Doomsday日誌(ヴィンテージ神挑戦者決定戦)

影のフィクサーからの「レポート書けよ」という無言の圧の様な物を感じたので書きます。

俗称も多く初心者向け記事ではないです。
日記帳みたいなもんなので悪しからず。


メタゲーム予想

紙のメタゲームはMO上とは違って、Bazaar固定層やShops固定層やOath固定層が極めて多い環境です。
この辺りのメタゲームを考えてサイドボードを組まないとメタ外からの強襲を受けることになります。

固定層3割程度に加えて、PO、Tinker、猿系、ブリーチ、BUG、Doomsday、Jeskaiという感じのイメージで予想しました。
ヘイトベアー系とWUGは多分居ないでしょうというのが私の予想でした。
※ヘイトベアーは長丁場となりがちなこの大会では安定性に問題が
※WUGはUR系の猿デッキに対応に問題が

後、神の使うデッキに関しては、MO上で当たっていたので概ね予想通りでした。

ここからメタゲームに合わせてサイドボードを調整していきます。


デッキ調整

画像1

メインボードはいつもの奴で説明は割愛しますが、使い慣れたリストが一番ですわな。
基本的にはサイドボード周りに大きく調整が入っています。

基本的にはMO上で調整を重ねました。
ただ、大会1週間前のリーグは極端に猿系デッキとのマッチアップが減り調整時間が足りなかった状態です。

・Steel Sabotage 4
・Leyline of the Void 4
・The Tabernacle at Pendrell Vale 1
・Island 1

繰り返しますが、紙のメタゲームはMO上とは違って、Bazaar固定層やShops固定層やOath固定層が極めて多い環境です。
その為、このスロットの枚数を減らす選択肢は無いという状態です。
猿対策をするには他の5枚の枚数を調整してやる必要がありました。

・Hydroblast 1
MO上で調整を行った枠その①

猿対策でFatal Pushが採用されていたスロットですが、今回は対象を絞りました。
明らかに環境が赤く、赤い呪文が多数飛び交う事を予想して追加のカウンターが欲しかったので除去も兼ねられるこちらを選択しました。

紙では調達が追い付かず、青いカードはこれだけ旧枠になっています。

・Legion's End 1
MO上で調整を行った枠その②

率直にSaga対策です。
Doomsdayはライフをガンガン払うデッキですが、Sagaのトークンによるパンチ1回分くらいは耐えられます。
なのでソーサリーでも問題ないと考えての採用です。
Sagaだけじゃなく、猿や死儀礼も後続諸共除去できるのが非常に魅力的です。

自分のプレイスタイルが悪いのか、最近主流となっているSteel Sabotageを1枚Energy Fluxと差し替えるプランでは勝率が上がりませんでした。
なので今回は除去枠を範囲対策とし、チューターを使って水増しするという戦略を選択しました。

・Tasigur, the Golden Fang 1
現在のDoomsdayはサブプランとして、サイドボードに何らかのファッティが追加されています。

この枠はMurktide Regent が選択されることが多くなっているのですが、環境が余りにも赤い為、Pyroblastされることを嫌って黒い探査生物を選択しました。
アンコウと迷った枠ですが、1マナ差が1ターン目に出せるか出せないかに影響するので今回はバナナとしています。


(おまけ)惜しくも落選した方々
・Karakas
打ち消されない猿対策ですが、不毛される未来が見えたので不採用で。
このカードはOathへのアンチカードとしての機能が期待できる枠なので、普通に採用できたと思います。

・Mind Harness
こちらも猿対策ですが、返しに不毛されて維持できない、Pyroblastされて速やかに帰っていく未来が見えたので不採用で。
タルモやUroなども接収できるので環境がもう少し緑に寄っていれば採用したかもしれません。

・Dress Down
アドバンテージを失わないSaga対策ですが、Sagaだけを対策するのはあまりにも範囲が狭いので今回は不採用となりました。


マッチアップ

ライフメモと曖昧な記憶に基づいて記事を書いているので間違っているかもしれない。
期間が開いているので内容も本当に薄いです。

R1 PO ×〇〇
HogaakかPOかで迷いHogaakキープしたらG1落とした感じです。
欲張りキープはいけない。

G3はGushじゃなくてAncestral Recallを積むべきでした。
ラヴィニアが見えていたのにこちら側のケアが本当に甘かったと反省しています。

R2 猿Tinker 〇×〇
もしかすると普通に猿SagaTinkerだったかも。
Sagaが出てこなかったので今となっては分かりませんが、そのおかげで押し込めた感じ。

