嘘に恋する
内臓が破裂するか、もしくはしないかの間の痛みで目が冷めた
君がこれを恋というのなら、きっと恋なのだ。それは僕には分からないけど
突然途絶えた連絡も、君の消えたkawaiiピンクのアカウントも
きっとなにかの冗談で
隙間を愛したら、もう言葉にできない想いだけが残った
君に会いたい、ただひたすらに
指先の震えで、文字を打つ手はおぼつかなく
ここは幻想郷のよう。(今はそれでいい)
影を追い、遡っても見つかるのは
君の言った"kawaii"という言葉の記憶だけ
もうどうにもならない、どうにもならないんだよって
君ならそう言うことも分かっている
この思考に惹かれた僕を打ってくれよ
打てよ、打ちのめせ
すりつぶした記憶から滴り落ちる可愛くて甘美なピンクの液体を味わいながら
脳を満たしてゆく
そして、壊れて、灰となり、
僕は自分自身を保っている
馬鹿げてる、それが僕だ
(君ならなんて言うかな、なんてもわからないけど。君ならなんて言うかのかな。)
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