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世界遺産を歩く!

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NOTEを始めてから訪れた世界遺産の記事をまとめてみました。余裕が出てきたら過去に行った世界遺産もまとめたいと思っています。
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#オスマン帝国

オスマン帝国の古都ブルサで世界遺産を巡る②~緑と青タイルが美しいモスク

ブルサの世界遺産巡りは、前回旧市街周辺のグランド・モスクなどについて書きました。 今回は旧市街の東側に位置するモスクなどの建物群です。 旧市街から歩いていくとイルガンディ橋が現れます。もともと中世に建てられたそうですが、戦争で大きな被害を受けたため20世紀に再建されたそう。 橋にはお店が並びます。 ここからは住宅街の趣きになり、そのまま西に歩いていきます。 グリーン・モスク(YEŞİL CAMI)最初に訪れたのは、グリーン・モスク。オスマン帝国の第五代皇帝メフメット

オスマン帝国発祥の古都、ブルサで世界遺産を巡る①~旧市街周辺~

エーゲ海のアイワルクからバスで到着したブルサ(Bursa)。イスタンブール、アンカラ、イズミルに続いてトルコで4番目に大きい都市です。 女性の服装を見ると、エーゲ海沿いやイスタンブールに比べてかなりコンサバなのがすぐ分かります。そして世界遺産に登録されている古都にも関わらず、外国人観光客が少なくびっくり!一見素朴な雰囲気のブルサですが、ローカルな雰囲気が満載で楽しめました。ここではそのブルサの世界遺産を巡ります。 トルコ・ブルサの歴史トルコのブルサはオスマン帝国の最初の首

世界遺産、東と西が融合するロドスの旧市街を歩く

前回はギリシャ、ロドス島のロドスにある要塞を巡りました。 今回はその要塞内にある旧市街を歩きます。要塞とその内部の旧市街は、中世都市として世界遺産に登録されています。旧市街は4キロの長さの要塞に囲まれ、200近い道があり、かなり大規模です。 ロドスは年々人気が急上昇していて、今やオーバーツーリズムで有名となったサントリーニ島やミコノス島には行かず、ロドス島を含む他の島に流れる傾向だそうです。 旧市街はヨーロッパとトルコの雰囲気が入り混じり、エリアによってはトルコにいるよ

要塞がとにかく圧巻、世界遺産のロドス島ロドス

クレタ島からフェリーで降り立ったロドス島のロドス。 ロドスは聖ヨハネ騎士団が築いた中世の城塞都市で世界遺産に登録されています。その規模といい、保存状態といい、とにかく素晴らしい要塞だったのでぐるっと一周歩いてみました。 ロドスの要塞の歴史旧市街を囲む要塞は全長4kmもあり、隣国のオスマントルコ帝国の脅威から守るために14世紀初頭から建てられたそう。実際、オスマン・トルコの支配下になるまでの2世紀もの間、攻撃から町を守り、その間ロドスは大きく繁栄したそうです。 ロドスの要