G3は相手がフェッチを起動しないでターンを返し、終了ステップに起動してきたのでOpposition Agentを出したら相手のマナが完全に詰まった形です。

R3 Dredge 〇〇
G1で相手のデッキが分からなかったので対青キープしたらドレッジでした。
割と蒼ざめてたマッチです。

相手がT1でTherapyからDoomsday指定してきましたが、丁度手札に無かったので助かりました。
キャントリップで探した上で3ターン目にオールイン、トップにフラスターも居ましたが、相手の盤面とこちらのライフ的に限界だったのでここでオールインです。

G2は力線とタバナクルが初手に有ったのでキープして完封した形です。

R4  Oath 〇×〇
メインでオース関連のカード見れてなかったので、RUGかとキープしたらオースでした。

森の知恵が強すぎて。
カウンターハンドだったので、オースとセットで出てくるエレメンタルを貰ってオース通さなければ良いかなと考えていた感じです。
オースが追い付いてしまい負け。

フラスターケアで先にデモコン先撃ちしたり、ダブルオラクルしたり色々な小技を使用。

R5 Doomsday 〇〇
G1は相手のバンチューにDazeしたかったのでデモコンでWill2枚体制を作りました。
付き合ってくれた相手側がデモコンでOracle2枚を失った為、こちらの側が大きく有利になったという展開です。
※メインのDoomsdayはこの状態になるとレイスで殴る以外の選択が無いので

G2は相手の1Tネクロに合わせて、こちらのAgentを通して相手の有効牌を大きく削り、ライフに圧をかけ続ける選択をしました。
コレが見事にはまった形です。

R6 ID
R7 ID

(昼食)

SE1 Doomsday 〇〇
G1 相手のメインバンチューにPortentを当ててシャッフルすることで1枚分のアド差を付けて勝ち。
R5でAgent見せていたので、多分警戒して使ったのでしょう。

G2 ネクロ着地するも、手札がかなり青かったのでカウンターかき集めて対応を準備。
相手側がもう少しネクロで粘れた所、Doomsdayで早期に仕掛けてきたのでこちらのカウンター量で押しつぶせた形です。

SE2 BUG ×〇〇
G1はデッキを見ていなかったのでDoomsdayキープしていました。
今考えるとあのハンドは明らかにマリガンすべきだった。
レオが着地してしまったけど、一応Digから残りのコンボパーツ+Lotusが揃うという非常に低い可能性があったので続行も叶わず。

G2は相手のカウンターをケアしたかったので、島スタートで。
ギタ調に対してMMsを2点払いましたが、Dazeケアしたかったのでこの選択です。
返しにトップギタ調した所、こちらへの解答が無かったのでオールインという形となっています。

Recall、Lotus、Oracle、Legion's End、Agent

で積んでサイド隠蔽しました。
Doomsdayは多くの場合、追放領域でサイドインしたカードが公開されてしまいますが、勝ち確の場合に手札やライブラリーに隠蔽することが可能です。
Doomsdayのオススメ小技なので覚えておきましょう。

G3は、 ​

​Jet、Ritual、Ritual、Demonic Tutor、Recall、FlusterStorm、Force of Will

という形だったので土地無しでも秒キープ。
最悪Tutor消されてもアンリコ通れば良いかなでオールインしました。
相手のハンド的にフラスターを持ってこられると面倒だったのでブレストにWill。
一応、トロフィーケアの島を積んでおいてアンリコスタートでオールインして勝った形です。
※現在のBUGはMurktide Regentを警戒してかDecayが本当に少ないです

SE3 猿SagaTinker ××
G1は土地が無かったので1マリ。
かなりの妥協キープでいくら探しても土地しか見つかりませんでした。
もっとアグレッシブなハンドを求めて2マリすべきだったかもしれない。

G2 バンチュー、Doomsdayと通ったので、コレカウンター無いかパイロだけでは?と思いオールイン。
ブレスト消されるのは仕方ない。
アンリコを通しに行ったらアンリコを合わされて負け。
この盤面ならフラスターではなくMMsを積んでおいてケアしておくべきでした。
もしくは積むだけ積んでターンを返し、相手側が終了ステップかアップキープにフェッチを切ってくるので、スタックしてブレストからWillを構えるべき状態でした。
完全に自分のケアレスミスです。


結果

3位抜け、2位でした。
いつも調整に協力してくれるDoomsdayサーバーの面々と大会主催者に感謝。

2Killの魅力に抗えなかった自分が本当にダメ、プレイミスが目立って本当に悲しい。
年末年始は次の神挑でも勝ち残れるように修行します。

活躍の場を作れなくて本当に申し訳ない。


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