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感想

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ひとの作品の感想。
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0312 感想

読んだ本の感想を書くときは大抵ツイッターに流してしまうのですが、どこからどこまでがネタバレにあたるのか分からなくなったのでこちらに置いておきます。
もともとツイートしようと思っていたものなので長くはないです。

モノノケ踊りて、絵師が狩る。
─月下鴨川奇譚─
集英社オレンジ文庫
著:水守糸子
価格:640円+税

江戸末期の天才絵師が描いた妖怪画「月舟シリーズ」。
持ち主を憑き殺すというそれを、子

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1220 夏企画

すっかり冬、どころか街中にはクリスマスソングが溢れていますね。例年のことですがここ1ヶ月ほどクリスマスソングを毎日聞きすぎて食傷気味です。出先でクリスマスのディスプレイを見たり贈り物を選んだりするのは好きなのですが。

…ということで12月半ばですが、ここで気持ちを夏に戻して、#web夏企画 の閉会式めいたまとめ記事を書こうと思います。
主に未来の私が復習として読み返すためのものです。

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空アンソロ イラスト感想

※2018年5月分の再掲。

企画したアンソロ掲載作品の個人的な感想です。こちらにお目通しされる方は既に空アンソロを手にされているか、ネタバレを気にしないというスタンスで書きます。感じたことを感じたままに独りごちますので、お読みくださる場合はあたたかい目でお付き合いください。

①作品名/作者名
②私個人の感想
③参加者さんによる選択式感想
(※重複は別の方からの感想です。私は一切選択してい

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0829 感想

里見透さん(‪@ThorSatomi‬)著『外つ国のゲンマ』を拝読しました。

文庫サイズ600円。
COMITIA125で購入しました。

──これは、己を取り戻すための物語。
『神の声』を奏でるというパイプオルガンの響く国、オルガニストを志す青年トビトは、海上民(アドラハシス)の襲撃で右足と夢を失う。茫然自失のまま生きていた彼は、ある海上民の娘と出会い、嵐に身を投じていく。

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0615 感想

「金継ぎ 修復と蘇生のアンソロジー」を拝読しました。

新書サイズ114ページ、700円。
https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=9506318

5月の文学フリマにて購入。フォローしている猿川さんが参加されていて、何度かRTされていたのが気になって求めさせていただきました。

さて、冊子の序文から引用させていただきます。

金継ぎ(きんつ

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0523 感想

虚事新社さま(田畑農耕地さま)著
『なお澄みわたりパシフィック』を拝読しました。

https://twitter.com/soragotoshinsha/status/990091601992024065

文庫版220ページ、600円。

とても面白かった…!
購入は5月コミティアにて。
当日文芸スペースをふらふらしていたらこの爽やかな表紙がぱっと目に入り、あらすじと冒頭を少し

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0303 感想

こうあまさん(@kouama)著「季節、名を待つ」を拝読。

文庫サイズ208ページ。
昨年8月、こうあまさんとコミティアでご一緒した際に頂戴しました。
次に本を読むときはこれにしようと思いつつ、機会を逃し続けていたのだけれど、今回ようやく時間をとれて良かった。

まずこのデザイン、とてもおしゃれ。
シンプルな要素の組み合わせがそれぞれを引き立て合っていて、この御本を手に入れる前から気になって

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0202 感想

育美はにさん(@ikumihoney)著「悪夢とぼくの共同生活」を拝読しました。

「メエさん」こと悪夢(?)との日々、会話を「ぼく」視点から切り取ったお話。
曖昧に「人間をやっている」「ぼく」がメエさんに「人間になってね」と言われるところまで。

文庫サイズ、32p。その中にぎゅっと濃縮されています。全部で16編のようなのですが、この冊子で読めるのは5編目まで。お試し版とのことです。

ここでは

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