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サマソニ2023 Part 1

人生初の音楽フェス。ずっとずっとずっっっっと行きたいと思っていたフェス。コロナで高校3年間ライブにあんまり行けてないこともあって僕のフェスへの憧れは、すんごく強くなってた。そんな時、僕の大好きなオアシスのボーカル、リアム・ギャラガーがサマソニに来るという事でチケット発売になってすぐにチケットを買った。こうして僕は人生初のフェスに行く事になった。

一日中大好きな音楽に浸る、しかも外の開放的なステージで。こんな贅沢はない。僕が大好きな人たちの音楽を感じる事ができたのはもちろんだけど、新しい音楽との出会いもあって。フェスって素晴らしいなって思った。

天王寺駅から、会場行きのシャトルバスに乗る。僕は、初めてディズニーランドに向かう時のような気持ちだった。ずっとソワソワしていた。抑えきれない興奮で列を整理していたお兄さんたちに『おはようございます!』と元気に挨拶した。お兄さんたちも元気に挨拶してくれた。暑い中お仕事お疲れ様です。僕は一人だったが、列を見ると意外と僕と同じような人も多かった。音楽を全力で二日間浴びるのに彼女も、友もいらない。音楽と僕がいれば。そう思って僕はバスに乗った。僕は30歳くらいの女性の隣だった。僕は当然興奮していて、話しかけた。『楽しみですね!!』『誰を見に行くんですか?』『お一人ですか?』質問をしても『はぁ』みたいな返しばかりで、どうしてかと思ったら、バスの中は僕が話すのをやめるととても静かで、なんだか恥ずかしい気持ちになった。そうして、僕はイヤホンをつけて、リアムを聞いた。リアムだけが僕の話し相手だ。

30分ほどして、会場に着いた。バスを降りて、感じたのは胸に響く低音、観客たちの熱狂。これがフェスか!!!まだ、アーティストたちがライブをしているところからは少し離れているのにそれを感じる。僕はこの2日間、体を僕の大好きな音楽で満たすことができるのだと思い、胸を躍らせた。
サマソニ大阪は4つのステージが広いエリアの中に散りばめられている。
1つ目はマッシブステージ。これはどのステージに行く時も通るような場所にあり、外からでも様子を見ることができる。先ほど感じた低音と熱狂はここのものだった。
2つ目はソニックステージ。ここは唯一の屋内ステージで、体育館を利用したものだ。僕はここで素晴らしい出会いをする事になる。
3つ目はマウンテンステージここは野球場をステージにした屋外ステージで、2番目に大きなステージだ。miletはここでパフォーマンスを行う。
4つ目は、オーシャンステージ。ものすごく広い広場にものすごく大きな開放的なステージ。このステージを見た時。僕は、これこそがフェス!!!と興奮した。

時計を見ると11時ちょうどだった。miletの出演は12時からだったので、少し早いが、僕はマウンテンステージへと向かった。会場に入ると、まだ1つ前のアーティストがライブをしている最中だった。ハードロックで、聴いていてとても気持ちが良かったので、僕はヘドバンをしながら、その人たちの演奏を楽しんだ。
やがて演奏は終わり、miletの準備が始まった。大体のアーティストのライブは本格的な準備を終えてから入場なのでこれは新鮮な体験だった。ドラムセットやアンプが運ばれてきて、サウンドチェック、マイクチェックをしていた。ライブはこうやって完成されるのかと、制作の裏側、過程のようなものを知れて嬉しかった。

だんだんお客さんが入ってきて会場が熱くなってきた時miletがステージに上がってきた。覚悟、楽しもうという感情を感じた。一曲目はコイコガレ。この曲は僕は大好きだ。鬼滅は全く知らないが、マンウィズのソウルとmiletのしなやかさがマッチしていて最高。音楽に身を任せていたらあっという間にmiletの出番は終わってしまった。新曲のHey Songも聞けて最高に幸せだった。

miletが終わった後、僕の見たいアーティストまでは少し時間があったので、僕はグッズを買いに行く事にした。朝見た時、信じられないほど並んでいた列は少し落ち着きを見せていた。僕が欲しかったのはリアムとblurのTシャツ。しかし、どちらも売り切れ。それで列が短くなっていたのかとガッカリした。しかし何も買わないわけにはいかないと思い、かろうじて残っていたblurのタオルとリアムのトートバックを買った。

長すぎるから今日はここまで!


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