おかえりぃ!

その一言につきました。

本日、JリーグDivision2開幕戦 町田ゼルビアvsセレッソ大阪戦をゼルビアのホーム、町田陸上競技場に見に行っていきました。お目当ては柿谷曜一朗選手。2014年7月にスイスのバーゼルへ移籍しましたが、今シーズンからセレッソ大阪に復帰、今日が公式戦初戦となります。しかもキャプテン。

スイスでは出場機会に恵まれず、志半ばで帰国とも受け取られがちですが、ファンとしてはとにかく試合に出てくれればどこでプレーしても構わないと思っているので、単純に歓迎でした。それでも本人の心境など考えると手放しで喜んでいいのかなぁという気もしていて、この日、実際にプレーを見たらどんな気持ちになるのかなぁという思いでスタジアムに向かいました。

前半はポジションも右サイドハーフのポジションだったせいか、攻撃にもうまく絡めず、守備も危なかったしくて「うーん…」と思っていたのですが、後半ポジションが中央に変わってからはだいぶ動きもよくなり、少しずつ以前のようなプレーが見えるようになってきました。

そして試合後半、GKのキム・ジンヒョン選手からのロングパスを受けた時、ザワっとした感覚を思い出しました。そうだ、これだよね、と。その後も前線の選手同士での細かいパス交換やDFやキーパーに防がれた惜しいシュートやアシスト未遂になったパスなど、らしいプレーが見られるようになって来たのですが、なぜか涙が出そうになったプレーはオーバーラップしてきた丸橋選手にスルーパスを出した時でした。ちょうど目の前だったこともあるのですが、思わず心のなかで「おかえりぃーー」を叫んでしまいました。なんであのプレーで?と自分でも不思議だったのですが、それまでちょっとモヤっとしてた気持ちもすっかり晴れて、目の前で試合が見られることを心底嬉しいと思ったのでした。ほんとに見に来てよかった。これからもどんどん楽しませてくれることを期待しています。


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