愛おしい
こんにちは、りこです。
今日は、婦人科に行った時のお話しです。
診察
「うすいねぇ」
おじいちゃん先生がボソッと言った。
健診で卵巣が腫れていると言われてから、定期的に通っている婦人科。何週か前に予約をして行ったのに、4、50分待たされてからの診察。
この暑いなか急いできたのに、もうちょっとゆっくり来ればよかったかな。大汗かいて、落ち着いたからまぁいっか。病院はそんなもんだよね。
診察室に呼ばれ、すぐに内診すると言われ内診台に案内される。椅子が回転しながら足が開くタイプだ。春にむりやりマラソンをしたせいで、股関節を痛めた私にはちょっとキツい。
そしていきなりの「うすいねぇ」発言。
卵巣のことを話す前に、子宮の厚さのことを言った。
「あぁ、もう生理こないね」
そんなこと今言わなくてもいいのに。
フェードアウトして、終わったんだな……と思いたいじゃん。毎月、順調に生理がきていたのが、この一年で狂いはじめたから、もうそろそろかなと感じてはいたのよ。婦人科でそんな宣言ってされるのかな。
そうよ、3か月もきてないからね。(まだ3か月! )手をパシッとして「はい、おわり〜」って言われた気がしてね、心がざわついただけなんだけどさ。。。閉経は1年こなかったらじゃなかった?あなた前回、私にいったわよねー。
ありがとう
軽いPMSはあったけど、生理痛もそれほどツラくなく周期も安定していた。若い時は、なくなればいいのに、なんて思っていた。だけど、もう終わりと思ったらなんだか寂しい。
13歳の時にはじまり、今50歳。そうか……約37年もの間がんばってくれていたんだねぇ。内膜を厚くしては卵子が着床しなければ、生理として流れて……を、ずーっと繰り返してきてくれたんだよな〜。
妊娠継続して出産することはできなかったけど、ひたすらがんばってくれていたんだよね〜。いろんな事があったよな〜。涙が出るよ。昔、不妊治療で無理やり卵子を出したり、内膜を厚くしたり、ホルモン注射やらなんやらして卵巣や子宮を酷使させたなぁ……。
大事にしていなかったね。
初めて自分をギューっと抱きしめたいと思ったよ。自分を大切にしないと。もっと自分に向き合い、心の声、体の声を聞いていかないとだ。
「ありがとう」
ここまで健康でこられたことに感謝。自分だけでなく夫や両親、友達、今まで関わってくれた人にも、感謝しなきゃね。これからの人生、そうやって生きていかなきゃ。
こんな事を考えるってことは、気づかせてくれた、あのおじいちゃん先生にも感謝するべきだわね……。
体のことを考えて、暴飲暴食やめます。カップラーメンも控えます。マラソンをがんばり過ぎません笑。軽い運動にします笑。仕事も無茶して働きません笑。いつまでも心地よく、体が喜ぶ事をして生きていけるように……無理をしないで、私らしくね。
じゃあ、またね!!
あ、卵巣はまだ様子見でした。半年後にもう一度。
自然に閉経をむかえる私にモヤモヤする方もいるかもしれません。気分を悪くさせてしまっていたら、ごめんなさい。
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