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往復所感 Vol.2 U⇒S
お返事が届いたら書き出し文をどうしようか、
五月雨に潤う入梅の候……などよさそうだ、などと考えていたら
もうお返事が届いた、だと……?
最上川か!!
(注釈:五月雨をあつめて早しとは言ったものでございますね)
ボケを解説するのはなかなか恥ずかしいけれども、
そうでもしないとお返事が来たことに浮かれてしまいそうなのである。
いやもう浮かれているんだけれども。
元来、わたしは筆まめな人間ではない。
友人に送る小包の、一筆さえ億劫がるほどのむしろ筆不精である。
ひとつには、生来からの癖字で自分の字がきらいだ、ということもある。
しかし、一番の大きな理由としては、とりとめがないからである。
伝えたい、と思うことを
『ピンポイントに伝える』ことがアホのように苦手なんである。
ああ、あのことも言いたい、
こっちの話題もよろこぶかもしれない、
だが、時節柄この件にも触れておきたいし……
などと思ってまごまごしているうちに、手紙を出す時期を逃してしまう。
まとまりのない手紙など、誰がもらって嬉しいだろう、と
卑屈になって放り投げてしまう。
sugamariさんのお返事の中ですごいと思ったのは、ここだ。
ブログ(既に閉じたやつ)をきっかけに数年前からライティングの仕事もするようになったけれど、思えば私の文章の根本は文通にあるのかもしれない。
結構な長文を読んでもらうので相手に
「読みやすく」「わかりやすく」
書きたくなるし、ストレスなく最後まで一気に読める工夫も凝らしてきた。
相手のことを考えてお返しをする。
創意工夫をする。
相手へのリスペクトがきちんとあるからこそ、
きっとsugamariさんの『文通』は続いてらっしゃったのだろう。
相手へのリスペクトは、相手への興味関心と言っても差し支えない、
とわたしは考えている。
それがなければ、相手の伝えたいことを汲み取ることはできないのだし、汲み取って打ち返してくれるからこそ、わたしのような凡人は「聞いてもらった」感覚に包まれて満足するのだ。
そしてまた、凡人なりに返事を認めたくなるのだ。
前回も書いたが、イベントにおけるDiscordでの多くの方々への返信は、相手に興味を持ったうえで「読みやすく」「わかりやすく」伝えることができるsugamariさんの強みの証左なのだと思う。
しかし、さらっと書かれているが、これがなかなかどうして難しい。
難しいからこそ、「伝える技術」や「まとめ方」のスキルについての本や動画、noteもまたそうだと思う--が発信され続けているのだと思う。それを必要とする人が、それだけたくさんいる、ということだから。
sugamariさんはいったいどうやって、このスキルを身につけたのだろう。
気をつけていることや、意識してやってみたこと、なんでも良うございます。或いは、なんにもなくても、それはそれで構いません。
ぜひお聞かせください。
小耳に挟んだところ「sugamariさんは3人いる」説がまことしやかに囁かれてもいるのですが、もしかしてご自宅に奇天烈斎様がおいでになったりしていませんか、ご自身を増殖させるロボットががもしや……と思ったりなど……
おっと、混ぜるな危険。
わたしは「はじめてのチュウ」がうっすら記憶にあるかないかでして……しかし歌に元ネタがあると知ったときの驚きたるや。
涼やかな紫陽花のお礼に、何かこちらからも涼やかな写真を……
と思いましたけれど、あいにく食欲の暴発におけるOPEN THE FU・TA!!
……のあとの、pinoのチョコミントアイスの画像しかございませんでした。右端のあたり、慌てて戻した形跡がございますけれども、それも愛嬌と思ってご笑伴いただけましたらば幸甚にございます。
うな 拝
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