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日本の出生率は上がらない

日本の出生率は長い間下がり続けており、今年は1.20にまで低下しました。特に東京都では1を切ってしまいました。なぜこのような状況になっているのでしょうか。以下の3つの理由が考えられます。

①子供にお金がかかりすぎる
現在、子供一人を育てるのに2000万円かかると言われています。もし子供が二人いれば、4000万円も必要になります。これでは家計が厳しくなるため、経済的理由で子供を産むのをためらうのは理解できます。

②子供が親の面倒を見るわけではない
現代では子供が親の面倒を見ることがあまり期待できません。子供たちは自分の子供の世話をするだけで手一杯で、親の老後を支える余裕がないことが多いです。そのため、子育てに使うお金を老後のために貯める方が賢明だと考える人が増えています。

③産む産まないを個人の自由にした代償
子供を産むかどうかは個人の自由となっているため、その結果として周りからの協力を得にくい状況になっています。昔は子供を産むのが当たり前で、周囲からの助けも得やすかったですが、今ではそうではありません。

これらの理由から、現代の大人たちは子育てが本当に賢い選択なのかと悩むことが多いです。子育てが嗜好品のように感じられる時代になりつつあります。今のままでは、人口が増えることは難しく、日本の衰退はしばらく続くでしょう。人口が減れば日本が貧しくなるのは明らかなので、何か対策を講じる必要がありますが、現状では難しい問題です。

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