ニューロティカにみるbandを続けること、信用、老いること。
たまたまYouTubeで
「あっちゃん」という映画が全編公開しているのを見つけた。
そういえば、最近実家帰った時に父親が
ブルーハーツの甲本ヒロト氏の真似をしてきて
どーーん!って江頭さんみたいにハイテンションで笑 歌ってくれて、ふたりで熱唱した。
68歳と39歳女の自宅ライブである。
母はうるさい!と呆れ顔。
母はV系、ジャニーズが好きなんです。
癖のある家族です。はい。
昔のMDをかけてくれて、punk、メロコア、SKAとか好きだった過去を思い出した。
(小学生の頃よく爆音でかけて真似しながらうたってた私。父親がブルーハーツいいぞ!と90年代入ってすぐに教えてくれた。変わった父です ギター弾き。)
みんなどうしてるんだろう?とYouTube探したら
このニューロティカの動画が出てきて
一気にタイムスリップした。
19歳の頃 完全にグランジとか、RockとかHIPHOP、ダフト・パンクとか、ファットボーイスリムとかに傾倒していた私は、専門学校のクラスメイトで年上、音楽好きな子がいて
その子にニューロティカとGELUGUGUを教えてもらった。めちゃくちゃ売れる前のモンパチも教えてもらった。
大阪のライブハウスめちゃくちゃ行っている子で
あの刺激的な時間は忘れてはいけない。
なんや知らんが 昔から集まってくる人皆音楽マニアだ。
で、ニューロティカである。
結局ライブは行ったことがない。
だけど、あの多幸感に満ち溢れる感じが好き。
そして2022年。
あっちゃんはどうしているんだろう?
と思ったら
今年日本武道館でニューロティカLIVEしてました!!
アラ還ですよ。かっこよすぎるわ!
八王子にある実家のお菓子屋さんを継いで
お店にたちながらの武道館。
バンドマンのセカンドキャリア問題はよく聞くけれど、みんなとても苦労しているイメージ。
そもそも食えない。。
専門学校の先生とか、講師とか、ライブハウス経営とかの人は一部なきがする。凄い人達。
そういうたくさんの問題は今まできっとあったんだろう。
あっちゃん(vo.)以外みんな抜けるとかそういう危機ものりこえて また違うメンバーが集まる。
何度もメンバーが抜けても人が手を差し伸べる
彼の魅力はなんなのか?がこのドキュメント映像を見ればわかる気がした。
人とのご縁を大切にする、信用が集まる人、メンバーへの心遣い、周りの人への感謝、そして歌が下手(笑)でも何か人の心をつかむ個性。
それがニューロティカであり、あっちゃんなのかなぁと思った。
ファンとかではないけれど
見ていて心があたたまった。
コロナでみんなの気持ちがやさぐれていく中
スーパーポジティブな中年がそこにあり
どこまでもpunkだった。
老いることなんか気にせず
同じバンドを何十年もやり続ける凄さを見た気がする。
たまには10代、20代に聞いていた懐かしい曲を思い出す日を1日作ってもいいかもしれません。
すべてのバンドマンに敬意をこめて。
ではまた!
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