奈良クラブクラスター会見で想うこと
今回の奈良クラブ会食問題
記者会見を見ました。
会見内容は前半部分が時系列に沿っての報告と再発防止策について、後半部分は質疑応答になります。
前半部分の報告と再発防止策は下記の公式リリースを読めば十分な内容です。
後半の質疑応答も「これ!」と言った質問もなく、記者の方からは「なぜ会見をしたのですか?」といった質問が出るくらいで、奈良クラブの誠意ある態度との温度差を感じました。
そんな質疑応答で私が気になったのが、ガイドラインの改定内容について浜田社長が「選手同士」という文言追加について説明したところです。
【要約】旧ガイドラインで5名以上での会食の禁止と明記されているが「選手同士」という文言がなかった。ロッカールームでのミーティング(試合中)等では選手同士はノーマスクなので、これに該当しないと受け取られかねない。よって今回の改定では「選手同士」を追加した。
これの何が気になるか
「ルールで縛らなくても普通に考えたらあかんやろ」ってことです。
このことは浜田社長も会見で言っています
「本来であれば誰かが『ダメでしょ!』と言わなければならなかった」と
だけど今回は自分たちの良いようにガイドラインを解釈して会食を行った。
であれば、「選手同士」の文言をガイドラインに追記することではなく
『自分たちの都合のいいような受け取り方をしない』
これが本当に必要なことだと思います。
でないと、また別なところで「自分たち都合の解釈で物事をすすめる危険性」が残るのではないかと指摘します。
そして、このことは我々サポーターも同様だと思っています。
特にSNS上では少ない情報や未確定情報を自己都合で解釈しがちです。
自己都合でクラブのことを解釈すると、応援しているはずのクラブが自分に都合のいいクラブになるので、自分の都合に合わないというだけでクラブと対立します。
サポーターとクラブの対立は、スポンサー、ファン、サポーター、クラブに関わる全てに悪影響を与えます。
今回の会見の中盤に浜田社長がSNS上での迷惑行為等へは厳正に対処することを明言しています。
この言葉は嬉しい反面、私は問題解決にはならないと思っています。
サポーターにも『自分たちの都合のいいような受け取り方をしない』が必要なのです。
自己都合ではなくクラブのことを考えた上で「ダメなことはダメ!」と言うのが真のパートナーであるサポーターの役目であると私は考えます。
また、他サポーターに対しても自己都合ではなく相手のことを考えることができれば、同じクラブを応援している者同士であろうとなかろうと、そこに対立は生まれないのではないでしょうか。
そうは言っても、何があろうと自己都合でしか主張しない人は存在します。その場合は、ブロックやミュートをして対立を避けましょう。
たとえ同じクラブを応援していようともです。
だって、その人はクラブのことではなく自分のことしか考えられない人なんだもの。
最後にあるサポーターさんの言葉を紹介します
携わり方、支え方はいろいろですが
みんながこのクラブの歴史を創っています。
全員で一戦一戦を闘うのもそうですが
それと共にクラブの歴史をみんなで創りあげていることを
少しでも感じてもらえたら…と思い「共創」という言葉を選びました。
【みんなで創りあげる奈良クラブ】
みんなで手を取り合ってこれからも歩んで行けたらとおもいます。
この横断幕はわたしが全試合持っていき、スタジアムに掲出します。
なかなか足を運ぶのが難しいアウェイゲームでも
みなさんの「想い」をチームに伝えます。
サポーター1人1人が「共創」を意識して行動していくことが『自分たちの都合のいいような受け取り方をしない』ための一歩になるのではないでしょうか。
『共創』
奈良クラブサポーターの一人として大事にします。
サポートしてみてください。私が得しちゃいます(o´ω`o)ぅふふ