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夏の養生とお灸治療〜土用丑の日ニッポンの歴史編

神戸御影鍼灸院
unはさみとおきゅうときどきおはり【アン】
夏バテしない身体作りと夏に強い胃腸にしていくために!!
今回は夏の養生とお灸とセルフケアのツボのお話しです!
食欲が落ちるこの時期、本当に何をしてもダルいですよね。
それこそたくさん食べましょうと言いたいところですが、そうはいってもなかなか難しいです。

しかし、エネルギーを補充することができなければ、全ての生き物は死んでしまいますから…。
ではどうしましょう…。
ってな感じのダークなお話しではありません(笑)

日本韓国中国、それぞれに夏の養生を重んじた風習があるのはご存知ですか?
今回はそれについて書いていこうと思います☺︎

まずは日本の風物詩であるウナギ
そう〜土用丑の日について歴史をふまえて書いていきますね〜!
まずは江戸時代のお話を。

《日本でお馴染みの風習》
そうそう夏の食の大イベント!!
私も大好きなウナギの季節がやってきました!

土用丑の日、2024年は7月24日(水)、8月5日(月)になります。

土用丑の日って皆さん、夏限定のイメージがありませんか?
実は夏だけの特別な日ではなく、年に6回もあるんですよ。
なぜ夏にうなぎを食べる風習になっていったのか?ではではそれを知るために、日本の歴史をみていきましょう。

《土用丑の日の起源》
土用丑の日にうなぎを食べるようになった起源とされる話でよく知られているのは、
江戸時代中期
平賀源内が鰻屋の店主にウナギの売れ行きが悪いからどうにかならないかと相談されたところ、商業用に【土用丑の日はうなぎの日】と看板に書いてかがげるよう店主に促した』
そこから土用丑の日にウナギを食べる風習が始まったとされる説が有名です。

この平賀源内という人物、本草学者、地質学者、蘭学者、医者、蘭画家、浄瑠璃作者、そしてびっくり大発明家でもあるすごい人物なんです!
学びと創作を楽しんだ人物だったと想像します。

もともと日本には『土用丑の日には【う】のつく食べ物を食べて精をつけ、無病息災を祈願する』という言い伝えがあり、
平賀源内はこの昔からの慣わしを上手に使った商業戦略だったんですね。
詳しくは諸説あるそうですが、面白いですね。

関西の皆さん、この平賀源内というすごい人物、どこの出身かご存知ですか?
そうこの方、香川県のさぬき出身なんですよ。
うどんも【う】のつく食べ物ですし、
夏が快適に過ごせる地域なのかもしれませんね。

今回は江戸時代中期のお話を書いていきましたが、最後に、食欲の落ちやすいこの時期の胃腸の調子を整えるセルフケアがあります。
お灸のツボ 『足三里』

足三里のツボ

膝のお皿の外側のくぼみ下方から指4本分下にあります。人差し指をそのくぼみから優し〜く、軽〜くフェザータッチで下の方にスーッとスライドさせてみてください。
指がピタッと止まるところが必ずあります。
そこがあなただけの『足三里のツボ』になります。

ピンポイントでお灸することで効果が高まりますので、ぜひ楽しみながらトライしてみてください!

次回は江戸時代から少し遡った奈良時代のウナギと夏の養生と夏の胃腸ケアに使うツボについてのお話をしていきます。

また次の回に紹介するツボと合わせてお灸をすることで、最強の夏の胃腸を整える養生のツボになりますので、楽しみにしていてください♡

夏バテの胃腸不良や夏のだるさやむくみなどが気になる方、ぜひ夏の鍼灸治療でお身体を整えて、快適な夏休みにしてください。

詳しくはホームページ、インスタグラムをご覧ください。

https://www.instagram.com/un_mikage?igsh=bDd4dWR4dDFnNHJt&utm_source=qr

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〒658-0047 兵庫県神戸市東灘区御影1-22-9 ザ・シティ御影1F
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海に向かって下っていただき、山手幹線沿いを西にお進み下さい。
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