見出し画像

私のファッション史 弐の型。

続編です。
⑥高校3年
なんとなく古着と、バンドTを組みあわせてる感じ。
ジャンルはあまりなく、メイクやヘアーに興味があって自分でヘアアレンジ
したり、そういうことに興味がいってファッションがまあまあおざなり時期。結局美容の世界に行くことにしたのでヘアカタログばかり見ていた。
代官山によく行くように。レコード集めも継続。高校から音楽にどっぷりなので外人バンドのライブや、レイブ的な物、フェスに興味が沸き
バイト代はフェスに消える。
人生初、ノリと勢いでFUJIROCKに日帰り弾丸でいく。苗場。2000年。
実は高2で行きたくて唯一音楽の話があう友達と計画するも
金銭的な問題や準備がまにあわず一年越しのフジロック。
行ってからは価値観が変わり、アウトドア系の格好になっていく。
父親のnorth faceを借りてきたりするようになる。
音楽という精神世界に入っていった時期。

⑦専門学校時代
髪の色が最も派手であった時代。
白っぽい金髪にパーマ(IWGPのキングよりよいマイルドな髪色、髪型)
にバンドT✖カラースキニーパンツ。もしくは古着とか。
完全にもてない。。でも好きな服にまい進していた。彼氏とかよりアートや美容に打ち込む方が楽しかった。この頃好きなバンドつながりで文通していた子と今でも付き合いがある。ありがたい。
学校が京都の為、派手な人がゴロゴロいて刺激的。大阪ほどじゃないけど。
うちの学校は元ヤンばっかでえーっとなったというオチつき。


東京はまだ品がよくいききっていなかった。と私個人は思う。
それもまた各地域の個性で良い。
大阪はどえらい服装の人が当時はいた。今は全国そんなに大差なく
つまらなくなった気がする。
アメ村ばかり行っていた。←父親譲り。父も20代前半はアメ村によく行っていたとのこと。色を大胆に使ったコーデやメイクもカラーライナーやカラーマスカラを使用していた。
たまに勉強がてらドラッグクイーンがのった雑誌を読んだり。
ヘアショーを見にいったり、ボランティアでメイクをしたり、
舞妓さんや芸妓さんの結いを授業で見て感銘をうけたり
とっても刺激的でした。
学校に現役の舞妓さんの髪結いの先生が来るのがうれしかったなあ。
本物の舞妓さんがノーメイクでフツーに四条のCD屋さん(バージンレコード)で視聴していたのを見た時やっぱり彼女たちも同世代だよなーと思った。シュールではあったけれど。
⑧20歳~23歳
暗黒期。なんかパッとしない格好。
アパレル販売していたので会社の服を買わなければならず
お金もいつもない(服代、給与低い)ので割り切って着る。
でも社販で安く買えるのでたくさん服は持ってた。
靴は50足はあった、、かも。
原宿でスナップされたり。たしかAU(KDDI)のスナップみたいなの。ファッションのポイントとかを聞かれ動画もネットに載った気がする。
全然オシャレしていなかったのに。
⑨24歳~27位
付き合う相手ががらっとかわり(職場繋がり)
前からしてみたかったギャルっぽい服に今更はまる。髪も昔はかなり短いショートで男性によく間違われたがこの頃には髪の長さが胸まではあった。髪巻いたり、エクステつけたり、ネイルも派手、ニーハイを履いたり、まあごちゃごちゃ。109によく行った。
当時の好きなブランドはマウジー、SLY、ヒス。バンドも少しだけやっていたのでバンド練習時はロックTにデニムとか。コスプレの如く
行くコミュニティーによって服が変わる面白さを実感していた時期。


クラブもよくいっていたので遊びに行くときは体のラインがでるかっこいい服を着ていたかも。109の前でランズキとか他の雑誌、
そういうたぐいのギャル雑誌にスナップされたが載ったか詐欺かわからぬままである。
前髪だけ黒くしてあとは赤系のカラーにしたりもう一度派手さが復活していた。昔のAIさんみたいなダンサーっぽい服に憧れる。
クラブに一緒にいっていた先輩のおかげか、何回も雑誌に載った。
その人たち綺麗で華があったのです。

パリピという言葉がまだなかったころ。
今考えると恐ろしい生活をしていた。

⑩28~30歳
少し落ち着く。雑誌でいうとSWEET系だった。かわいい服が好き。
⑪31~32歳
髪は長いままでツインテにしたり、相変わらず体のラインがでる服は好んできていたかもしれない。実は30代になってからつらいことが多くなり
記憶が吹っ飛んでいて服に気持ちがいかなかった時期。
⑫33歳~現在。
シンプルで上品な大人を意識したプチプラコーデに。
30代からはしまむら、ユニクロ、ハニーズ、GU、ZARAなどにお世話になっている。
世の中が大きくかわりファストファッションの店が増え、古着屋、わざわざ遠くまで行って安くて変わったデザインを探さなくてもよくなる。昔は高円寺や下北にいって堀りにいったけど。。
ネットで服を買うようになる。もともと接客されたくなかったのでちょうどいいかなーといった感じ。
洋服の概念も大きく変わり、服で個性を出し合うことも減り、SNSで自己表現がしやすくなってから大きく世界は変わったと思う。

ここまで服と取り巻くカルチャーについて論じてきた。
正直やりきった感は否めない。
また洋服に夢中になる日は来るのだろうか。


サポートして頂けたら今後の活力になります。 あらたな情報のインプットのための本の購入や頑張っているのになかなか辛い思いをしている方達へのクラファンの投げ銭をします。