問題集の選び方と使い方

私はTOEICの問題集を買う際、「問題数が多い」ことを基準に選んでいました。
本屋さんのTOEICコーナーへ行き、1番分厚そうな問題集を手に取ります。
そして中をパラパラと見て説明文が多いものはパス。
とにかく問題集が多くて説明が少ないものを探しました。
理由はただ単に「読むのが面倒くさいから(笑)」でした。
説明文がさらっと簡潔にまとまっているもの、さらに問題の後にまとめてではなく問題の次のページにあるのものが便利でした。
後ろにまとめて書かれていると行ったり来たり探したり…が手間ですし時間もかかりますが、問題を解いたらすぐに見られるようになっているとすぐに確認することができます。

そして問題集を買ったら必ず「最後まで終わらせること」、これが大切です。
問題集に色々書き込んだりマーカーを引いたりしてボロボロになるまで使い込む勉強法もあるかもしれませんが、私はそれをやり出すとそちらに熱中してしまうので勉強時は机の上に問題集と黒・赤2本のペンのみを出して1冊を速く終わらせるようにしていました。
TOEICは問題数が多いのでとにかく速く全問終わらせることが第一です。
わからなかったり迷ったりした時はとりあえず当てずっぽうでもいいのでどれでも答えをマークしてその問題には小さな点などで印を付けておき、全問解き終わって時間が余ったらその問題を見直します(TOEICの解答用紙には余計な書き込みは禁止ですので、付けた印は答案提出前に必ず忘れずに消しゴムで消すことをお忘れなく!)。

TOEIC本番では、緊張から普段よりも問題を解くのに時間がかかってしまいがちです。
ですので普段から速いスピードで問題を解く練習をすることが必要です。
問題集に問題を解く目安時間がかかれていたらその時間よりも短めにタイマーを設定して解くことをおすすめします。
たとえば目安時間が15分だったら12~13分に設定します。
そして時間内に全問終わってなお時間が余ったら見直しをします。
それを繰り返しているうちに1問あたりどれくらいのスピードで解かなくてはいけないのかが体感的につかめてくると思います。
長文もだんだん速く読めるようになっていきます。
そしてあまり悩んだり迷ったりせずにパッと答えを決める「即断即決力」が身に付きます。

この「即断即決力」は、TOEICだけでなくビジネスにおいて大切なスキルのひとつですので、身に着けておくと後々の社会生活においてきっと役立つことと思います。

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