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大好きなお店

 私は中華料理が大好きでよく通っている一押しの中華料理屋さんがあります。

そのお店の従業員はそれはもうベテランのようでして、もう5年ほど通っているのですが、恐らく、開業からずっと働いているのでしょう。なにが好きなのかというと、昔ながらの雰囲気です。お世辞にも綺麗とはいえる内装ではありませんが、一人で行く場合はカウンターに通されるので、目の前で調理している姿が見えます。

 店に入り、人数を伝えるとカウンターへ案内される。メニューが3冊ほどしかないので年期の入った冊子とお冷を持ってきてくださる。目の前でいつもの焼飯を注文(たまに皿うどんやちゃんぽん、麻婆豆腐、etc.)。注文が入ると注文内用を大声で狭い店中に発信、オーダーが耳に入るとすぐさま目の前で調理が始まる。これも年期の入った中華鍋に棚に用意された調味料を右から順番に入れていく。もちろん目分量です。迫力のある高火力でよい音を奏でながら作っている様子に見とれていると、中華スープを先に出してくれて、ものの3分もしない間に熱々の焼飯が到着。それはもう至福の時です。あまりゆっくり料理を楽しむというよりかは回転重視のお店で、もくもくと食べ進めていきます。食べている時も注文は飛び交います。出来上がりがすべて目の前で見れるので次はあれを頼んでみようかなとか思いながら毎回焼飯です。大好きなものを食べている時は辛かったことも忘れられます。

 ああ、また食べたくなってきた。正月太りしたのでしばらく我慢します。

自分の病気や精神面の勉強のために使わせていただきたいと思います。