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念願の5弦ベース

買っちまいました、Warwick Streamer LX 5-string.

ギターは7弦に食指が向かないくせに、ベース始めて割と早い段階で欲しかった5弦ベース。DとかE♭で上行かないといけないなんて!とか初心者特有のイキリです。
世の中は基本的に4弦で動いてます。

正直にいうと、4弦にさえ慣れていない今だからこそ5弦に慣れてしまえばいいんじゃない?という発想です。
ギターは今更7弦、て思っちゃう。

DTM向けにということであれば
- 5弦
- パッシブPUにアクティブ回路
- Aterier ZのJHJとかG&LやCorvetteのHHとか
- ネック安定した中古
色んな音を出せるやつがいいかなーというところからスタートしました。

まず気になったのはAterier ZのM265 Plusでした。
世代的に、周りのベーシストでこだわってる人はアトリエ持ってること多かった感じイメージがありました。
G&LのL-2000は興味湧かず。

ほんと、世代だと思います。ベースといえばWarwick, Tune, Spector, Tobiasあたりがハイエンドみたいな。

色んなベースを見ていくうちに、Warwickの合理的なところがめちゃくちゃ良いなと思いまして。
- 敢えてハンドメイドではなくCNCで精密な製造
- 裏蓋がネジじゃなくてツメのやつ。(電池交換するならこれでいいじゃんって思っちゃう)
- Just-A-Nut?高さ調整効くナット
音はゴリンゴリンのイメージでしたが、それはサムベースなんだなということも分かってきました。

で、見つけたWarwick Corvette $$. 2ハムでそれぞれにSerial/Parallel/Single切替えのミニスイッチ付き。見た目がかっちょいいし、ハムの音出せるしこれやんけ!と。

$$で良い個体がタイミング良くあったら多分そっち買ってたと思う。

しかし調べれば調べるほど、Streamerの造形美にやられてしまいました。2ハムで何通りの音出せても仕方ないやんけ!と盛大な手のひら返し。

Warwick選びで困るのが
- 材がバラバラ。ボディがブビンガは中々無いし、ネックスルーだとボディネックともメイプルだったり、ネックもウェンジだったりオ◯ンコール+ウェンジ指板だったり。
それらを弾き比べられるほど同じ時間軸で世に出回ってはいないから、もう好きな材でいいやと開き直りました。

- インターネッツに情報少なスギィいいいい
- レビュー/演奏動画の弾き方・音作りのコレジャナイ感。でも普通に弾いてる人のもありました。2人がベース2本でセッションしてるやつ。
愚痴です。

ワーウィックらしさはブビンガ、ウェンジみたいな、あんまり他で使われていない木材のイメージ。ネックは何となくウェンジが良い。オヴァンコールはTaylorのボディに使われているので知った材。

ボディはアッシュメイプルどれでもまあいいけど、メイプルトップだけは避けました。お飾り的な化粧板、というと語弊がありますがソリッドにトップ材のあるものはギターでも好みではないというだけの理由。このメーカー、化粧板っていうか材そのものでエグい模様まで出す会社だし。

というわけで、見た目ドンピシャだったこのStreamer LXに決めました。

2014年製
Streamer, 5-string
Burgundy Red Oil Finish
Colored Flamed Maple AAA Body
Wenge Neck
Chrome Hardware
(Warwick社の公式サイトより)

ラッキーなことに認定証、ツールキット(ツールが数個しか入ってなかた)、マニュアル、コルグの代理店保証書等、純正ギグバッグまで付属してました。
ストラップ側のピンがクロームとゴールドの2種類入ってた、てかChrome Hardwareなのにエンドピンだけゴールドやんけ。店員さんに言われるまで気づかず。

ベース初心者なので、とにかく試奏は恥ずい。フレーズ弾きはそこそこに、ツマミ弄りながら音の確認、デッドポイント探したり各弦の音見たり粗探ししつつ、隅々までチェックしました。オイルフィニッシュは結構簡単にヘアライン入っちゃうものだけど、これは使用感少なくてとても綺麗でした。買いますって言ったときほぼ同時に試奏してた方も買ってましたフレットレスベース!

なんだろ、フェンダー系弾いたあとにハイエンド系弾いたときみたいな感じです。ブーストでもカット方向でもアクティブのEQはどれも効きが良すぎてビックリする。パッシブのトーン感覚で回して鳴らすと変な声出ちゃう。

ボディ小さいしネックは薄くて指板が平べったくてめちゃくちゃ弾きやすい。出音も元気だけどボディもしっかり振動してる。
ネックがストレートで弦高低くて、弾きやすいギター弾いてるのと同じ感覚。
ワーウィックは弾きづらいみたいな話も聞くけど私の弾いた限りではヘッド落ちとか1Fが遠いといった個体は見ませんでした。
弾いてて気持ち良いし、指板にポジションマーク無いから諦めてサイド見るようになって姿勢も良くなる。

Scottさんが、5弦ベース弾くなら慣れるまで4弦は弾くなと仰っていたので、ジャズベは一旦しまってこちらでポジション迷子&弦迷子にならなくなるまで練習がんばります!

おやすみなさい。

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