な好みからするとちょっと甘く感じるものが多いので、沢山は飲めないかな。

この時は、ちょっとお世話になったフランスの同僚と一緒に。


ここではポークソテーを。
付け合わせのパスタ状のものもドイツ独特ですね。Spätzle(シュペッツレ)って言うそうですが、イタリアのパスタや日本の麺と比べるとねぇ。

お肉は美味しかったのですが、このパスタはまあ好き好きですかね


白ビール以外にも種類がたくさんある様で、中には醸造機まで備えているレストランまでありました。

これはピルスナーと黒ビール。
何回にも分けて丁寧に注いでいました。
カウンターの裏には大きな醸造機が


そのお店で同じく自家製のソーセージを。
ソーセージは流石に本場ドイツと言うか、それまでにも色々な形状のものにお目にかかりましたが、ここまでぐるぐる巻きなのには初めて出会いました。

渦巻き状のソーセージ


市役所の地下にあるレストランが有名な様でそこではお勧めのEisbeinアイスバイン(すね肉の煮込み)
Sauerkraut(ザウアークラウト)とポテトとの3点セットは定番の様で、ドイツの肉じゃがといったところでしょうか。

骨付きですが長時間に根である様でお肉は簡単にはがれます


その他にも南ドイツ地方の名物と言うでっかい餃子みたいなやつを。Maultaschen (マウルタッシェン) と言うそうですが、ラビオリの超デカいのとも見えますし、まあそれなりに美味しンですけどね。

まあ、豪快な感じの料理ではありますね
ホワイトソースのかかったポテト

色々と地元の料理をオーダーして説明してくれたドイツの同僚には申し訳なくて、ジャガイモが一番美味しかったとは言えませんでした。

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